中津ミノヤホールを早々に引き上げて、KISS-FMに出演されるsinonさんに 逢いに神戸へと向かいました。
 会場着17:35、会場は新神戸駅のすぐ近くの新神戸OPAで、三宮から地下鉄で 下りたところが地下3階、店内にはKISS-FMの放送が流れていて、会場がどこ だかわかりません。いきなり地下3階だったこともあり、きっと1階に違いない と判断して闇雲に1階へと向かいました。店内にはそれらしいところが無かった のですが、外を見ると人だかりがしていて、ズバリそこが会場でした。
 この番組は「X'mas Kisses from 新神戸OPA」と題されていて、生放送の番組は 既に始まっていました。ステージではDUAL DREAMの二人が演奏しているところ でした。今回のイベントのための特設ステージで、KISS-FMのサテライトスタジオ が後ろ側にあります。大きなツリーがあったり、赤と白の看板だったりして、 クリスマスの雰囲気いっぱい。なんとなく新所沢のsinonさんのイベントと重ねて 見てしまいましたが、はるかにこちらの方が規模が大きいものでした。ステージ前 にはテーブルが並べられていて、後ろの方ではアルコール類も売っていました。
 さて、遅れていった事もありsinonさんのステージが既に終わってしまったの ではないか、という不安がよぎります。17:45頃にDUAL DREAMのステージが終わり、 司会のVance Kさんと大久保かれんさんが登場。次のステージがsinonさんである ことを告げ、私は一安心。これで間に合わなかったら神戸まで何しに行ったのか わからないことになりますから。最前列を陣取っていたDUAL DREAMファンが席を 離れたので、ちゃっかりそこに座る事が出来ました。
 クリスマスソングが数曲かけられている中、17:50頃にsinonさんがステージ横に 現れました。久しぶりに見るsinonさんはとても元気そうで、終始笑顔でした。 会場ではトナカイの付いたサンタクロースの衣装を着た関係者が、偏光サングラスを 無料で配っていて、「これで見ると幻想的」ということでした。スタッフの誰かが そのサングラスをsinonさんに渡して、sinonさんもそれを見て楽しんでいたようです。

 16:10になりsinonさんのステージとなりました。このステージではサポートとして Keyを 本島智子さんが担当。彼女は次のsinonさんのシングルで共作されています。 sinonさんは黒のパンツ、青いブラウス、紺のジャケットという衣装でした。

 1. WANNA BE FREE
 2. HAPPY BIRTHDAY
 MC (ここで椅子が用意され、次からは座って唄うsinonさん)
 3. Glow Our Christmas(?)
 4. Christmas Time
 MC 再び司会の二人が登場、クリスマスの予定について尋ねていましたが、sinonさん
    は事務所に休みをもらったものの、まだ予定が無いそうです。
 5. Snow on the Moon
    来年1/7発売のシングル曲です。
 MC 1/10のNTV系「THE夜もヒッパレ」に出演するとのこと。ZARDの
    「ぬくもりがほしくて」を唄うそうです。

 ちょうど30分のステージでした。かつてのような元気さを前面に出したステージと 言うよりは、じっくり声を聴かせる感じになってきたと思います。楽曲の趣向が 変わってきたのは事実で、カバー2曲(3,4)はクリスマスだからというよりも、 「以前の曲は唄わない」という理由からかもしれませんが、気のせいであって欲しい ものです。
 ステージ中は何度か目が合った気がするのですが、意識的に避けているかのよう にも感じました。または完璧に忘れ去られてしまったのか…なにしろ会うのは1年 9ヶ月ぶりですし。
 ステージから下りてきたsinonさんに数名がサインを求めに行っていました。 私も行ってみたのですが、3人目くらいで係員がsinonさんを連れて行ってしまい、 話をする事は出来ませんでした。でも、番組のエンディングで再び登場するとの ことだったので、しばらく時間をつぶしてからステージ前に戻る事にしました。 その間、ザ・パッシというアメリカのゴスペルコーラスの5人がステージを盛り 上げていました。

 19:45頃に番組のエンディングのコーナーとなりました。いつのまにかsinonさん はステージ横にスタンバイしていました。最後のチャンスだったかもしれない 「入りの瞬間」を逃し、少しガッカリしつつもステージ上のsinonさんの様子を 見ていました。この時は鮮やかなチェックの上着を着ていました。エンディングは 取り立てて変わった事もなくあっさり終了。
 ステージを下りてきたザ・パッシに詰め寄るファンは、メンバーに抱きしめられ て、相当感激していたようです。DUAL DREAMのファンは、2人を囲んで写真撮影会 になっていました。sinonさんのマネージャーさんと目が合い、軽く会釈すると 私のことを憶えていてくれたようで、会釈して下さいました。そしてやっと出て きたsinonさん、ファンは普通にサインを求める程度でした。何人かは一緒に写真を 撮っていたようです。そろそろ引き上げてしまいそうな雰囲気になったとこで私の 番が回ってきました(^_^;)。sinonさんは私を見て「お久しぶりです」、私は 「憶えていますか?」と返しました(^_^;)。ちゃんと憶えていてくれたようです。 でもsinonさんは「一番前で、リハから…」と言っていましたが、残念ながら私は リハを見ていません。
 時間もなさそうだったので、私は「100年の夢」にサインをしてもらいました。 それを見たスタッフの一人が、「何これ?見た事無い…」と言っていました。 そんな声には答えず、sinonさんは「沖縄行ったんですか?」と聞いてきました。 私がそうだと答えると、一度サインを書いたCDを奪い返して(^_^;)、ひまわりの イラストを付けてくれました。さらに手を差し伸べてきて握手までしてくれて…。
 その後すぐにスタッフに連れられてOPAの中に消えていくsinonさんでした。 帰りの新幹線が一緒になるのではないかと思っていましたが(時間的に、東京に帰る ことが出来る最終便しか無かった)、sinonさんらしい人は見かけませんでした。
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copyright かみと,1997