MC 「後ろで紹介を聞いていたのですが、嬉しいことを言ってくれて…。」
 1. 恐竜のヘリコプター
　　久々にこの曲を聞きました。とても印象的な曲だったので、よく憶えて
　　います。郷愁を誘うメロディーが郁乃さんの声によく合っています。
　　卒業の時に思ったことを歌詞にしたのだそうです。
 MC 「ここは商店街の中にあって、高校生もたくさんいるし、おばさんとか
　　おじさんも買い物ついでに寄っていってくれていいんですよね。」
　　ここで自己紹介。
 2. あの頃の海
　　「片思い」のカップリング。これもまたジャンスマらしい曲。懐かしさを
　　感じさせる温かみの感じられる内容になっています。大人と子供の狭間の
　　世代の揺れ動く気持ちが表現されているように思います。
 3. 白い恋人
　　イベントなどでは定番の曲。白い恋人というと雪を連想しますが、郁乃さん
　　のスキーの技術はインストラクター級。
 MC 「21日に「片思い」をリリースします」「この人目立ちますよね（と言って
　　店頭の看板を指さす）、松任谷由実！ここにいるお客さんの中でも今日
　　買って帰る人が５人くらいいるんでしょうね。」
　　別の新星堂のイベントでの出来事。「風をおこそう」の説明をしていた
　　ところ、お客さんの中で一人のおばさんが目に涙を浮かべ聞いていて、
　　唄に入る頃には滝のように涙を流していた。おばさんに何か辛いことでも
　　あったのでは、と考えながら唄い、唄い終えた後すぐに裏で泣いてしまった、
　　という郁乃さん。客席のおばさんにわけもわからずもらい泣きさせられた
　　そうです。司会が「花粉症のところを頑張って唄ってくれました」と
　　フォローしたのが笑えたという話も。
　　そのおばさんがいた位置を説明するのに「そこのカメラを持っている人の
　　辺り」と言われ、注目されてしまいました。これまでに郁乃さんと話した
　　ことはなかったので、何も意識せずに言っていましたが、一度話したことが
　　ある吉田さんを見たら、目が合ってしまい会釈していました。どうやら
　　忘れられていなかったようです。
　　「ここで「風をおこそう」に行けばかっこよかったね。(スタッフに)変えて
　　もいいですか？(笑)」
 4. 片思い
　　初めはギターのみの伴奏ですが、途中からカラオケが加わります。サビに
　　オフコースの「秋の気配」に似たフレーズがあって、何となく思い出して
　　しまいます。今回も「せつなあったかい」路線が守られている新曲です。
 MC 今度は「片思い」の説明。友達の話だそうで、その人がずっと好きだった
　　人が結婚する事になったけれども、これで新しい恋が出来ると前向きに
　　生きていく姿勢に共感して作ったそうです。
　　「これは曲の前に言うべき内容でした。今日の反省です」
 5. 風をおこそう
　　デビュー曲。動き出したい、頑張ってみようという勇気を与えてくれる
　　さわやかな曲です。

かみと,1997