ニコニコしながらこの文章を書き始めようとしています(^_^;)。とても楽しいイ ベントライブでした。では、もったいぶらずに報告といきましょう。
日時:1994/06/25 19:00〜 21:00〜
場所:青森ASIA(青森市本町4-1-20 tel.0177-35-4802)

 この日は朝7:00に出発。8:00の新幹線−特急はつかりで、青森着が12:53でした。 このまま乗っていれば北海道に行ってしまうんだなぁ、と感じながら青森の町へと 繰り出しました。
 まずは場所確認。予めBLESSから聞いていた住所を頼りに番地を追っていきます。 メインストリートから海側に外れ、しばらく歩いてもまだまだ着きそうにありませ ん。最後の通りを過ぎたらもう海しかないぞ、もしかして海の向こうか?(^_^;)と 心配しながら通り沿いに行くと、目的地 ASIA がありました。表に出ている看板に は「PARTY HALL」と書いてあります。これを見て、何故19:00から2ステージのイ ベントになるのか納得できました。当初はデパートなどを予想していたもので、ど ういう場所かというのが一番の気がかりでした。お店の前の壁のあちこちにLaLaさ んのチラシが貼ってあり、とりあえず一安心。ところが、よく見ると前売り\3,000-、 当日\4,000-とか書いてあります(^_^;)。同然と言えば当然ですが、これは予想外 の出費か?とちょっとあせってしまいました。準備中のお店に入り、掃除をしてい た店員さんに当日券のことやステージについて伺い、開場の18:00まで間があった のでその場を後にしました。
 これまでずっと「青森に大学時代の知り合いはいないか?」と考えていて、連絡 先のわかる人が誰も浮かばなかったのですが、よく考えたら高校時代の友人が弘前 大学にいることを思いだし、いきなりではありましたが電話してみました。青森ま で出てきてくれる、しかもLaLaさんのライブも見てみたいということで、一人で青 森を歩き回る予定から、青森を案内してもらう予定になり、結局は海の近くの公園 でずっと音楽談義に花が咲く、という結果になりました。
 開場時間も近くなったということで、ホテルのチェックインを済ませるとすぐ会 場に向かいました。

 会場に着くと、お店の中にLaLaさんの姿が見えました。すぐに気が付かれたよう で、表まで出てきて下さいました。LaLaさんの第一声「えーっ?何で?どこから来 たの?」でした(^_^;)。文字どおり目を丸くして驚いている様子が「してやったり」 という気持ちにさせてくれます(^_^;)。そういえば仙台のイベント(?)の時も、同 じようなことを言われた記憶があります。
 友人を紹介した後でちらっと話をしたのですが、「山形でいろいろイベントがあ ります。私、本籍が山形なんです。米沢市。」このことを聞いたときの気持ちをう まく言い表せませんが、いろいろな意味で「衝撃!」という感じでした。
 「一人で来たんですか?」と聞くと、「マネージャーと一緒」というお答えでし た。仙台の一件は「内職じゃないよ。事務所のみんな知っていたんだから」とも おっしゃっていました(^_^;)。LaLaさんの姿は黒いTシャツ(?)でした。

 お忙しいようでLaLaさんはすぐに中に入ってしまわれましたので、そのまま表で 開場を待つことにしました。店内の様子を見てみると、白いテーブルクロスで飾ら れていたりしていて、「PARTY HALL」という名前もあるので、普段着で行った私は もしかして場違いか?と心配していました。また、お店の入り口にある大きな鏡に 今日のライブの案内が書かれていました。
 開場までの間に友人にLaLaさんのCDを見せたりしていたのですが、LaLaさんの音 楽に関する情報を何一つ与えていないのに「なんかブラコンっぽいね」と、いきな り核心を突くような男です。彼自身曲を作ったりする男でして、邦楽と洋楽の境界 付近を聴いているヤツです。
 開場時間が近付くにつれ、何故かおばさんが多数訪れます。いよいよもって場違 いな雰囲気になってきたなぁと思いつつも、入ってしまえばこっちのものと覚悟を 決めていました(^_^;)。  カラオケルームはもちろん何ヶ所かにテレビのモニターがあり、間仕切の上のカ メラの映像をどこからでも見られるというものでした。
