1997/07/03 【Carren'S、山岡京子】原宿クロコダイル(小林清美)

　開場時間には間に合わず18:40頃会場に入ると、お客さんはまだほとんどいませんでした。岐阜のＳ氏、「Hot Night Gong」のリスナー兼神子雅さんのファンである某氏がいるくらいでした。それでも開演時にはほぼ客席は埋まっていました。
　まずは対バンのCarren'Sのステージから。Key,Gt,Dr,Vo,Ba,Chox2という構成で、Vo,Choが女性でした。なんとなくCOKEBERRYを思わせるバンドで、ボサノバっぽい曲などもやっていました。

1. color of night 2. Still Dreaming 3. Elemental Love 4. Paris in Love 5. Autumn Wind 6. Decorated your Love E1. Wonderful People

「Autumn Wind」のメロディーが憶えやすく印象的でした。

　続いて山岡京子さん。セッティングしている間にお客さんのほとんどが帰ってしまうのではないか、という心配をよそに、その時点で入ってきたお客さんも多く、なかなかの盛況ぶりでした。このころ清美さんも登場。またしても清美さんを最初に見つけてしまったようです(^_^;)。今回は清美さんとはちょっと離れたテーブルだったので、あまり話すことは出来ませんでした。その代わり(^_^;)、隣のテーブルには山岡さんのお母さんが座っていました。

　山岡京子さんは夏らしいノースリーブの服で、茶色系の口紅、髪は全て黒に戻っていました。サポートは以前お知らせした通り本島一弥さん(Gt)、藤田國城さん(Bs)、秋島啓二さん(Dr)、松田譲さん(Key)、もう一つキーボードが用意されていました。


 1. 少しの勇気
　　やはり緊張していたのか、最初２小節くらいはちょっと音程を外し気味
　　でした。あまり意味の無い手の動きがうるさく感じました。
 2. お元気ですか
 MC 「こんばんは、山岡京子です」「ノースリーブですが、軽快さはでない
　　かもしれませんが、楽しんで行って下さい」
 3. 待つだけの時間
 MC 「バンドと一緒にやるのは初めて」「ライブは５年ぶりくらい」
 4. 夢のパズル
　　この曲はカラオケでした。
 5. わからない気持ち
　　キーボードを弾きながら唄います。ペダルが効いていなくて、ちょっと
　　残念でした。
 MC 出会いについて。かっこいいサーファーを見つけたけれど、翌日に横浜
　　駅のホームで見かけた。お客さんからさまざまな突っ込みが入っていま
　　した。「私の恋ですからあんたたちには関係ないと思うんですけど(笑)」
 6. 海辺
　　この曲の前半がとても良かったです。後半は少し走り気味でした。ゆっ
　　たりしたこのような曲の方が山岡さんにあっていると思います。
 7. 明日になれば○か×
　　ちょっと高音部の力を抜きすぎていた感じ。ポップな曲なので、それで
　　もいいのかもしれません。
 8. 〜インスト〜(Instrumental)
　　再びキーボード演奏。
 9. 屋上
　　唄の上手さを感じさせられる１曲でした。
 MC お客さんから「(出会いの話は)それからどうだった？」と声がかかり、
　　「何もありません。何もないから話したんです」と答えていました。
　　メンバー紹介。山岡さんはMacを買うらしいです。
10. あなたの心になりたい
　　後半のボーカルの強さがとても素晴らしかったです。
E1. 待つだけの時間
　　アンコールはもう一度「待つだけの時間」でした。

　ちょうど１時間のライブでした。最初だけちょっと危なかったのですが、全体を通して安定した唄で、ファーストライブでこれだけできれば問題ありません。後半は特に声に伸びがあって、堂々とした唄い方によく合っていました。一方、バックの音が鋭すぎる感じで、山岡さんの丸みの帯びた声には不似合いのように思えました。それに、全体的にテンポが速かったような気がします。もっとゆったり唄った方が魅力が伝わりやすいと思うのですが。

　山岡さんにサインをもらっていると、社長の瀬戸さんが「買ってくれたんですか？」と言っていました。私は「当然でしょう」と答えておきました。その後山岡さんはスタッフや友人と打ち上げに向かわれたようです。

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かみと,1997