今回の福間未紗さんは、今までのMANDA-LA2でのライブとは違いました(^_^;)。
入り口に書いてある出演者のボードに「福間哲学Level.1」とあり、最初に
「哲学」の方だけ見たものだから、一瞬会場を間違えたかと思ってしまいました。
他にも謎のロボットTAYAMAが出演(^_^;)、サポートは歩絵夢さん(後述)でした。
今回は比較的すいていましたが、開演時間には席は埋まり立ち見も出る
いつもの雰囲気になっていました。3部構成になっていて、2部はトーク。
つまり高円寺洗濯船の構成で照明とP.A.があるバージョンということになります。
10分ほど遅れて(19:42)開演。
1. パルス2
現れるとすぐにマイクの前に歩み寄り、そのまま唄い始めました。
1曲目でしかもア・カペラだったこともあり、少し弱々しい感じ。
初めて聴く曲でした。内容は“光る船”という言葉が出てくることから
お得意の宇宙・UFO物と言えるでしょう。
2. ねじ
3. 一瞬だけ
4. 風車
サポートの歩絵夢(旧・斉藤哲也)さんがアコーディオンを弾きながら登場。
5. 火星
6. ジャム
7. カプセル
ここで1部終了。MCはほとんどありませんでした。すぐに2部へと移ります(20:10)。
2部では斉藤さんがステージに残りマイクやワインを用意しながらトークを
して場をつないでいました。しばらくして斉藤さんの手元にあったCDプレーヤー
からテクノ系の音楽が流れ出します。そして未紗さんと共にロボットTAYAMAが
登場。ここでの未紗さんはロボットオペレーター田山啓子に扮していました。
TAYAMAは段ボールで出来たもので、無添加プリントに載っていたものにそっくり。
今回はLevel.1だそうで、徐々に成長していくのだそうです。このロボットは
手が動いたり、おなかの部分が開いて中からものが出てきたりします。高さが
人の腰くらいしかないので、きつい体勢になっていることがわかります(^_^;)。
このTAYAMAは生後2日、電車で持って来たとか。
トークの最初は下北沢の“てんぐまつり”について。普段は見かけない
汚れた格好の男性(要するにホームレス)がお祭りに来ていて、「泥棒!泥棒!」
と叫んでいたりして、お祭りの主催者の青年団ともめていたというもの。その
様子を見ていた未紗さんは、「お祭りをやっているから、そのエネルギーが
宇宙に伝わって、エネルギーに背中を押されるようにしてその男性が来たに
違いない」と思ったそうで、未紗さんにしてみればほほえましい(?)光景なのだ
そうです。
他に“田山啓子事件”について。これは以前のプリントでも書かれていた
内容です。未紗さんのホーリーネームが田山啓子で、斉藤さんは歩絵夢なのだ
とか。未紗さんが命名したそうです。
また、新井代議士の自殺の件で未紗さんが感じたことについて。「自殺
しても新井代議士の世界は何も変わらない」と強い口調で述べた後に解説。
自殺した人は、死んで意識がなくなった瞬間にその日の朝の目覚めた瞬間に戻り、
何度も何度も自殺を繰り返す。何百万回も繰り返して、自殺を思いとどまった
時にやっと時間が進み出す、ということだそうです。人間はそれぞれがワンルーム
マンションで暮らしているようなもので、使った食器をすぐに洗う人もいれば、
何日も溜めてしまう人もいる。自殺するのは、それらの食器をそのままにして
夜逃げするようなもの。それでは何も解決しないということだそうです。
洗い物を残したままの新井さん、という予期せぬオチでした。
そんな話をしながら2部が終わったのは20:48頃でした。
15分ほど休憩をはさんで3部は再び唄です。
1. 砂時計
2. 春の光
3. 黒アゲハ
4. 真夏の花
5. ユリの丘
6. 押し花
今回のこの曲は少しテンポが速すぎた感じでした。もっと独特なグルーブ感
をもたせて唄ってもらいたい曲です。
ここで再びロボットTAYAMAが登場。
7. 未来
これも初めて聴く曲でした。TAYAMAからの難解なメッセージを斉藤さんが
読み上げていましたが、“過去”と“未来”は“今”でつながっている、
という内容でした。
本編終了は21:48でした。すぐにアンコールとなります。
E1. 楽しい円盤旅行
唄はしっかりしているものの、なんだか散漫な内容になってしまった感の
あるライブでした。
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かみと,1998