 当日券の人は図で言うところの客席3かカラオケルームということで、折角並ん で待っていたのにほとんど意味がありませんでした。私と友人は客席3のところに 座ったのですが、そこからカラオケステージの様子は直接見えません。お店の人の 話によれば「ステージはありません。あちこち歩き回ります」ということだったの で、見辛いけれどもそこは我慢せざるを得ませんでした。
 料理はバイキング形式で、カウンターではビール・ウイスキーを始め40種類ほど のカクテルが飲み放題。客席1、2は前売りや招待客でほとんど満席で100人強の が入っていました。かなりの数のおばさんがいて、若い人もそこそこ入っていまし た。
 私が席を外しているときにLaLaさんが通ったらしく、友人の話によれば「こんな 場所でいいの?」と言われたそうです。
 19:00になったところでLaLaさんのステージが始まります(やっと本題突入(^_^;))。 司会の女性の紹介後、現れたLaLaさんは真っ白い衣装でした。トイレの入り口付近 には宮内さんが厳しい目でステージを見ています。

 1. ???(マドンナの曲)
LaLa(以降L):どうもありがとうございました。初めまして。LaLaです。
司会(以降司):あちこち忙しいでしょう。
#カラオケステージ側とカウンター側とに挨拶。
L:大丈夫。体育会系の歌手だから(笑)。
司:今晩は。
L:今晩は。改めまして。
司:さっき11月にデビューしたって話したんですけれども、皆さんびっくりしてい
  るのはポスターと随分ガラッとかわったなぁって。
L:そう。あのポスター見ました?ここだけの話しだけどね、ウルトラマンに似て
  るって言われてたの(笑)。
司:笑っていいのかわからない…(笑)
L:いいの。笑っていいの。髪の毛伸ばしてさ、「私っていいオンナでしょう?」
  みたいなポスターでしょう?
司:(客が)うんうんって言ってる(笑)
L:ちょっと私と違うんで、実物の私はこういうボーイッシュな感じで。「私の弟
  のお嫁さんにどうかな?」と思うでしょう(笑)。いい仕事するんですよ(笑)。
  それで髪切っちゃったんです。
司:そのために切ったんですか?
L:聞こえはいいですけどね。
司:でもやっぱりいいおんな…
#照れてるLaLaさん

司:楽屋で話ししたんですけど、全然変わりません。このまんま…。
L:今日はうれしい!
司:でしょ。
L:私、今までに青森に来たことなくて。青森の人ってみんな津軽三味線弾けるん

  でしょう?(会場大爆笑) 司:どう返事したらいいんでしょうね。 L:でも「たしなみ」としてちょっとはやったことありますよね? 司:無い…。 L:ウソー!それはちょっと困る。私の中の価値観がちょっと崩れさる。だって、
  みんな弾けるでしょう? 司:弾けないですよぉ。 L:私が小学校で習ったのはハーモニカ。でも、津軽の人は三味線習うって。 司:音楽の時間に?…変わった方ですねぇ。 L:それはちょっと勘違いだったかもしれない… 司:ちょっと勘違いですけど、どうですか?お会いして。青森の方。 L:キレイ(笑)。林檎食べてるからみんな。肌が違うもん。 司:でしょう。 L:私の方がちょっときれいだけど(笑)。 司:ご出身はどちらなんですか? L:あのね、埼玉県出身なんだけど親戚の本籍が山形なんで、青森の人の喋りを聴   いているととっても懐かしい感じがするの。 司:大丈夫? L:全然平気。 司:応援するときは津軽弁でどんどん、「けっぱれー」とか応援してあげましょう。 L:何?なんて言ったの今?…いい、知らなくていい。 司:「けっぱれ」って「頑張れ」っていうことなの。 L:ホントに?そしたら「けっぱれ」って言われたらもっと頑張っていいってこと? 司:うん。そんで「もっと頑張れ」っていう時は「とんづー(?)」って言うがらさ   (会場爆笑)、そんどきはもっと… #司会のお姉さんも自然に津軽弁になっていく(^_^;) L:なにー??? 司:これ一個喋るとあれだから… L:バイリンガルみたいですね。 司:こっち(カウンター側)の皆さんもちょっと見てみたいでしょう。 L:こっちはまたきれいでいらっしゃって。 司:こっちは(ステージ側)どうすんですか? L:そっちもこっちもきれいだし。 司:言葉って難しいですね。 L:こっち(カウンター側)はアダルトな感じ? 司:年は若いけど。 L:友達みたいな感じ?あっちはお姉ちゃんみたいな感じ? 司:ASIAを楽しんで下さってすごくうれしいですよね。 