仕事帰りの電車に乗るまですっかり忘れていました(^_^;)。「今日は南青山で
あらきなおみさんかぁ。今からなら余裕だけど…あれ、確か別の用事があったっ
け」という状況でした(^_^;)。まっすぐ厚生年金会館へと向かって、席に着いた
のは開演予定時刻の19時ちょうどでした。1階の一番後ろの列だったので、気楽
に眺めている感じで見てきました。
19:08頃スタート。ステージには球を8分の1にしたような(スイカを思い浮か
べて下さい(^_^;))物体がモアイ像のように4つ立っていました。その前に階段が
ありました。サポートはGt.x2, Bs., Dr., Key., Cho.でした。遠くてよく見えま
せんでしたが、西脇さんは白いタキシードの上着のようなドレス(?)かと思います。
1. 忘れない
2. どうしても好きだった
MC はじめまして、西脇唯です。皆に会うのははじめてで(会場から「2回目」と
声がかかる)大きな会場でコンサートをするのもはじめてです。皆の後押しで
ここに立つことができました。最後まで私と一緒にいて下さい。
3. いつかもう一度愛せるから
4. 休日
MC 先月出たアルバムから聴いてもらいました。『恋していた時間が忘れるための
時間』という名前ですが「舌をかみそうなタイトルですね」と言われます。こ
れは「3年くらいつきあった恋なら、忘れるためには同じ3年くらいかかるか
な」という意味です。最近、身の回りで結婚する人が多くて、それぞれの幸福
をつかんで欲しいと思います。私にしては珍しい両思いの歌です。
5. 天使のような風の吹く日
MC 遊園地が好きで、東京ディズニーランドの年間パスポートを持っていたことも
あります。パリの移動遊園地が素敵でした。
6. “彼女”になりたかった日
MC ずっと作詞家をやっていて2年くらい前に作った曲がきっかけでアーティスト
としても活動するようになりました。今のプロデューサーが1年がかりであっ
たかい説得をしてくれたんです。そんな中で「君はそのままでいいよ。何も変
わらなくていいよ」と言われ、その言葉を信じてデビューしました。そのきっ
かけとなった曲を。
7. Eternal Wind(森口博子)
#Key.のみの伴奏で1フレーズのみ唄います。
MC それから引っ越しをしまくりました。どこへ行っても自分の居場所ではない気
がします。引っ越すときに本当に連れて行きたいのは、明日を一緒に生きてく
れる人で、行きたいところは愛する人の胸かもしれません。
8. Only Place
9. 夕凪
MC 「切ない詩が多いですね。幸せな恋をしたことがないんですか?」と訊かれま
す。もしかしたらそうかもしれません。恋することについてはめげないでいた
いと思います。ちゃんとした思いは相手に届くものだと思っています。でもい
つも、本当にその人のことを思うというのはどういうことか悩みます。わがま
まとかあまえとか依存心とかではないかと思いながら恋しています。
誰かを好きになる気持ちは大事にしてあげて下さい。
10. 愛することはやめない
#ここで衣装替え。次からは赤い短めのスーツに黒のパンツルック(?)。
11. 風の住む星
#ここから照明がダイナミックに変化します。
12. 7月の雨なら
13. BLUE ROSES
#照明がピンクの薔薇のように空間を照らしていました。
MC 7つの頃から詩を書いているんですが、気持ちとか思いとか心とかいったこと
を目に見える形にして確認させてくれるということで書いています。それは誰
かを抱きしめるときに、指の間にも指が欲しくてもっと抱きしめたいと思う気
持ちに似ています。書いても書いても胸の中に思いが残っています。
14. それはひとつしかなくて
#ここで20:35
#衣装がグレーっぽい上着に黒のパンツに変わっています。アンコールから総立ち
#と手拍子付きとなります。
E1. 見つめずにはいられない
E2. 思いをはせることだけは自由
MC (メンバー紹介。Gt.わたなべいたる、Bs.かめだせいじ、Dr.まつながとしや、
Cho.さいとうのりこ、Gt.とりやまゆうじ、Key.たけべさとし)
アーティストになったときに、コンサートはやれないと思っていました。それ
は体力的なことがあるのですが、他の熱狂的なコンサートのように2時間もで
きないと思っていました。けれど、いろんな声をいただいた中で、コンサート
をやって欲しいという声がありました。今日は両思いになりたくて、コンサー
トをしました。
一生懸命唄うしかないんですけれど、最後には皆が笑顔になってきて嬉しかっ
たです。アーティストになってつらいことの新しい乗り越え方を見つけた気が
します。
#遠かったのではっきりとは分かりませんが、涙ぐんでいたようです。
E3. クレッシェンド
終了はちょうど21時でした。曲の傾向がどれも一緒で、しかもタイトルが長かっ
たりして、憶えるのが一苦労です。全体的な印象ですが、持っている力を100%出し
ているコンサート、という感じでした。100%というのは言い換えればリハーサル通
りにやるべきことをやった、というもので、不満はないのですが強く印象に残るも
のも無いというところです。前半はあまり声が通らなく、言葉が聴こえてこなかっ
たのですが、後半になるにつれてどんどん良くなってきました。アンコール前の3
曲は照明を見ていても楽しかったです。やはりカップルで見に行くコンサートかも
しれませんね(^_^;)。
MCでは、作詞家らしいキラキラした言葉が次々と出てくるので、聞いていて退屈
しませんでした。さすがです。
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かみと,1995