台風の影響も何のその、ちざわゆうこさんとSESAMEのライブを見てきました。 もっとも、どちらかだけでも見に行ったと思うので、両方目当ての私には 欠かすことの出来ないライブです(^_^;)。
 開演30分くらい前に吉祥寺MANDA-LA2に到着。入り口のところでは、前日発売に なったちざわさんのアルバム『prologue』を売っていました。もちろん買うつもり でいましたが、すかさず後ろからちざわさんが登場。その場で早速買わせて いただきました。
 雨こそ降っていなかったものの、あまり良い天気とは言えないためか、お客さんの 入りは悪く、私が2番目でした。しばらくして3番目に入ってきたのは 赤松志津子さんでした。赤松さんとは、ちざわさん関連で何度か挨拶を交わして いたこともあり、話しながら開演を待つことになったのですが、赤松さんの声を 聞きつけたちざわさんが楽屋から出てきて、「誰と話しているのかと思った」と 笑っていました。

○ちざわゆうこ
  先日のザ・バッチリーズでは少年っぽい服だったのですが、今回は大人っぽい
  雰囲気。ちなみにザ・バッチリーズの時の赤松さんはチャイナドレスでした。
 1. 桜
    このところ毎回唄っていることもあり、安定した歌唱でした。声も良く出ていて
    気持ち良いくらい響いています。
 2. 九月
 3. こいのうた
 4. 名前
    少し走り気味。一部歌詞を間違えそうになりますが、いつものこと?(^_^;)
 5. 雨雲の彼方へ
    久しぶりに聴くこの曲。「すごいバラード」(重い雰囲気という意味)と言って
    いますが、好きな曲です。全体を通してメロディーが良いと思います。
    重厚な迫力のある唄で、ストリングスが聴こえてきそうな感じ。一度
    オーケストラの構成・アレンジで聴きたいと思える曲です(そんな無茶な…(笑))。
 6. 橋
    これもお馴染みの曲。比較的ゆっくり唄っていました。その分だけ声が
    伸びています。
 7. 晩夏
    5拍子から途中で3拍子に変わる、ちざわさんには珍しい曲という印象。
    間違うとヤバそうだなぁと思った瞬間に間違っていました(笑)。
 8. 大人
    しっとりと唄います。グラスの氷の音が似合いそうな、ある種のけだるさが
    漂います。
 9. おふとん
    今回はいい調子だと思っていたのですが、中盤から後半でミスしてしまいます。
    何だかこの曲はまともに聴いたことがないような気がするのですが、私の聴く
    タイミングが悪いのかもしれません。
10. prologue
    この曲をそのままアルバムタイトルにしたと言うよりは、この曲を作った頃を
    思って作ったアルバムなので、『prologue』というアルバムタイトルにしたの
    だそうです。最初のアルバムという意味も込めているそうです。

 前回見たのがクアトロだったので、その時に比べたらずっと良かったと思います。
声が良く出ていて、少々の(?)ミスも勢いで押し通すような、実に気持ち良い
唄でした(これでも誉めているんだろうか(^_^;))。

○SESAME
  SESAMEの曲は難解なものも多いのですが、「花の人」を聴きたいが為に通っている
  気がします。
 1. 寒空まち
 2. シャワー
 3. 海の少年
 4. 境界線
 5. イミテーション
 6. 雨が降る
 7. 時を越えるまで
    サビの展開が良い曲です。バンドとしての全体的な音が良く、迫力のある
    内容でした。
 8. 花の人
    「密かなファンが多い」と紹介されたこの曲、私はかなり気に入っています。
    強さはありませんが可憐さを感じさせる曲です。
 9. 会いに行くよ
10. ???
11. 菜の花

 終了後はちざわさんにサインをもらい(^_^;)、少しだけ話をしていました。 アルバムジャケットは砧公園で撮影したのだとか。しばらくライブの予定は 無いそうですが、Pfのサポートで近々四谷フォーバレーに出演されます。 そちらには行けないことを告げると、「私のコーラスもいいんだけどなぁ」と 言われてしまいました。SESAMEも見に来たという話をすると「好きそうですよね」 と、すっかり見抜かれていました。
 その後、SESAMEの小駒芳さんに挨拶。ちざわさんと話していた様子を見て いたようで、「あの方とも知り合いですか?」と言われてしまいました。 「花の人」の素晴らしさを力説して(?)、帰ってきました。
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copyright かみと,1998