L:こんな素敵な場所があったなんて、ちょっとカルチャーショックだった。 司:青森が気に入ってもらえてよかったわ。 L:また次に来ること決めましたから。 司:もう決めたの?…じゃ、決めた曲、2曲目を聴かせて下さい。 L:あ、2曲目?ちょっと選曲間違えちゃったみたい、私、次唄う曲。ピチカート   ファイブの曲をちょっと唄おうかなと思って。丁度夜の7時だからね、7時に   合わせてと思ったんだけど、ちょっと…もし嫌いな歌だったらゴメンね。 司:大丈夫ですよ。はい、じゃお願いします。 2. 東京は夜の7時(ピチカートファイブ) #間仕切の周りを回るだけでなく、客席内にも入って行って唄ってくれます。 L:何で選曲ミスかって言うと、今の歌詞の中に「待ち合わせのレストランはもう   ツブれて無かった」怒られちゃうかなって思っちゃって。でもすごいおいしそ   うじゃない。ハイエナのように喰っちまいましたね。でも、残さず食べないと   ダメですよ、怒られちゃいますからね。バイキングですけど。 L:今日は土曜日ということで、デートですか?(お客さんにインタビュー(^_^;))   2人でデートですか?デートキャンセルしてきてくれたの?(何故かなまって   いる)ありがとう。あのね、あの辺(客席2の後ろの方?)のグループの女の   人とあっち側(ステージ側)には、150人くらいきれいな人がいたから、よかっ   たら行ってみて。 L:ということで、私は今マドンナの歌とピチカートファイブの歌を唄ったんです   けれ、自分の持ち歌もあります。去年デビューしたばっかりなんですけど、そ   の歌をですね、皆さんに、ぜひ、ぜひ聴いて下さい。聴いてくれます?イェーイ!   拍手もしてくれない(笑)(反対側のブロック?)…もう一回行ってくるから。   皆さん、私ね、自分のデビュー曲をやるんですけど、ここでやりますから聴い   てもらえます?ありがとうございます。ということで、シングル曲の「胸が痛   くて」という曲とアルバムの中に入っている「このせつなさ紙飛行機に乗せて」   という2曲を続けて唄わせて下さい。よろしくお願いします。 3. 胸が痛くて #とてもよい出来だったと思います。安心して聴いていられます。 L:ありがとうございます。続いて「このせつなさ紙飛行機に乗せて」聴いて下さい。 4. このせつなさ紙飛行機に乗せて #ちょっとフラット気味でした。とはいえ、この1曲を聴けただけでも充分満足し #ています。お店の天井が比較的高いので、まさに空に抜けていくような感覚にと #らわれます。 L:どうもありがとうございます。もう、優しいんだから…。こうやって皆さん好   きだから聴いて下さって。うれしい。なんか親戚みたいな気がしちゃった(笑)。   それは言いすぎ?(笑)   こんなきれいな街…いいですね。こちらの女性の方、すごいお茶目なの。多分   私の曲を全然知らないはずなんだけど、口ずさんで唄ってくれるの(笑)。とっ   ても優しい方なんです。ありがとうございます。   誰?何?何がこの街はとっても素敵なんですか?急にシャイになっちゃって。   とってもなんかちょっと、東京にお土産で連れて帰りたい感じ(笑)。   本当にどうもありがとうございます。   食べてますか?もう締めくくっちゃうんですか?じゃ、ケーキまで食べた人は   また、中華料理から始めて下さい。そして最後にまたケーキをね。なんかちょっ   とおなかすいてきちゃったけど、そんなこと言ってられない。   折角皆さん聴いて下さったんですけど、1回目のステージは次の曲でラストに   なります。また英語の曲なんですけど、とっても有名な曲を唄いますので、聴   いて下さいね。お贈りする曲は、ホイットニーヒューストンの「全てをあなた   に」という曲です。よろしくお願いします。 5. 全てをあなたに(ホイットニーヒューストン) #完璧です。うますぎます。唄に力があって抑揚にもメリハリがあるし、ここまで #唄える人は少ないでしょう。 L:どうもありがとうございました。また後で。  約30分のステージでした。  そのままLaLaさんはすぐに控え室の方に向かわれました。この後19:45からビン ゴ大会になったのですが、賞品が「ボトルキープ券」とか「次回のカクテルパー ティー招待券」とかでした(^_^;)。他にも多数賞品があり、少なくとも最後には、 ティッシュがもらえたようです(^_^;)。  