まともなライブハウスで福間未紗さんを見るのは久しぶりです(^_^;)。 東京では高円寺洗濯船での“濃いライブ”が続いていたため、また上品な ライブになるのかと半分期待して行ったのですが…MCは洗濯船に近いもの でした(^_^;)。
 お客さんの数は50人弱といったところ。開演は19:30のはずなのですが、 始まったのは20時を回っていました。私は一番後ろの席に座ったのですが、 隣は福間創さん(未紗さんの実弟、P-MODELのメンバー)でした(^_^;)。

 いつもの斉藤哲也さん(Pf)とともに未紗さんが登場。
 1. 黒アゲハ
    「ヤッホーヤッホー」という最後のかけ声にディレイがかかっていて、
    なかなかいい雰囲気。
 2. 一瞬だけ
    ここまでは未紗さんのギターのみの伴奏。
 3. カプセル
    本日一番良かったと思う1曲。儚さを内に秘めた印象を受けました。
    アンケートには「それはまるで砂時計の砂のような…」という内容の
    感想を書いてきました。よくわかりませんね(^_^;)。
 4. 火星
 5. ジャム
    イントロで「ジャム」だとわかるのですが、イントロだけでビチッと
    止めて、おもむろにハーモニカをセットしてもう一度やり直し。
 6. 約束
 7. ユリの丘
    未紗さんが初めて作った曲というコメントでした。
 MC ちょっと長めのトークだったので書きます。先日の関西ツアーで岐阜に
    行ったときのホテルの話。駅前の「ホテルみほ」というところだった
    そうで、朝はお湯が出ないと言われたけれど、なんとかお湯を出して
    もらってシャワーを浴びることができたとか、斉藤さんが虫に刺され、
    手が腫れたという話。その後、次の曲について
    福:「次は1部最後の曲です。本当は『のりしろ』をやりたいと思って
          いるんですが、『窓アカリ』という曲をやります」
    斉:「どっちにするの?」
    ここで二人がじゃんけんを始めます。勝ったのは未紗さん。
    福:「では2曲続けてやります(笑)」
 8. のりしろ
 9. 窓アカリ

ここで1部終了。2部はシャカラのメンバーを迎えてのバンド形式でした。 シャカラはGtx2(一人は7弦ギター),Perc x2のブラジル系の音楽をやる人たち です。

 1. シンクロ・ウインド
    ベースやパーカッションといった音が有ると栄える曲です。ビリンバウ
    (弓の形をしていて、下にひょうたんが付いている楽器)のイントロなど、
    なかなか珍しいものを見せてもらいました。
 2. ねこじた
    久々に聴いたので何となく懐かしい気がします。
 3. ダンダン
    これも久しぶりです。「ねこじた」と「ダンダン」では未紗さんは唄に
    専念します。
 4. 夏の星座
    「皆さん夏はどうでしたか?」というMCで、次は夏の曲だろうという予想
    がされます。夏の曲と言えば、いつでも唄っているこの曲。
 5. 落ち葉
    今日は風が強かったので、葉が無くなってしまったかも…とのトークあり。
 6. 雪
 7. 押し花
    ここでシャカラのメンバーが下がります。
 8. 蒼い夜
E1. 楽しい円盤旅行
    再びシャカラのメンバーがサポートに入り、少しラテン系のリズムに
    なっていて、楽しい雰囲気がよく出ていました。カバキーニョ(?)という
    マンドリンに似た楽器が使われています。

 後半はシャカラが加わっているということで、もっとラテン色が出るかと 思っていましたが、福間未紗さんの世界の方が強烈でした。
 終了後は、関西ツアーについて書かれた「THE 関西アフター」という冊子が 15冊限定で発売されました(1冊千円)。ライブが終わるとすぐに数名が殺到し、 あっと言う間に売り切れてしまっていました。私もなんとか買うことが出来 ましたが、いろいろと面白いことが書いてあります。
 新幹線に乗っているときは、カーブになる度に「右へ曲がりまーす」とか 言って、前の席の背もたれに付いているテーブルのつまみをいじって遊んで いたらしいです。
 関西ツアーでの事件はやはり「ホテルみほ」で、岐阜MAGAZINEのスタッフが 取ってくれた宿だったようで、写真入りで解説されています。また、未紗さん の両親は九州出身なので九州女と言いつつ、育ったのは茨木だそうです。 ツアー中は実家でお好み焼きばかり食べていたとか。和歌山のライブの後に 駅のホームでファンに会い、いろいろ質問したということも載っています。
#ファンには理数系が多いとも書いてあります。
 おまけで未公開マンガ(下書き)「THEハワイ」が付いています。フィットネス クラブでヨガを習っていて、会員の抽選でハワイ旅行が当たったという内容。 純粋に喜んでいる訳ではないようで、1名分なのに合い部屋といったことが 書かれていました。
 この冊子が15冊限定だということを強調したかったのか、最後に未紗さんの サインとシリアルナンバーがありました。
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copyright かみと,1997