名古屋から横浜へ移動してDr.Washingtonのライブを見てきました。
会場は横浜BUDDYでカフェバーということになっていますが、週に2回は
ライブが行なわれます。彼らが出演するのは3回目。2部構成で時間が
たっぷりあるため、最近はやらなくなった曲も聴けるのが魅力です。
会場へ到着したのは20:20頃でした。既に満席状態で、かろうじて1つ
空いていた席に座りました。もっとも、彼らの演奏を目当てに来ている人
ばかりではないので、お客さんの出入りが若干ありましたから、遅れて
来た人たちも無事に座れました。それにしても異常なほどの盛況ぶりで、
前回の原宿クロコダイルに分けてやりたいくらいでした。
20:30開演だと思っていて、なかなか始まらずに変だと思っていたら、
開演は21:00になっていたようです。慌てて来ることはなかったかも
しれません。21時を過ぎたところでメンバーが登場。BUDDYはステージ
らしきものがなく、入口を入るとすぐ左のところに窮屈なまでに楽器が
置かれていて、一番近いお客さんは1mもない程の距離になります。
そんなこともあり、マーシーは「ここの欠点は、お客さんがすぐに
話しかけてくること。それが会話になってしまう」と言っていました。
さて、第1部です。
1. Call me tonight
なんとなく懐かしい気のするこの曲。しばらく聴いていませんでした。
上品に言えばアメリカンバーの雰囲気、和風に言うなら浪花節(^_^;)。
この日のステージは のどかな雰囲気でスタート。
2. Say Goodbye My Hero
ここで少し激しい感じの曲へ。
3. 遠くの空を見ていた
ゆったりとしたバラードが続きます。
4. 海へ
これらは横浜をイメージした選曲なのでしょう。
5. Only Tonight
ドゥワップ系のコーラスが後半の盛り上がりの源になっている気がします。
マーシーのカズーがとても良かったです。カズーが特に良かったと思ったのは
初めてかもしれません。
6. ワシントン博士の憂鬱
これもまた懐かしい曲。「Dr.Washingtonのテーマ曲だと思っている人が
いる」って話していました(^_^;)。マイキーさんが歌詞を間違えていた
のではないかな?オチが先に出てしまった気がしています。
7. 風に吹かれて
8. 快晴
今回は画用紙に描かれた(貼られた)切り絵で歌詞をお客さんに見せるマーシー。
その色彩感覚が変で(^_^;)、皆から色盲検査の絵のようだと言われていました。
9. Travelling Wagon
遠征した時は是非とも唄って欲しい1曲。まぁ多分唄っていると思いますが。
ポンコツのワゴンで巡業しているメンバーの絵が浮かびます。
10. What's Wonderful Journey
このところの定番となっている曲。イントロや間奏のところ、裏で合わせる
「Hey!」のかけ声をお客さんに唄わせます。「ちょっと難しいけど」と
いうマーシーの心配をよそに、完璧にこなすお客さん。
一体どうしたんだ、というくらいの異常な盛り上がり。1階なのに会場が
揺れているのではないかと思ってしまうほどでした。私が演奏する側だったら、
嬉しくて感動ものだと思います。今回は松ちゃんに注目が集まっていて、
声援もひときわ大きく感じました。
熱気に包まれたまましばらく休憩。いつものように外で雑談タイムと
なっていました。近くでお祭りがあったようで、はっぴを着た通行人が
いたのですが、マーシーは気軽に声をかけていました。お祭りの話を聞いて
いたようですが、店の中もお祭り同然の盛り上がり方でした。
1. NEED FRIENDS
2. Dream in the Stadium
ここでも切り絵が登場。お客さんに「Dream in the Stadium」の部分を
唄わせます。
3. 悲しき私設応援団
パロディだそうです。
4. 空に
5. セーラーメーンR
6. 拳銃を撃て
前回初めて演奏した曲。前よりもまとまっていました。
7. Poem
「盛り上がってきましたね。ここでバラードを」と、少しだけ落ち着きを
取り戻します。
8. マイキーズブルース
これも久しぶりという気がします。
9. Listen to My Blues
こちらも久しぶり。以上のブルース2曲は、タイトルではブルースと
言っていますが、あくまでも“ブルース風”です。特に「Listen...」の方は、
ブルースをやっている人たちに怒られそう(笑)。
10. Singin' My Song
以前のように歌詞が書かれた巻き物が登場。サビの部分をお客さんに
唄わせます。
E1. Midway Progress
アンコールは久々のこの曲でした。本来なら3・2のリズムなのですが、
お客さんの手拍子は崩れ気味。
本当に嵐のようなライブでした。終演後もメンバーと話をしていましたが、
インターネット接続してDr.Washingtonのページを作りたいというイマリン、
Dr.Washingtonの演奏中の写真が無い、と私たちに撮影依頼しているマーシー、
他にも思い出話やらなにやら、いろんな話をしていてあっと言う間に時間は
過ぎていきました。
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かみと,1998