2ステージ目が20:15からと思っていた私は、続々出てくる賞品に、いつになっ たら終わるのだろう、と心配していました。お店のチケットには21:00から2ステー ジ目ということで、それまでここぞとばかり飲んだり食べたりしてました。  2ステージ目に入ります。司会の方の前振りは省略。黒い衣装での登場です。 司:さあ、それではLaLaさんです。どうぞ! 1. ???(???) #これも洋楽なんですが、私はよく知りません。音域の広さを見せつけてくれます。 #間奏後のサビの出だしを間違えたようだったのですが、そういう曲なのかもしれ #ないと思うほど、自信たっぷりに唄っていらっしゃいます。 L:どうもありがとうございます。イェーイ!初めまして。さっきからいてくれた   人、どうもありがとう。LaLaです。よろしくお願いしますぅ。ということで、   皆さん、ゆみこさん(司会の女性)のように私も1回だけ言わせて下さい。   「ハイ皆さん最初はグー」(笑) #ビンゴの時の物まねです。「最初はグー」がお気に入りのLaLaさん。   で、「色の着いていないティッシュは安心して使えます」っていうのが、陰で   聞いていてすごくおかしいんですけど(笑)。   すごいたくさんの人ですね。私は7時からステージをやらせていただいてです   ね、皆さん全ての方が津軽三味線を弾かない、ということを学習した訳です(笑)   ということで、ちょっと恥ずかしいんですけど。   さっきいなかった方で、今から登場という方?…あっ!ここのお二人がそうで   すね。今日は何ですか?お誕生日なんですか?デートなんですか?本命なんで   すか?(笑)愛してるって。よかったねぇ。   こちらは?グループ交際ですか?ホモなんですかー。(笑)私、最初ここに来   たときに「青森の人はシャイで話してくれないから」ってゆみこさんが教えて   くれたんですけど…ホモなんですかー(笑)。ごめんなさい気が付かないで。   こっち側(カウンター側)ちょっと静かですけどね。さっきはいなくて、今か   ら来たっていう人いますか?さっきいらっしゃいましたよね?食べてらっしゃ   います?あの、この三角関係はどういう三角関係なんですか?(「トライアン   グルです」という答えに笑ってごまかすLaLaさん)。どちらかに決めなくちゃ   ならないときは、一人私の方で面倒見ますから言って下さいね。   ということで、これから30分間お付き合いいただきます。私はL・A・L・A   と書いてLaLaといいます。でも日本人です。どうぞよろしくお願いします。   ということで、愛し合っているあちらのホモのお二人、それから恋人の二人も   いらっしゃいますので、ちょっとロマンチックな曲を唄っちゃいたいと思いま   す。また英語の歌でごめんなさいね。「If we hold on together」というダイ   アナロスの曲なんで、気分が乗ったらそこでチューして下さい(笑) 2. If we hold on together(ダイアナロス) #パワフルな前の曲に対して、すごく優しい感じで唄ってくれます。ますます聴か #せてくれる、という印象です。 L:いらっしゃいませ(笑)。ダイアナロスの「If we hold on together」を聴い   ていただきました。 #この辺りで帰る人、この辺りから来る人と、出入りが結構あります。 司:うっとり聴いちゃいましたね。 L:皆さんご存知ですか?ゆみこさんにはあだ名があって「まんぞう」さんって言   うらしいんですよ。 司:私の知らない内にあだ名が付いたんですか? L:「最初はグー」って感じで。 司:LaLaさんってすごい面白いですよね。何を手に持っているんですか? L:もらったの。「うまさへ」って書いてある(ビンゴの賞品の煙草)。 司:外れちゃった人がもらえたヤツ? L:あ、そうなんですか。よかったでしょ。ありがとう。あ、電話番号が書いてあ   る!…嘘ですよ(笑)。 司:私はこれを持っていました。 L:ジャジャジャーン 司:これは「もう愛をはなさない」というCD! L:そう、決して私が二人いるわけじゃないんですけ、よく見づらいかもしれない   んですけど、二人が写っているんです。で、これは五味美保っていう女のシン   ガーソングライターなんですけど、私のお友達、お仕事も一緒にやるけど仲が   良いんです。あんまり二人が仲いいんで、声も合うっていうことで、moonとい   うグループで出るんです。 