『林檎のためいき』は結局2回しか聴いていない状態、チケットの番号のことも ありましたが、あまり乗り気ではなかったJungle Smileを見てきました。開場 時間を30分ほど遅れて到着したのですが、まだ入場の列は消えていませんでした。 様子を見に上がって行ったところ、もうすぐ呼ばれる番号だったので、外で 待っているのも間抜けなので入場。
 入場時にレイをかけられます。こういうのって処分に困ります(笑)。 前売りはソールドアウトということもあり、クアトロのステージ前のスペースは 既に半分以上埋まっていました。前回のパワステのライブでも全然見えなかった ポジションでしたが、今回は一番後ろの照明の下という、また全然見えないに 違いないと予想できる場所にしました(^_^;)。

 19:05になり、ゐさおさん好みのクラブ系サウンドからいきなりハワイアンが かかります。歌詞にアケボノ、ムサシマル、コニシキと言った名前が出てくる 曲でした。妙なセンスですが、これもゐさおさんでしょうか。やがてメンバーが 登場。サポートはKey,Bs,Dr,Gtでした。郁乃さんは赤のタンクトップで 胸のところに四角い模様が入っている服で、下は茶色のスカートのようでした。 良く見えなかったので違うかもしれません。
#さぁて、どれくらい再現できるか…(^_^;)

 1. ただの私
    ファルセットもしっかりと音程がとれています。調子良さそう。
 MC 郁「どうもJungle Smileです」
    ゐ「(レイやハワイアンの流れから)イロハ〜!3000円、元とれよ」

 2. 風をおこそう
 3. 同級生
 4. 片思い
 MC 郁「(ゐさおさんが)学ラン着てんだよ」
    ゐ「学ラン状態」
    郁「いつもこんななんですよ」
    ゐ「はい、Jungle Smileやってまいりました」
    郁「自己紹介」
    ゐ「暑い〜」
    郁「みんな倒れないでね」
    ゐ「全員、礼!」
    郁「これをきっかけにバカになってください」

    郁「今回のライブでマネージャーが借金したの、100万」
    ゐ「同じ時期に生命保険に入って、『死んだらこれで』って」
    郁「みんなレイしてバカになって。いっぱいいますけど、実は一人ですから。
      バカになってはずかしがらずに」
      「今日はやる気まんまんで来ました」

 5. 2:05 PM
 6. キスしてあげる。
    破壊的なイントロ。レゲエ調。
 7. 猫とゴミ
    曲中でゐさおさんの台詞有り。
 8. 思春期

 MC ここで郁乃さんはマイクをマイクスタンドにセットしようとしますが、どうも
    気に入らないらしい。
    郁「次の曲は「林檎」です。この曲はですね、初めて自分のコンプレックス、
      私の理性、知性…は無いか、初めて一人の男性にさらけ出すことが出来た
      きっかけになった曲です。
 9. 林檎
    低音(Bs?SynBs?)が強すぎます。

 MC 郁「みんな大丈夫?今日そんな暑くない。まだいい方だよね。」
      「昨日の夜、夜中に鳥の唐揚げを食べている夢を見て、目が覚めたら
      本当に口を動かしていて…」
      「メンバー紹介をします。前は虹5分バンドでしたが、名前が変わり
      ました。虹6分バンドです。では自己紹介…メンバー紹介。1番2番
      3番4番。」
      「Key:よっしー。繊細なピアノを弾きます。下関の族でしたが、立派になると
      未来は明るい」
     「Bs:しんちゃん。A面B面のある日と。スイッチがあって…」
      「Dr:やまちゃん。体育の日ということで、昼間は子供の運動会に行ってきた。
      マジになって、人を殴ったらしい(嘘?)」
      「Gt:あまのきよつぐさん。目がヤバイ。見つめると好きになってしまうらしい
      けど、私の好みじゃありません」
      「PA:ダブマスターエックス(?)」
      「いい形でやっています。今年も、来年もよろしく」
      「アンケートで喋りの練習をするように書いてある」
      「蛇、とかげ、蛙、野村さちよさんが嫌い。」
    ゐ「来てたらどうすんだよ」
    郁「レイが似合いそう。雑誌の占いで“悪口はその人に伝わる”と書いて
      あった」
      「蛇に人が飲み込まれたって雑誌に書いてあって」
    ゐ「ニシキ鯉?それはヘビーな話題だね」
    ここでJungle Smileインフォメーション。ゲゲゲの鬼太郎の目玉の親父の
    真似をするゐさおさん。インフォメーションの内容は、11/1の関東学院大の
    学園祭。関東では年内最後のライブ。
    ゐ「イクノフが手塚治さんのトリビュートアルバムに参加しています。
      そろそろバラ売りの時期ですね」
    さらに二人画でデザインしたTシャツの宣伝。
    新曲は11/26発売。この曲のタイアップはJALのスキーツアー
    ゐ「(次のシングルは)白い変人…白い恋人」

