ドクワシのツアーも最終日となりました。開場時間に間に合うように
せっかく早く行ったのに、チケットを管理しているマーシーがなかなか
来ません。他のバンドのお客さんが入場する様子を恨めしげに見ていた
私でした。このあいだも手売りのチケットを買って欲しいという話を
された気がするのですが、それならちゃんと開場までに戻ってきて
もらいたいものです。
10分ほど遅れてやっと現れたマーシーは衣装を買いに行っていたのだとか。
イマリンも一緒だったようですが、「ほら、怒られた」と言っていたので
ひたすらマーシーが悪かったみたいです(^_^;)。
○The Free Market
Bs,Dr,Vo,Gtのポップス系バンド。技術的には大したことはない(^_^;)
コミックバンドでした。今で言うならばユースケサンタマリアさんの
ような芸風、昔で言うなら元アラジンの高原兄さんっぽい感じ。さらに
それよりも古田新太さんに似ている気もしました。
○The Destiny
大阪から来たというBs,Dr,GtVo,Gtのロックバンド。シャ乱Qっぽいかな
という印象。どうしてもこのタイプのバンドもありふれている気がします。
○Dr.Washington
本日のラストの出演。彼らの魅力はしっかりした技術をひけらかすことなく、
お客さんも一緒に楽しめる音楽をやっているというところでしょうか。
演奏など場当たり的で雑に見えるのですが、実はしっかり計算されている
ものであることが、要所要所で感じられます。
1. Neverding
2. 雲に
3. 銃を撃て
4. ポエム
5. 空に...
6. Honky-tonk Blues
7. Listen to My Blues
8. What's a Wonderful Journey
9. Midway Progress
前回の名古屋のライブのときのアンケートで「Midway Progressを最後
(アンコール)にやって欲しい」と書いた気がしますが、この曲は本来、今回の
ツアー用には選曲されていなかったのでしょう。それでもやってくれたのは
嬉しかったですね。
今回もアンコールはかかったのですが、マイキーさんのギターの弦が切れて
いたため時間がかかると思って、そのまま終わりにしたとルイードの人が
言っていました。弦が切れていなかったらOKだったようです。
良かったのは「ポエム」です。フルバンドの演奏よりもずっと迫力が
あって、ボーカルに力がありました。こういう曲を唄えるところが、
コミックバンドになりきれない弱さなのかもしれません(^_^;)。もちろん
お笑いに行って欲しいということではありません。
次回のルイードでのライブは12月頃にワンマンを予定しているそうです。
マーシーによればそれまでの間に予定を入れるとのことでした。しばらく
ライブはなさそうですが、また次の展開を期待して待ちましょう。
本日の余談。ドクワシの場合は、「音学」を語るよりも「音楽」を一緒に
楽しむべきですね。
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かみと,1998