1998/11/01 【我那覇美奈、SR Smoothy、Jack&Betty】青山学院大学

　青山学院大学の学園祭で我那覇美奈さん、SR Smoothy、Jack&Bettyの３組が出演するライブを見てきました。
　会場は青学の中庭で無料。会場近くでやっていたチアリーダーのショーが進められる中、ステージではセッティングが行われていました。会場前にはロープが張られているものの、ステージが良く見えます。本来の予定では 15:30からでしたが、15:45からに変更になっていました。チアリーダーの方が終わったところで本格的に音合わせ、リハーサルが行われました。
　15:28頃から我那覇美奈さんのリハーサルでしたが、かなり気合いの入った本格的な唄い方のリハーサルでした。大抵は唄っているのを止めてPAさんに言葉で指示を出すのですが、まるで本番中に指示を出すように唄いながら手で合図しているほど。唄っていたのは「君に届くまで」でした。
　他のアーティストもリハーサルをするのかと思ったら、客席のロープが外されて客を中に入れます。結構危なっかしい仕切りで、私は関係者が本来予定していた位置よりも前に出てしまっていました。そしてそのままライブがスタート。司会の女性が我那覇美奈さんを呼び込みます。


○我那覇美奈
  Bs,Dr,Gt,Keyのサポート。
 1. 君に届くまで
    Keyのイントロで始まる曲。先日TBS赤坂ライブで聴いたときから気に入っている
    曲です。心地よいグルーブ感を持ちつつ、迫力ある安定したボーカルを聴かせて
    くれます。
 MC 「ありがとうございました。皆さんこんにちは、はじめまして。我那覇美奈です。
    こんなにたくさん人がいてびっくりしています。"Aoyama Ladies Festival"に
    呼んで下さってありがとうございます。短い時間ですが楽しんでいって下さい。」
 2. 桜のころ
    前半はやや途切れがちに唄っていました。バラードらしく、もっと滑らかに
    唄って欲しいところ。
 MC 「改めまして、我那覇美奈です。今年の2月21日にデビューしました。私は
    奄美大島の出身です。こういう大学は奄美大島になくて、初めて大学に
    入ったんですけど、教室とか大きくてびっくりしました。学園祭も初めて
    です。学祭も楽しんで行きたいと思います。パイ投げとかやりたかったんですが
    唄があるので止めました。後でやってみたいと思います。」
 3. 微熱
    低音の部分やファルセットで少しふらつくところもありましたが、伸び伸びと
    唄っている感じでした。
 MC 「今日は本当にどうもありがとうございました。」
 4. Tears〜時間の中で...
    本人が出演しているTOSOSINのCMで使われている最新シングルです。
    サビの展開がなかなか気持ち良いです。

　司会の女性が登場し、簡単なトーク。CMでニコッとする笑顔の話題になり、「ここでは出来ない」と言われる前に拒否。CMでは知らないと言っている TOSOSINですが、もちろん知っているとのこと。奄美大島では我那覇美奈さんの曲が１位になったそうです。もっともCD屋さんは１軒しかないらしいです。
　CDが発売されたときは、店まで行って確認して、ちゃんと試聴機で聴いたのだそうです。
　時間があるということで、我那覇美奈さんの詩が紹介されていました。「大きく柔らかく熱くゆっくりしていたいから唄う」という内容のもの。
　緊張をほぐすために、始まる前は大きい声を出したり走り回ったりするとか。全然緊張はほぐれないそうですが。


○SR Smoothy
  橋本しんさん(Key)と里亜さん(Vo)のユニット。ソウル系の音楽でした。
  どうも私の趣味からはズレています。里亜さんは大学１年ということですが、
  客席や学園祭で出店している人たちに友達がいるということから、もしかすると
  青学なのかもしれません。エキゾチックな顔立ちで、英語の発音もそれっぽい
  感じなので、ずいぶん日本人離れした雰囲気を受けます。

○Jack&Betty
  ボーカルの中川優美さんは髪を切り、少し染めていました。相変わらずの
  ハイテンションなステージで疾走感のある内容のライブでした。
 1. Twister
 2. Sweet Holiday
 MC 「昨年の青学の学園祭を見に来た。ステージでマジックショーを見たけれど、
    今年ここに立っているのが不思議。」
 3. メリーゴーランド
 4. テレパシー
 5. あのね

SAIL Music Laboratoryへ戻る

かみと,1998