司:出るんですね、このCDが。で、何日の日に? L:6月29日。 司:と言いますと、今日が26日でしたっけ?25だ。時差ボケかな。ていうとやの明   後日の明後日? L:そう、これが店頭に並びます。 司:じゃ、すぐ行かなきゃいけませんね。 L:一人1枚、1枚は聴くように買ってもらって、1枚は見るように飾るように買っ   てもらって、で家宝にしていただきたい。 司:これは一枚千円ですね。そして何とカラオケまで付いているようですよね。 L:そうなんですよ。で、ちょっと髪が長いですけど、皆さんは実際LaLaに会って、   実は髪がサルのように短かったと…。 司:顔はウルトラマンに似ちゃったっていう…。そして、この他にもアルバムを出   されるということですよね。 L:そう。7月の20日にアルバムも出ますので。 司:何曲収録されているんですか? L:12曲 司:どんな感じ? L:あのね、全曲愛に溢れてますよ。 司:じゃ、こちらのホモさんのような感じの。 L:そうです。もう絶対聴いて欲しい。ホモには欠かせないアルバムですから…。 司:ノーマルな愛でもいいけれども。 L:ノーマルな方でもいいけれども、ホモにはぴったり。 司:聴いてみないとわからないからすごい楽しみ。アルバムは7月20日ですね。 L:そうです。 司:何かmoonとしてラジオにも… L:そうなんですよ。ここは北海道はFMは入んないの?入る?じゃ、聴ける!7月   頭からですね、番組やりますので。夜中、「本町通りのベティにささぐ」とい   う、夜中1時からやっていますので。絶対青森ネタを喋るから。 司:本当に?絶対喋ってくれます? L:3回目から喋りますから、聴いて下さい。 司:3回目から絶対青森県のことを喋ってくれるんですって、ASIAの夜を。よかっ   たぁ、ラジオに出れるんですよ、みんな。 L:間違えちゃった。出れるわけじゃない。 司:あ、そうですか。楽しみにしたいですね。じゃ、皆さんCD買いに行きましょう。 L:それじゃ、この新曲をホントは二人で唄うんですけど、今日は予算の関係で一   人で来ました。 司:私が唄えるといいんですけどね。それじゃお願いします。 L:今日は一人で唄います。「もう愛をはなさない」聴いて下さい。 3. もう愛をはなさない #今回初めて聴かせていただきました。どこかで聴いたようなメロディーではあり #ますが、軽快なリズムがとてもいい感じです。私の好きなタイプの曲で良かった #と思います。 L:ちょっとけっぱってみました。 司:けっぱるの意味わかりました? L:こういう意味?(司会の女性の服をつまむ)…引っ張る? 司:頑張るっていうことですよ、もう。でもいい曲ですよね。 L:ありがとう。 司:すぐ覚えれそうな感じで。口ずさんでましたよ。 L:私、このお姉さんも東京に連れて帰るんだ。さっき決めたの。この人とあの人。 司:荷物になると思いますけど、どうぞよろしくお願いします。 L:あぁ、もう大丈夫、大丈夫。ということで、皆さんは休みの日とかはこの辺は   何して遊んだりとか、どういう風に過ごしたりするんですか? 司:買い物に洗濯? L:またぁ、嘘でしょう。(笑)何かして過ごします?やだぁもう。 司:急に皆さんシャイになって。 L:何話してんの?ねえ、結構美形だよね。休みの日とかここら辺でお勧めとか、   「LaLa絶対ここ行ってから帰りな」っていうところあります?何かね「竹の子   取って帰んな」って言われちゃったの。 司:LaLaさんは休みの日とかは何してるんですか? L:私、休日はね、趣味があるんですよ。趣味がね、人の家の猫を勝手に連れてき   てお風呂に入れることが趣味なんですよ。そうするとね、よそん家の猫だから   発狂しちゃうのね。 司:そりゃそうですよね。 L:ギャーって言って。だから「いい子だからね、いい子だからね」って。 司:いい子になれないと思う、普通。 L:で、きれいに拭いて乾かして、また帰してあげるの。 司:親切なのかどうなのか良くわかりませんが。猫が好きなんですか? L:そう、大好きです。動物とかね。 司:そういえばさっき家の猫がいなくなったって騒いでた人いましたよ。LaLaさん   ですね? L:ホントに?猫すきなの? 司:変わった趣味持っているんですね。引っかかれたりしません? L:私はね、猫と喋れるからそんなに引っかかれたりはしないの。嘘だと思ってい   るでしょう。猫と喋れるんですよ。