取り立ててこちらに書くほどでも無いような気がしますが、とりあえず出演順だ けでもお知らせするつもりで報告しておきたいと思います。
 前評判通り、昨日と比べ物にならないくらい人が少なかったです(^_^;)。それで も川村かおりファンと久松史奈ファンで、センター付近でなんとか10列ほどという 感じでした。テーブルも5つくらい出ていて、SDSの下付近にも椅子が並べてあり ました。開演した頃でも、前の方で見ている人と椅子席の間には3mくらいの空間が ありました。

松田樹利亜
 あの客層の中では結構健闘した方だと思います。唄も丁寧でしたし、声も良く出 ていました。無理にお客さんを引き寄せようとせず、マイペースで唄っている感じ でした。1/31の渋谷公会堂はどうなることか…(行く予定はありませんが(^_^;))。 可もなく不可もなく無難にこなした感じでした。

藤生ゆかり
 最初のMCで「さて問題です。私は誰でしょう?」とか言っていました。お客さん の反応は予想以上に冷たかったですね(^_^;)。
 スタジオミュージシャンだとかシンガーソングライターだとか以前はバンドをやっ ていたとか色々と言っていましたが、ソロとしては初めてのライブということで、 かなり緊張しているようでした。後半でやっと盛り上がってきたのですが、前半は 悲惨を極めていました(^_^;)。バックのギターが大きすぎるためボーカルがほとん ど聴こえず、それでも強引に客を引っ張ろうとしたところがまずかったのではない かと思います。一人だけ空回りしていたというよりは、自分も回りきれないでいた 感じがしました。こういう人は、怪しげなライブハウス辺りで口コミでファン層を 広げていった方が面白いのではないかと思います(^_^;)。今日はちょっと荷が重す ぎたかもしれません。

川村かおり
 何か薬でもやっているのではないかというようなステージングでした(^_^;)。独 特の確固とした世界を持っていて、しっかりファンもついてきているので、安心し て見ていることが出来ました。曲名が分からないのですが、3曲目と4曲目が良かっ たと思います。3曲目では何故か泣きながら唄っていました。上の方(B1の辺り) ばかり見ながら唄っていたように見えました。

久松史奈
 他の人達は皆30分弱だったのに久松さんだけ1時間を越えるステージでした。後 ろからの圧力が強くなってきたので、あっさり場所を譲って後ろの方で見ていまし たが、全体をすっかり自分のペースに持ち込んでいて見事なまででした。予想通り 途中で藤生ゆかりさんが登場し「天使の休息」を唄ったのですが、まるで追い返す ように藤生さんに「ありがとう」を繰り返していました。「元気がない」とお客さ んを責めたてるので、ちゃんと聴いている人がどれだけいるのかちょっと不安です。

 当然ですがキャリアと人気のある順番に盛り上がっていたという感じがしました。 ちなみに今日もアンコールは有りませんでした。
SAIL Music Laboratoryへ戻る

copyright かみと,1994