吉中美樹さんのソロライブVol.2に行ってきました。本人がすっかり
安定状態にあるようで、最近は特に「趣味で唄っている」という雰囲気が
強くなっている気がします。ハングリー精神が無いというか、どうしても
お客さんを呼びたいという意識が感じられません。もっとお客さんを呼ぶ
努力をしても良いと思います。逆に言えば、その安定感が安心感となり
ゆったりした気分で聴けるのですが。
○吉中美樹
1. さかなになってひるね
肩の力が抜けていて一番リラックスして唄っていた気がします。
2. あったかいね
本人は紅茶のイメージ(歌詞にも紅茶が出てきます)だそうですが、私は
シチューのCMを思い出してしまいます。
3. 我巡遥遠的山中来
今まであまり感じることの無い曲でしたが、今回はドラマチックな印象が
あって良かったです。
4. 花
サビでの声の伸びが良かったです。吉中美樹さんのアレンジの「花」も
ずいぶん聴いた気がします。
5. 君の才能
6. 夕暮れ
オレンジ色の照明が曲によく合っていました。
7. もう何も聞こえない
8. Berimbau
9. 抱きあうといいね
珍しく歌詞落ちがありました。同じフレーズが何度か出てきますが、最後まで
思い出せなかったようです。
10. 月にドライブ
11. あした
前半は良かったのですが、MCをはさむ度にどんどん緊張していく感じがしました。
○十時由紀子
キキオンの十時さん。今回はバックのメンバーが違うわけですが、相変わらず
難解な歌を唄っていました。
1. ガラクタンゴ
2. コンドラチェフ・ソング
3. 7割
4. サントラ・カナリア
5. 普通列車
6. ZOO
7. マーブル
8. 水の眠り
このような曲順表が配られていましたが、実際には変更していたようです。
サンプリングした声やおもちゃなどを使って、キキオンとは違う雰囲気を
出そうとしているのでしょうけれど、やはりおどろおどろしい唄い方です。
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かみと,1998