原宿ルイード3連戦2日目。
平成真鍮隊時代を含め、彼女達を見るのは11回目になります。ルイードは
ステージが狭いので、いつものように張り出し部分が付けられていました。
何気なくチラシを見ていたら、美由紀さんがこのステージでBrass Plusを
抜けるとのこと。ショックを受けたままステージを迎えることになりました。
1. Don't Be Cool!(Instrumental)
フロントの4人はまだ出てきません。曲終了後、馬場俊成さん(Tp)と
清水由樹子さん(Fl,Sax)が挨拶を譲り合っているうちに、清水妙香さん(Dr)
のカウントで次の曲のイントロが始まりました。狙いはバッチリ当たって
ウケていました。
2. OTOE華
中山音恵さん(Sax)の作品。ここで朝妻美由紀さん(Vo)以外のフロント3人が
登場。
MC 垣野やよいさん(Vo)の挨拶。
3. Ding-dong-dang
4. So long, so sweet
ここで本日最も注目されているであろう、美由紀さん登場。
MC 「3年2ヶ月の間一緒にやってきたけれど、本日6月14日のステージをもって
卒業することになりました。」(美由紀さん)
5. どうにかなるさ
美由紀さんがこのバンドに入って最初にもらった曲。
6. 陽気なMe
美由紀さんの代表曲かもしれません。
MC 北村知子さん(Cho)がはぁはぁ言いながらMCをしていると歳の話に。美由紀
さんと知子さんは同じ歳で若いため、ちょっと年上の森下絵理さん(Cho)
がからかわれていました。
次回ライブ予告。次のライブが新横浜ということで、新幹線の話。
「最終の新幹線を待つホーム見たことある?」(やよいさん)
絵理さんと朝妻美由紀さんが抱き合う仕草をする。
「そう、別れを惜しむ老夫婦(笑)。」(やよいさん)
7. エクスプレス
新曲。
8. ラ・ラ・ラ
オルガン系のイントロが流れ、いよいよ終わりが近づいたと思わされます。
もともと卒業をテーマにした曲で、美由紀さんへ捧げる意味もあったの
でしょう。曲の終わり間際でこらえきれなくなった美由紀さんは、大粒の
涙を流していました。ステージ終了後は絵理さんの胸で泣いていました。
Brass Plusはメジャーデビューしてからもメンバーの移り変わりがあり、
今回の件までで
抜けた人: 大西啓子さん(Cho)、福田真一郎さん(Gt)、朝妻美由紀さん(Vo)
入った人: 大谷朋子さん(Tb)、北村知子さん(Cho)、福原将宜さん(Gt)
となりました。これからは総勢15名です。
それにしても美由紀さんが抜けるのは痛いですね。Brass Plusはやよいさんの
バンドという色が濃いのですが、美由紀さんとのツインボーカルだからメリハリ
があって良いのであり、紙芝居のごとく次から次へと繰り広げられるステージも、
二人のボーカリストがいるからこそ出来ることだと思っています。
今後も美由紀さんはどこかで唄っていくのかもしれませんが、これからも
頑張ってもらいたいものです。
あ、今回のステージはいつもながらの楽しいものでした。聴いたことの無い
曲が多かったこともあって、慣れた曲で盛り上がる前に終わってしまった感じ。
SAIL Music Laboratoryへ戻る
かみと,1997