10. 白い恋人
    インディーズあるいはデビュー直後によく唄っていた曲。サビの唄い方は
    さすがに安定していました。以前よりも少しテンポを落としている感じ。
11. 水たまり
    唄は若干不安定でしたが、この辺からライブらしい音のまとまりが出て
    きました。
12. いい女
    間奏ではリズムに合わせて飛び跳ねる二人。曲の途中でステージ(?)下手の
    客席の高さのスペースまで下りてくる郁乃さん。曲中に3度ブレークがあり、
    曲が終わったと思ったお客さんは毎回拍手をします。最後のブレークは
    かなり長めで、
    郁「疲れたー。柵があるから前の方には行けない。どっちが動物かしらね。
      きっとこっちだよね。」
    という発言までありました。途中で酸素吸入する郁乃さん。
13. 冒険(ロマン)
    ひたすら長いイントロ。サビは幾分シャープ気味の唄い方。まるで嵐の
    ようなアレンジで、かなり長い曲になっていました。10分くらいあったかも
    しれません。
14. 小さな革命
    エレキの音がバリバリロックしている曲になっていました。全体の音は
    どうもボコボコしています。

 MC ゐ「爪割れちゃった。さあ、宴もたけなわ、夏は沖縄…正月はしめ縄」
    郁「いい感じでやってきたのに、ストン(と、ギャグで落とすゐさおさんへ)」
    ゐ「そろそろお別れのとき」
    郁「あと2曲、2曲終わったら倒れてください」
    ゐ「Jungle Smileはよっぽどのことでないとアンコールやらない」
    郁「料金別でね」
      「「おなじ星」広辞苑に載せたいくらいいい言葉。スタッフも数年前は
      それぞれだった。壁に向かっていたけれど逃げずに乗り越えてきたら
      素晴らしい人に出会えて。Jungle Smileのライブがきっかけで…
      レイをとらずに渋谷を歩いてください。レイを見て「あの人もジャンスマ
      のライブに行ったんだ」って声をかけて、お茶飲んで、3年後結婚して
      いるかも」
    ゐ「レイに始まり、レイに終わる」
15. おなじ星
 MC 郁「これからもJungle Smileは日々精進していくので、また会いましょう」
16. 雲の中の散歩
    イントロのギターのアレンジがなかなか良かったです。曲が終わったところで
    またしても弦を引きちぎるゐさおさん。
 MC 郁「よいお年を」
    ゐ「ありがとうございました」

 最後にはメンバー全員が林檎飴を会場に投げ入れます。ここで本編終了。 21:15でした。時間的にも十分だし、アンコールを必要としない選曲と構成だった と思います。客電が付きアナウンスが流れますが、アンコールの手拍子は 止みません。普通ならあきらめて帰るところです。実際に帰ってしまった人も 何人かいました。
 ところが、21:20頃になりゐさおさん再登場。続いて郁乃さん、バンドメンバー も登場。

 MC ゐ「早く帰れ!」
    ライトが当たって暑いらしく、少し照明を落とさせます。ゐさおさんは
    「地膚まで暑くてヅラがばれる」と言っていました。郁乃さんはかつらを
    首の後ろの方にぶら下げて歩いている人を見たとか。明日は友人の結婚式
    だという話も郁乃さんがしていましたね。
    他のアーティストのアンコールまで含めたライブ構成についていろいろと
    不満を言うゐさおさん。お客さんと相談しつつ、アンコール曲を決めます。
    ギターの弦をすべて切ってしまったため、代わりの小さなギターが登場。
    私は楽器を粗末にする人は嫌いです。弦が切れること自体、ギターに悪影響
    なのは、ギターをやっている人なら知っているはず。
E1. 恐竜のヘリコプター
    二人だけで唄います。
 MC 郁「本編(だけで)ぎりぎりのところでやるじゃない。次は「風をおこそう」
      だから、みんなバカになって私たちより疲れて帰って。みんなも燃え
      尽きるんですよ。
    ゐ「ラララって唄うんだよ」
    郁「もっと明るく言えば」
E2. 風をおこそう
    曲中でもう一度メンバー紹介。そこでのリズムがレゲエっぽくなります。
    最後はお客さんとともに「ラララ…」と大合唱になりました。最後は
    ゐさおさんもギターを置き、マイクを手にして本当に楽しそうに唄って
    いる二人でした。

 実に長いライブで、終演は21:45でした。単独アーティストで2時間40分の ライブなんて、かなりお得なライブだったと思います。
 唄は明らかに前半の方が良くて、後半になるにつれてデビュー時のレベルに 戻る感じがありましたが(さすがにデビュー前までは戻らないけど)、ライブと しての盛り上がりは後半に見事なものがありました。良いライブでしたね。
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copyright かみと,1998