ホントホント。 司:どんな風に話すんですか? L:例えばね「触るな」とか言われるのが解るんですよ。「さわるな」って何てい   うの?さっき猫がいてね、触ろうとしたら、「さわるな」って。 司:でも、猫と話せるなんてトトロの世界にいるような人ですね。 L:みんなほら、私のことを家に連れて帰りたくなったでしょ。でも、私は本当に   青森が初めてだったんですよ。しかもCDを出してから、こういう風に一人で   外に唄いに来るということは、本当に3回目?すごい少ないの。でね、本当は   とってもドキドキしてたし、もしかしたら青森の人はメチャメチャ意地悪で(笑)   「何あの子?どこがいいの?」ってやられるかもしれないかと思って、最初は   緊張してたの。だけど、すごっく優しくしてもらえたでしょう。で、やっぱり   不思議なもんで、皆さんも「この子、写真だと気取ってるけど、本当に会った   らいい子じゃない」って思うように、私も同じように思って青森が大好きになっ   てしまいましたんで。本当にどうもありがとうございました。今日は本当に。 司:こうして気に入って下さった青森の皆さんへ歌の方を。 L:ほとんど時間の方が少ないんですけど、私の持ち歌を、2曲。1曲はアルバム   に入っている曲で「雨のハイウェイ」という曲です。空港に関連する曲なんで   すけど。それからもう1曲はさっきのステージで聴いていただいた私のシング   ル曲で、「胸が痛くて」という曲を2曲聴いていただきたいと思います。ぜひ、   私のことを覚えといて下さいね。(お客さんから声がかかり)ありがとう。食   べてる?全然違いますね。それでは聴いて下さい。 4. 雨のハイウェイ #安定した歌唱でした。 L:どうもありがとうございます。では、お別れに「胸が痛くて」を唄わせていた   だきます。みんなの気持ちの中に残れたらいいなと思ってます。忘れないで下   さいね。 5. 胸が痛くて #ちょっと歌詞を間違えてましたが、普通の人は気が付かないでしょう(^_^;)。音 #程も少しずれていて、1回目の方が良かったと思います。 L:ありがとうございました。えーっとですね。全然…どの方にも、皆さんに差し   上げたいんですけど、今日あいにく2枚しかないので、テレホンカードをこち   らの方1枚、こちらの方1枚、私のテレホンカードなんですけど、差し上げた   いと思います。で、あの…こちらが、もういいですか、皆さんに差し上げたい   んですけど… #例の東京にお土産で連れて帰りたいと言っていた人にプレゼント。 L:今日は本当にありがとうございました。LaLaでした。  ここでステージは終了しました。21:30頃だったと思います。その後しばらくして、 着替えの済んだLaLaさんが何度か行ったり来たりしていましたが、その横にはしっ かりと宮内さんが付いていました。また、宮内さんが店内からどこかに電話をされ ていたのですが、この電話がアンティーク(外観が)なものでカードが使えないた め、何度か往復されていました。  お店の支配人らしい人とカラオケルームBに入ったLaLaさんらは、宮内さんがせっ せと運んだ料理を食べていたことでしょう。そして、23:00頃LaLaさんらはお店を 出て行かれました。終演後は特に話をすることは出来ませんでした。
 全体の感想ですが、LaLaさんはいつも笑っている、という感じでした。本当にう れしそうに唄ってくれます。サービス精神旺盛で、唄いながらお客さんに料理を取っ てあげたり、空いている席に座りながら唄ったり、握手しながら唄ったりと、会場 内をところ狭しと動き回ります。  カバー曲もオリジナルに負けないくらいの出来で、改めてLaLaさんの実力を聴か せていただきました。  何といっても遠目ではありますが、moonのシングルジャケットを見られたのはう れしかったですね。それにLaLaさんだけの「もう愛をはなさない」も、今後なかな か聴く機会はないでしょう。
 こうして青森の夜は暮れていったのでした。翌朝はすぐに帰路につき、何故か盛 岡から寄り道して30分ほど実家にいて昼食(ウニどんぶり)をとり、MANDA-LA2に 行かねば、という思いで東京へと向かったのでした。
#青森と吉祥寺の掛け持ちなんかするなー>自分
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copyright かみと,1994