7/1に滋賀県のラフォーレ琵琶湖スターライトホールで行われたHarvestのライブ
の様子です。
ライブは19時からだったのですが、ラフォーレの送迎バスを使うこともあり、早
めに行っていました。途中の車窓から琵琶湖タワーが見え、そこではバンジージャ
ンプをやっていて、とても気持ち良さそうでした。会場に着いたときには開演まで
3時間くらいあったのですが『Vacation Map』を聴いていたので、全く退屈せずに
すみました。心配された雨も降らず、湖畔では水上スキーをする人もいました。
プラネタリウムということで、いつものようにカップルがたくさんいる会場なの
ですが、Harvestの常連と離れて座った私の前の席は4人組の女性客でした。どう
やら星のお兄さんのファンのようでした。
1. オリオンは冬の友達
三好さんのギターのチューニングがちょっと甘く、ビブラートでごまかしてい
る感じでした。みきさんの声は調子の良い方だったと思います。「毛糸の帽子
を耳までかぶって」という詩に合わせて帽子をかぶる仕草をすることがあった
のですが、今回はありませんでした。毛糸の帽子をかぶっていたからかもしれ
ません。天井にはオリオン座が光っていました。
2. 月へ向かう船
ディレイをほとんどかけていない時とかけたときのボーカルの響きの違いが気
持ち良かったですね。ピアニカのディレイは神秘的でした。
3. 月のほとり
最近作った曲ということです。3拍子で、サビのファルセットが印象的でした。
ゆったりとした曲調はHarvestらしいと言えます。
4. モンゴルの歌
やはりこういう曲があってのHarvestですね。
5. 羊飼いの歌
大山さんのパーカッションが疾走感を出していました。
6. やすらぎの砂漠
みきさんの手拍子の打ち方の一部が8ビートを刻むだけに変えられていました。
7. 遅すぎるこの気持ち
「カップルが多いからこの曲を唄ってしまう」ということでしたが、詩の内容
を考えると幸せなカップル向きでは無いですね(^_^;)。みきさんの声の強さと
優しさが良く出ていました。この日一番の出来だったと思います。
8. ハイキング
いきなり「これからの季節はハイキングに嫌な季節です」ということで始まり
ます。お客さんに口笛を吹かせるパターンは久々に参加しました。
9. アヨーシの山羊
関西系のお客さんはノリが良くて楽しくなります。三好さんの先導で練習もあ
りましたが、仁鶴さん系関西芸人風の話し方には笑ってしまいました。地域別
メェメェもあり、初(?)の関東区分もありました。埼玉、横浜から来た人も多
かったようです。そういった団体とは離れて座っていた私は、ここでついに見
つかってしまいました(^_^;)。
10. やさしい人が泣いている
しっとりと締めくくってくれます。何度聴いてもこの曲はじーんとします。
大阪から来たという最前列の男性のノリが良くて、三好さんもご機嫌でした。自
分で「月亭八方に似ている」と言うのはまだしも、「亀の産卵状態の顔に似ている」
というのには笑ってしまいました。ライブ全体の流れは、いつものように行き当た
りばったりという感じでしたが、なんとも言えないほのぼのとした雰囲気が漂って
いました。
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かみと,1995