以前から一度しっかり見てみようと思っていた赤松志津子さんのライブを 見てきました。みぞれ混じりの雨の中を慌てて行ったら、赤松さんは一番最後 でした(^_^;)。

○木村利満(GtVo)
  奥田民生さん風というか、金谷ヒデユキさんっぽい声質というか。比較的
  地味な感じのフォークシンガーでした。

○奥田しんいち(GtVo)
  本人が「唄はうまい」と言うように、確かにさとう宗幸さんのような甘さの
  ある声で、表情豊かな唄でした。松山千春さんっぽい感じもありましたね。
  名古屋の人だそうで、名古屋ではラジオ番組も持っているとか。来年春には
  CDを出して、インストアライブも予定されているそうです。

○BUR-BUR
  Key,Vo(女),Gtのアングラフォーク系バンド。攻撃的な唄い方で、永井幽蘭さん
  (永井綺燐さん)を思い出してしまう雰囲気。毒々しい、恐い感じのする
  人たちでした。Keyは結構うまかったです。

○赤松志津子(PfVo)
 MC 「たくさんの人が残っていてくれて嬉しいです。」
 1. 小さな願い
    サビのメロディーが印象的でした。エンディングはやけにあっさりと終わって
    しまった感じです。
 MC 「雪になるとは…。今日はお客さんが来ないんじゃないかと心配しました。
    今年最後のライブなので、今年作った曲を中心に。」
 2. とまどい
 3. 心のすき間
 MC 「すきま商売というのがあるそうです。携帯電話の番号が11桁になりますが、
    『あなたの携帯電話は使えなくなる』と言って、新しい物を売りつけようと
    する業者がいるそうです。今の物でも使えるので、友達に騙されそうな人が
    いたら教えてあげて下さい。」
 4. 寝息
 5. ビルディング
 MC 「辛気くさい曲が多いのですが、辛気くさい1年でした。大雪の日に一晩中
    電車の中に閉じこめられたり、骨折したり、お芝居とジョイントして大変な
    日々をおくったり。」
 6. ラッキーセブン
    もう少しテンポを上げて、勢いで押すような雰囲気にしてもらいたいなぁと
    思いながら聴いていました。言葉遊び的な詞もなかなか。
 7. 吉祥寺
    Star Pine's Cafeで一度聴いたことのある軽快な曲。曼荼羅のピアノの音が
    曲に合っています。
 MC 「この曲を唄っていると自分でも楽しくなります。次の曲は骨折したときに
    自分を支えてくれた歌。自分の歌で自分を支えられるのだから、これ以上
    便利なことはありません。」
 8. Beautiful Butterfly
    ロングトーンを強調して、ゆったりと唄ってもらいたい曲。

 ファルセットは若干弱くなってしまいますが、そこまでの中音域の声の伸びは
とても良かったと思います。やや鼻にかかった大橋純子さんを思わせるような
声質で、スケールの大きな曲が似合いそうな雰囲気でした。楽しそうに唄って
いるのが良いですね。

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copyright かみと,1998