Dr.Washington初のルイードワンマンライブです。今回はゲストを迎え、
異様な(まさに言葉通り異様な)盛り上がりでした。
ここで予備知識としてDr.Washingtonについて説明しておきます。
マーシー(Vo,村瀬真弓さん)、マイキー(GtVo,奥田けんじさん)、
松ちゃん(Key,松浦たかしさん)、イマリン(Perc,今林なみさん)の4人で、
HOT CORNERというロックバンドを経て現在のブルース系スチャラカバンド
となりました(^_^;)。リコーダーや太鼓など、チープな楽器類で楽しい
ステージを見せてくれる人たちです。
会場に着くと、松ちゃんがチケットを売っていました。しばらくして
イマリンも現れ、しばらく世間話をしてから入場しました。
○M's Market
マーシーが唄を教えているという人たちを集めての、この日だけの
スペシャル(?)企画。ボーカルを主体とした構成で、メンバーは全て女性。
ドクワシのメンバーがサポートに入っていました。パイナップルカウンティ
辺りで唄っているという ゆか さん(以前、六本木のケネディーズバーで
見たことがありました)、ロックバンドのボーカル(?)かずき さん、
女優の るみ さんと りつこ さん、普段はベースを弾いているという まみ
さん、ミュージカルに出ていたという いずみ さんとのことでした。
唄はどうも不完全で多少難有りといったところ。「天使の羽」を除く全曲に
マーシーが参加していました。
- When I see her walking down the street
全員でコーラスをハモりますが…。
- Remember
まみさんがボーカル。JUDY&MARYのYUKIさんのような子供っぽい声で音程は
ボロボロでした。マイキーさんとイマリンもサポート。
- Dear Moon
- 赤いシューズ
- 天使の羽
ゆかさんのオリジナルだそうです。弾き語り。歌謡曲っぽい。
- Rainy, Shine(?)
松ちゃんとイマリンもサポート。いずみさんのボーカル。ブラックっぽい
印象がありました。
- Neverending(?)
松ちゃんのKeyの力強さが目立つ曲でした。
- Naked King
- When I see her walking down the street
○レイパー佐藤
佐藤ふみのりさん。テレビの物まね番組などによく出演している人で、
下劣なネタなため放送ではほとんどカットになってしまう、という強者。
映画効果音だけでなく、ルークとダースベイダーのホモネタとか、大人の
ドラえもん、大人のサザエさんといった内容で、客の心をつかみ損ねます(^_^;)。
○Dr.Washington
10分ほど休憩をはさんでやっとドクワシのステージとなりました。
- Midway Progress
- さよならヒーロー
- Everyday Everytime
- 海辺へ
- 夏の終わりのバラッド
- Traveling Wagon
- 海へ...
- ONLY FRIEND
- Everyday(カバー)
- NEED FRIENDS
- マイキーズブルース
- 深いことは考えないでGo!(?)
- What's Wonderful Journey
E1. Singin' My Song
かなり緊張していたのか、どの曲もいつもよりもアップテンポでした。
見ているこちらがハラハラするくらい速くて、予定よりも短い時間で終わって
しまったかもしれません。しかも、予定していた曲順では11と12の間に
「Listen to My Blues」があったのですが、演奏されませんでした。12の
イントロでしまったという表情の松ちゃんや、他のメンバーが慌てていた
様子を考えると、単に間違えて飛ばしてしまったのかもしれません。時間も
押していたようだったので、そのまま演奏しないことにしてしまったようです。
唄については、マーシーはそれまでもずっと唄っていたこともあってか、
高音部分を省略しているところが多かったです。マイキーさんも歌詞を
忘れてしまうし、一番落ち着いていたのはイマリンかもしれません。
#松ちゃんは緊張しまくり(^_^;)。
そんなわけで、格好がつくくらい、そして皆が緊張するくらいお客さんが
入っていました。全体を取り仕切っているマーシーはとても嬉しそうでした
が、涙もろいタイプだけに、いつ泣き出してもおかしくないような状況でした。
ライブ自体は、速すぎたことを除けば素晴らしいできだったと思います。
ノリも抜群、ワンマンということもあってステージと客席と一体感が出ていました。
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かみと,1997