○木村至信
　彼女のステージを見るのは７回目。
  Bs,Dr,Gtのサポート。前半は最高潮のときのような声の張りが無い気が
  しましたが、後半はとても安定していました。
 1. ひまわり
    どことなく切なさを感じさせる定番曲。
 2. Keep on trying for you(?)
    軽快な曲です。普段のパワーが復活し、ロングトーンに迫力があります。
 MC 「同じように時間を使って、同じ空気を吸ってもらって、嬉しく思って
    います。全身を耳にして楽しんで下さい。」
 3. ONE MORE KISS
    朝帰りをしてホカホカした気分を唄ったとのこと。ウキウキするＡメロから
    比較的落ち着いたサビまでの展開がいいですね。「Princess Tifa」を唄って
    いた頃の白井貴子さんの曲のようです。
 MC 「改めまして今晩は。アルバム『RIALITY』を中心にやっています。」
    「素直に気持ちを伝えられなくなったときに、『君はあったかいね』と
    言われて…。でも気付いたときにはその人がいなくなってからでした。」
 4. LOVER SOUL
    良くできた楽曲だと思います。聴く度に味が出てくる感じです。ライブでは
    大抵いつも唄っています。
 5. ともだち
    出だしでギターが出なかったのか、さりげなく(?)やり直していました。
    唄い出しも別メロディーだったような。
 MC 「唄っていくためにどうしても必要だから書きました。大好きな
    この世の中に。」
 6. いとしい世界
    マイナーなボサノバ調の曲。
 MC 「時間が経つのはあっと言う間だよぉ。」
    「アットホーム系な曲を唄っているので、そう思われるかもしれませんが、
    胸を張って深呼吸するような歌を唄っていきたいと思っているんで。
    はみだしものになるのがみんな恐いから、私が「いつかきっと」って
    唄っています。」
    「皆さんの明日が幸せであるように。」
 7. Like a Teenage Dream
    これも定番となっています。ルイードのような客層に合っている曲と
    言えます。

　全体的に若々しい雰囲気に仕上がっていました。活動拠点が長野であり、
東京では木村至信さんを見に来るお客さんが少ないためか、今回もまた
少しやりにくそうな雰囲気はありました。

○鍋田幸子(GtVo)
　鍋田幸子さんを見るのは９回目になります。
  Key,Bs,Dr,Gtのサポート。やけにお客さんが多く、ビデオカメラ(業務用も
  含む)が数台回っていました。お客さんからも多数声援がかかる状況。
 1. 楽しく人生を送ろう
    Ａメロまでで終了したのは時間の都合でしょうか。そのまますぐに次の曲へ
    移ります。「雨に唄えば」みたいな雰囲気でした。
 2. MAMA SAID
    私の印象としては、鍋田幸子さんを最もよく表している曲だと思います。
    「東京」よりもこちらを代表曲としていった方が良さそうな印象。
 MC 「今晩は。鍋田幸子こと、なべさちです。」
    「今日は貴重な時間、来てくれてありがとうございます。今年最後の
    ライブなので、最後まで一緒に楽しめたらいいと思っています。」
 3. 東京
    でもやっぱりこの曲も好きです(^_^;)。唄はまだフラフラしていますが。
 4. あなたが好きです
    スローバラード。
 MC 「前回Show Boatの時に唄った新曲で、「毎日のメロディー」という曲に
    していましたが、単刀率直？…ん？…単刀直入に「あなたが好きです」と
    しました。」
    「最近、曲を書いてみないかという話があり、来年８月のドラマの主題歌
    として曲を提供することになりました。」
    次回のライブは1月27日に堀江淳さんと、2月にGuilty(どちらもこれでは
    よくわからないですが…)。さらにメンバー紹介。
 5. 幸せの唄
 MC お客さんの声援に応えてながらもう一度メンバー紹介。元々MCをする
    ところではなかったのかもしれません。
 6. すばらしい世界
 MC カポを付けるのに戸惑いながらも「最後の曲で、何の曲で締めるのが
    自分らしいかなと思って。」
    「去年はライブをできない状況にあって、今年はライブを中心に自分を
    高めていきたいなと思って、でも４、５本だけになっちゃったんだけど。」
    「素直な気持ちでありがとうという気分になれたのは、大した成果でした。」
    「素敵な女性になろうと思っているのに、だんだん“がさつ野郎”に
    なっていってさ…。」
    「みんなとこういう形で過ごせて、ありがとうございました。」
 7. CHANGE
    この曲の良さを再発見した気分でした。イントロの雰囲気を含め、
    しっかり楽しむことが出来ました。声の感じと曲調がぴったり
    だった気がします。

　唄はまだまだうまくなりそうな気がします。しかしそういう唄の不安定さを
感じさせないくらい、以前とは比べられないほど楽しそうに唄っていて、
何か吹っ切れた感じが伝わってきました。目の輝きとか表情まで生き生きとして、
かなり良くなった感じでした。それにして急激に綺麗になった印象です。
幸せそうで何よりです。

　以降のステージを見ようか帰ろうか、出口までの階段で迷っていたら、
ステージを終えた鍋田幸子さんに話しかけられました。直接話すのは今回が
初めてでした(^_^;)。

○真鍋康史
  GtVoで、サポートはKey,Dr,Bsでした。ファルセットを多用した唄い方や
  踊りなど、かなりマイケルジャクソンを意識しているのではないかと
  思われます。唄もギターもかなりのレベルの高さでした。

○IZUMI
  Key,Dr,Vo,Bsの男性４人。ポップス系の歌謡曲路線とでも言いましょうか。
  １曲聴いたところで帰ってきました。

かみと,1998