渋谷インディーズハウスで行われた、朝日美穂さんのCD発売記念イベントに
行ってきました。入場のためには当日発売のミニアルバム『Apeiron』を買わねば
なりません。開演の30分前に買ったところ整理番号が2番(^_^;)、どうなることか
と思ったのですが、関係者が多数いたので何とか形になったかなといったところ
です。実際にCDを買って入場したのは10人程度と思われます。
15:00スタートということだったのですが、リハーサルが長引いていたようで
30分以上待たされました。その間、お店の人が「遅くなって申し訳ありません」と
お客さん一人一人にお詫びして回っていました。会場はインディーズハウスの地下
だったのですが、バーカウンターがあったりして、普段は別の使われ方をしている
ようです。
控え室のようなものがあるわけもなく、「一度引っ込んで」と言われた美穂さん
が横の方に移動したところでお客さんを入れます。椅子が10席ほど用意してあった
ものの大半が関係者ということで、問題なく最前列で見ることが出来ました。
お店の人の紹介があった後、司会はサエキけんぞう氏と朝日美穂さんが登場。と
言っても、横の方から私の膝にぶつかりそうな距離の所をすり抜けて行く感じ。
美穂さんは中島優子さんに似た顔立ちの人でした。
アルバムタイトルはギリシャ語だそうで「無限」といった意味があるそうです。
アルバム制作は昨年の7月からやっていて完成したのが今年の4月、それなのに
5曲しか入っていないなどとサエキ氏にいじめられつつ、結構長いことトークを
していました。洋楽はほとんど聴かずに育ったとか(ルーツは松田聖子さんの
「赤いスイートピー」らしい(^_^;))。千葉県佐倉市の人だそうで、同じ千葉出身
のサエキ氏と盛り上がっていました。途中でプロデューサーの高橋健太郎氏が
登場し、レコーディングが延びたのは途中で教育実習や卒業試験があったから、
と言い訳していましたが、高橋氏がいつもレコーディングに遅刻したのも一因
らしいです。そんなこともあり、レコーディングでは美穂さん自身が何テイクかを
自分で録音しておいて、高橋氏が来てから編集することも多かったとか。おかげで
機械の使い方を憶えたと言っていました。もっとも以前から自宅録音マニアだった
そうですが。
やっと唄うことになり、アルバム未収録の「幸せを歌おう」という曲を唄って
いました。フルアルバムの最後に入れたい曲だそうですが、高橋氏はフルオーケス
トラでやりたいとのこと。サエキ氏に「インディーズでは無理だ」と言われていま
した。「幸せを歌おう」はスローバラードで、キーボード弾き語り。靴を脱いで
弾いていました。キーは高い方で、小さな体(推定身長150cm(^_^;))から絞り
出すような声はなかなか鋭いものがありました。
この模様は翌々週のNACK 5「RADIO TOWN」内のコーナーで紹介されます(^_^;)。
また、チエコビューティの今度のアルバムにコーラスで参加しているそうです。
さらにライブもあるそうです(オープニングアクト?)。
朝日美穂『Apeiron』(RMPI-1005, 96/10/10, 1,800)
1. 祈り(作詞・作曲:朝日美穂 編曲:朝日美穂・高橋健太郎)
2. MELT IN BLUE(作詞・作曲:朝日美穂 編曲:朝日美穂・高橋健太郎)
3. FRIENDS(作詞・作曲:朝日美穂 編曲:朝日美穂・高橋健太郎)
4. WALK ON MY WAY(作詞・作曲:朝日美穂 編曲:朝日美穂・高橋健太郎)
5. 旅に出よう(作詞・作曲:朝日美穂 編曲:朝日美穂・高橋健太郎)
「MELT IN BLUE」はシングルになるそうです。でもチラシには既に発売されている
ような書き方がされています。「FRIENDS」はJ-WAVEのチャートで初登場76位だとか。
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かみと,1996