行ってきました、青学。実は、本当にsinonさんが出演するのか?という一抹の 不安があったのでした。というのも、今回の出演に関する情報は事務所からの情報 のみで(まあ、これだけで確定だと言えなくはないのですが(^_^;))、情報誌など では見つけることが出来なかったからです。
 とりあえず学祭のパンフ\300を購入。早速確認したところsinonさんの名前を発見。
#ちなみに前日のミスコンテストの予選にはLemon Sugar vs. TOo'sが出たらしい。 会場の940号教室を探そうとしていたら女子学生から声をかけられ、「戦争と平和に ついてスライドを上映するので、ぜひ見に来て下さい」と言われてしまいました。 この時点で11時を少し回ったところでした。開場は12:30だったので、30分ほどの スライドを見て時間をつぶしていました(ああ、何て意志が弱いんだ(^_^;))。 さすがに青学、多少宗教色の見えかくれする内容になっていました。
 会場の9号館へ行き、奥の階段で4階を目指すと3階のところで「関係者以外 立入禁止」のようなことが書いてあり、改めて表の階段で会場前に行ったところ、 受付で当日券\350を売っていました。この時点で12時ちょっと前だったので、その まま受付前で待機することにしました。あまり人は集まっていませんでしたが、 開場時間が近付くにつれて、あれよあれよと言う間に人がふくれあがり、かなりの 列が出来ていました。予想通り、ほとんどが純粋にミスコンを見に来た人達でした。 会場前でTBSのカメラがうろうろしていていましたが、放送されるかどうかは知り ません。
 10分近く遅れて開場。このイベントを協賛している色々な企業がパンフレットを 配っているのに目もくれず、ステージから迫り出した部分の正面に席を取りました。 ところが何となく様子がおかしい…。実はその席一帯が審査員席だとわかったのは、 ほとんどの客席が埋まったときでした(;_;)。そのままとぼけて座っていることも 出来ず、取材関係者の席でカメラでも構えようかとも思いましたが(会場内写真撮 影禁止)、そこまでして危険な橋を渡ることも出来ず、結局出入口近くのところで 立ち見することになりました。数百人規模の会場は見事に埋まっていて、階段状に なった通路に座ってみている人も多数いました。協賛のひとつであるNTT DoCoMoの 宣伝がガンガン流れる中、開演を待ちます。

 13時をちょっと回ったところで司会のX-GUNが登場しました。審査員が紹介され ましたが、sinonさんはいらっしゃいませんでした。
 ミスコンの内容は大幅に省略します(^_^;)。学生の考えそうな、それほど面白み の無い企画(いくつかある携帯電話の中から一つ選んでつながれば勝ち抜けとか、 男子学生の考えただろう意味深な言葉を言わせて楽しむとか)が続きました。かな り退屈だった私は、ずっと審査員席付近を凝視していましたが、結局sinonさんを 見つけられませんでした。
 そうこうしている内にsinonさんのステージの時間が近付き、ステージの裏手に バンドのメンバーが見えましたが、まだsinonさんの姿は見えません。バンドの メンバーがセッティングを終えて、X-GUNがsinonさんの紹介をしたところで、やっ と姿を拝見することが出来ました。8/1以来のsinonさん、黒いパンツに白のシャツ、 白の上着でお腹が出ているという、いつものような服装でした。バックはギター 2本のみ、というシンプルなものでした。一人はいつもの ふるかわさん でしたが、 もう一人は南さんではなく見慣れない方でした。
 MC 「こんにちは。ミスコンの審査の途中で唄うということですけれども、短い時
   間ですが楽しんで行って下さい。もしかしたら聴いたことがある人もいるか
   もしれません」

 1. しあわせにしてよ
  今日のsinonさんは声の出も良く、のびやかに会場を包み込むように唄ってく
  れます。堂々としたもので、唄に余裕が感じられました。

 MC 「去年に続いて出させていただいたんですけれども、今年のミスコンは誰だろ
   う?とスタッフと話していました。そこに気持ちがいっちゃってドキドキし
   ていますけれども」

 2. 青空に逢いたい
  アコースティックバージョンということで、わずかにゆっくり目に感じました。
  お世辞抜きでかなり良かったです。

 MC イントロが流れる中で12月のライブの宣伝。

 3. Into The Paradise
  ギター2本だけとは思えないくらい音が広がっています(あ、sinonさんのタ
  ンバリンもありますが(^_^;))。これまた良い出来でした。唄の表情も伝わっ
  てきて、かなり満足しています。

 ということでわずか3曲、20分も無いステージでしたが、実にしっかりとした ステージでした。物足りないという気持ちがあるのは確かですけれども、初めは カラオケではないかと思っていたくらいでしたから、予想以上の内容に嬉しくなっ てしまいました。この感じだと12月のライブもかなり期待できます。

 どうやら審査員ではないらしいと思った私は即座に会場を後にして、近ごろ恒例 の(^_^;)出待ちモードに入りました。きっと車で来たに違いないと思った私は 9号館裏手の駐車場前に待機していましたが、sinonさんは全く現せません。しば らくしてふるかわさんがギターを抱えて一般出入口から11号館への通路の方へ通り 過ぎて行ったので、そちらで待つことにしました。まだ会場内にいるのか、別の 出口から既に帰ったのかもわからないまま、動物的直感(^_^;)のみを頼りにひたすら 待ち続けました。
 さらに時間は過ぎ1時間近く経った頃だと思います。15:30頃になり、ミスコンが 終わったらしく、人がゾロゾロと出てきました。もうそろそろ諦めて帰ろうとした 矢先、目の前1.5メートルほどのところをsinonさんが通り過ぎました。ステージ衣装 のまま、しかも手にはタンバリンがありました(^_^;)。慌てて呼び止めてサインを ねだると、快く引き受けて下さいました。名前を訊かれたのでそれに答えると、 「下の名前は?」とさらに訊かれました。「もしかして番組の方にバースデーカード を送ってくれた?」と訊かれましたが、うかつにも私は送っていません(以前ファン レターを出したことはありますが(^_^;))。「名前が一緒」とまで言っていて、謎 は深まるばかりです。
 だめ押しで写真を撮らせて欲しいと言ってみたところ、これまた快く引き受けて 下さって、「一緒に撮りましょうか」ということになってしまいました(最近こん なことばかりだ(^_^;))。さらにsinonさんと某氏の2ショット写真も撮ら せてもらいましたが、ひたすら時間を気にしていたのは私だけのようで、sinonさん はかなり余裕があったようでした。ユイ音楽工房のスタッフはガードが固そうだ、 という先入観がありましたが、全くそんなことはありませんでした。その後は、 一度振り返って軽くお辞儀をして立ち去ったsinonさんでした。
 そんなわけで、素晴らしい唄だけでなくおまけまで付いて、すっかり上機嫌で 帰ってきました。
SAIL Music Laboratoryへ戻る

copyright かみと,1995