15時頃ですが、新宿TOWER RECORDSルミネ店へ行ったらdetails(ディテイルス)
という人達がイベントをしていました。まずは会場で配られていたチラシから。
-----
detailsとは…
昨年10月に『a slave of love』でデビュー
ベース、アレンジ、プロデュースを担当する上田ケンジと
ボーカリスト いとうようこ の2人によるユニット
アコースティックな響きが独特の世界を深めています。
上田ケンジ
「KENZI&THE TRIPS」「the PILLOWS」のベーシストを経て
加藤いづみ、谷口宗一、レピッシュ等のツアーサポートメンバー
その後、プロデューサー、コーディネーターとして活躍。
いとうようこ
幼い頃からエレクトーンを習い始め高校時代からバンドで
キーボードを担当、その後ボーカルに変更して都内ライブハウス
にて精力的に活動をつづけ、この頃上田ケンジに出会う。
-----
で、CDが2枚出ています。思わず2枚とも買ってしまいました。
details『a slave of love』(ESCB-3002, 94/10/21, \1,500-)
1. 素顔を見せて(作詞:雪江・いとうようこ 作曲:上田ケンジ・いとうようこ
編曲:上田ケンジ)
AOR系で、ボーカルの高音が特に印象に残る。
2. 深い恋(作詞:雪江 作曲・編曲:上田ケンジ)
ゆったりとしたグルーブ感の出ている曲。セリフあり(^_^;)。
3. ふたり、遠くへ(作詞:雪江 作曲・編曲:上田ケンジ)
ボーカルが前面に出ていて、情景が目に浮かぶようなノスタルジックな曲。
この曲、なかなかの秀作と言えます。
4. Trust me(作詞:雪江 作曲・編曲:上田ケンジ)
音数がそれほどでもないのに壮大な作りになっていて、ボーカルの強さもしっ
かり表現されている。
details『purely』(ESCB-3019, 95/08/02, \1,500-)
1. Love me(作詞:上田ケンジ・あめざわたかこ 作曲:上田ケンジ
編曲:上田ケンジ・うえだただし・ふくもとりょういち)
流れるようなサビのメロディーが印象的。アコースティックな作りは透明感が
強調されていて、コーラスも心地よい。
2. Moony moon(作詞・作曲:上田ケンジ
編曲:上田ケンジ・うえだただし・ふくもとりょういち)
イベントを見ていて「これはいい」と思った1曲。幻想的な雰囲気の漂う、
フワフワした感じ。メロディーというか、コード進行が好みなのかもしれない。
3. Hello and bye bye(作詞・作曲:上田ケンジ
編曲:上田ケンジ・うえだただし・ふくもとりょういち)
けだるい感じのボサノバ。「Hello and bye bye, Good morning and good night」
の部分などゾクゾクする。
4. The train bounds for westend(instrumental)(作曲:上田ケンジ
編曲:上田ケンジ・うえだただし・ふくもとりょういち)
スイングジャズ系の曲。スリリングなアレンジが面白い。深い海の底に吸い込
まれて行くようなコーラスがなんとも言えない。
1枚目よりは2枚目の方がウケが良いと思います。
イベントはGt.に かのうよしあき さん(だと思います。最近、美裕リュウさんの
ライブやThis Timeのイベントでサポートされていた人と同じ人(^_^;))が加わって
いました。
イベント終了後にいとうようこさんに話を訊いたところ、「今のところ次のイベ
ントの予定はありません。DMが行くと思います」
#住所も名前も知らないのにどうやってDMが来るんだ?(^_^;)
「『rockin on』のjapanに告知が出ると思います」とのことでした。
#読んでない…(^_^;)。
「ソロではTake off 7で2ヶ月に1度くらいのペースでライブをしていた」そうです。
何で気に入ったのかなぁ、と考えてみたのですが、detailsの雰囲気がmikaigaに
似ていることがあります。いとうようこさんとmikaigaの竹中三佳さんの声質、全体
の雰囲気など、実によく似ています。アーティストのキャラクター・ルックスは
mikaigaの方が魅力的という気がしますが(^_^;)。detailsを気に入っていただければ
mikaigaもきっと大丈夫でしょう。
#ちなみにmikaigaはメジャーデビューしていませんので(^_^;)。
SAIL Music Laboratoryへ戻る
かみと,1995