クリスマスイヴ以来の2 O'CLOCK PARKのライブです。今回の対バンは
SUMMERSKY FANTASIAという人たちでした。まずはそちらから。
○SUMMERSKY FANTASIA
1. 遠い町の春
2. すぐそこに
3. 海はゆりかご
4. SUNRISE IN YOURSELF
5. おもいでの丘
6. 金星〜VENUS〜
7. MOONLIT PASTURE
佐藤織江さん(Vo)とミマス(三橋裕之)さん(Pf)のユニット。ファルセット
などはちょっと弱いかな、という気がしないでもありません。可愛らしい感じ
のボーカルではあるのですが、今一つ特徴に欠けるところ。曲も抜群に良い
わけではないけれども、なんとなく気になるユニットです。
普段は打ち込みが中心のようで、今日出来上がったというCDを売っていました。
今日ライブに来た人は\2,000で、ということでした。
SUMMERSKY FANTASIA『よあけのうた』(SFAL-001, 97/01/29, \2,500)
1. 海はゆりかご(作詞・作曲・編曲:ミマス)
2. MOONLIT PASTURE(作詞・作曲・編曲:ミマス)
3. すぐそこに(作詞:佐藤織江 作曲:SUMMERSKY FANTASIA 編曲:ミマス)
4. 金星〜VENUS〜(作詞・作曲・編曲:ミマス)
5. 宇宙(そら)の一粒(作詞・作曲・編曲:ミマス)
6. SUNRISE IN YOURSELF(作詞・作曲・編曲:ミマス)
7. ひだまり(作曲:佐藤織江 編曲:ミマス)
8. からっぽのスケジュール(作詞・作曲・編曲:ミマス)
9. おもいでの丘(作詞・作曲:佐藤織江 編曲:SUMMERSKY FANTASIA)
10. 君とならどこまでも(作詞・作曲・編曲:ミマス)
11. 遠い町の春(作詞・作曲・編曲:ミマス)
一見するとどこかのインディーズレーベルかと思ってしまいますが、SFALの
SFってSUMMERSKY FANTASIAの頭文字なんでしょうね。かなり本格的に作っている
ようです。
SUMMERSKY FANTASIAのプロフィールを。
'92年夏 佐藤織江のボーカルとミマスのシンセサウンドを基盤とするユニット
として結成。
'93年夏 平塚海岸で毎週土曜の夜行われた「ビーチライブ」に出演。以来、毎年
参加中。
'95年春 湘南祭茅ヶ崎音楽祭で「君となら…」がオリジナルソング27組中グラン
プリを受賞。
'95年春 藤沢ケーブルテレビ番組「GO!GO!!サタデー」のエンディングのために
「からっぽのスケジュール」を制作。江ノ島のロケでビデオクリップを
制作し半年間放送。
'96年夏 茅ヶ崎音楽祭に再び出場。「七夕の夜」で優秀賞。
'96年夏 千葉のバンドコンテスト「ドラゴンエッグ」で51組中の代表8組に入り
本選出場。「ドラゴン賞」として生卵100個をもらう。
○2 O'CLOCK PARK
1. あの夏のクロール
2. 橋
3. タイムマシン
4. 「今年もよろしく。」
5. 入社6年目普通のOL
6. 月の下のセレナーデ
7. 小さな壁掛け
8. ショートカットと失くした恋
9. try
10. たくさんのあなたへ
全体的な出来としては12/24のガレージの時の方が良かったと思います。今回
初めて聴いた曲が3曲あり、「try」のイントロ部もガラッと変わっていました。
NACK 5の放送では「イントロのゆっくりしたところとそれ以外の速いところとの
メリハリが良い」みたいなことを言われていたのに、それを無視するかの如く、
イントロ部分がバッサリ無くなっていました(^_^;)。6,7では前回同様Vnの
そえじままさよさんがサポート。「月の…」はバイオリンを入れることを前提に
作られた曲だけあって、バイオリンが絶妙な使われ方をしています。
バラードは完璧なまでに素晴らしく、アップテンポの曲も安定しています。
メロディー・コード進行のなめらかさ、歌詞の絶妙な作り、そしてボーカルと、
どれをとっても見事としか言いようがありません。多少荒削りなところが残って
いますが、ライブでこれだけ出来れば充分すぎます。本当に楽しんでやっている
という感じがひしひしと伝わってくるライブでした。
2月の南青山マンダラと3月のMANDA-LA2のライブの両方に来た人には、次の
デモテープを半額にしてくれるそうです。
SUMMERSKY FANTASIAのときは、8割くらいのお客さんが入っていて、
2 O'CLOCK PARKでは立ち見多数、という状況でした。ちざわさんは「最初で最後
かもしれない」と笑っていましたが、これなら南青山マンダラも大丈夫だと
思います。
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かみと,1997