1999/01/16 【YUI(浅香唯)、奈良井恭子、Tiptory】渋谷Egg-man(イマリン(Dr.Washington))

　前日に引き続き"GIRL'S BRAVO"のライブを見てきました。今回の出演は YUI(浅香唯)さん、奈良井恭子さん、Tiptoryです。私の目当ては奈良井恭子さん。 YUIさんのファンが大多数を占めていて、大量に前売りチケットを買っている人もいたようです。


○YUI
  まずはYUIさんが登場。黒のピッタリしたパンツに黒とグレーの服。
  サポートはKey,Gtでした。
 1. セシル
 2. “クリスマスで魔法が解け…”
 MC 「皆さん生きていますか？悲しいことでもあったのかしらというくらい
    静かですね。Egg-manは年末にもライブをしていたので、友達の家に遊びに
    来るような感じかと思っていたのですが、あまかったですね。ガチガチに
    緊張しています。」
 3. 終わらない罪
 4. 不器用な天使
 MC 「"GIRL'S BRAVO"に参加させてもらって…。私を初めて見た人？まだやって
    たんだとか思っているかもしれませんが、また見てみようかと思ってくれたら
    嬉しいです。」
    ここで客席からプレゼントがいくつか届けられ、戸惑いながらも受け取って
    いました。私の嫌いなタイプの客(タイミングもセンスも悪いかけ声をする、
    言葉を遮るように話しかける)がいて、ギターのひろたこうじさんに
    「友達の集いか！」と突っ込まれていますが、そういう客は認識されたと
    逆に喜ぶんですよね。困ったものです。こういう人って、ニュースの中継で
    状況も考えずレポーターの後ろでピースサインしている子供と変わりませんね。
    後から「テレビに出た」と自慢したいんだろうなぁ。本当に低レベル。
    こんなファンがいるなんて、YUIさんも気の毒ですね。
    前日が成人の日だったことから、YUIさんが成人式を迎えてから10年という
    話をしていました。左の頬にニキビが出来て、「思い思われ…」と、「振り」
    と「振られ」がどちらが考えている自分を可愛いと思ったとか。
    正月は実家に帰り、食っちゃ寝の生活をしていたら、かなり体重が増えて
    しまったとか。そのせいでパンツがピチピチだったのかどうかはわかりません。
    次回のライブまでにはスリムになって来るとのことでした。
    ここでメンバー紹介。キーボードはにしむらなおとさん。
    異常にうるさい客に、ついにYUIさんが「どこに行ってもいるよね。いると
    何とも思わないけれど、声が聞こえないと気になるかもしれない。」という
    話をして、ますますその客を調子付けてしまいました。ファン冥利につきる
    のかもしれませんが、アーティストをはじめとして人に迷惑をかけないような
    応援の仕方をしてもらいたいものです。
 5. Believe Again

　前回見たときと同じで、声が出ていないという印象が強いです。そんな中でも「不器用な天使」が一番良かった気がします。「セシル」は良く憶えていますが、「Believe Again」も聴いたことがあると思い、懐かしく感じながら聴いていました。


○奈良井恭子
  黒い革のようなスカートに赤いシャツでした。サポートはKey,Gt,Dr,Cho,Bs。
  YUIさんのファンが帰ってしまうかと思ったのですが、ほとんど帰らずに
  残っているため、客席は満員です。YUIさんのファンのうるさい客もいて、
  いちいち絡んでくるので本当に迷惑です。さっさと帰ってくれればいいのに…。

 1. Alive
    Ａメロの静かな感じとサビの激しさのメリハリが効いていて、グルーブ感が
    とても気持ち良い曲です。
 2. How much a love
    今回初めて聴いた(2ndシングルのカップリング、シングル買っていなかった)
    のですが、あまり良い印象はありません。発音もはっきりしていないし、
    メロディーもパッとしません。リズム優先のアレンジという感じです。
 MC 「今晩は奈良井恭子です。そして明けましておめでとうございます。
    今年最初のライブということで、いつもボソボソ喋っているのですが、
    今日は頑張って喋って唄いたいと思います。」
 3. Sky
    あまりロック色は出ていない曲で、聴きやすいメロディーです。中音域から
    高音にかけての声の伸びが素晴らしい。
 4. Hold on
    バラード。しっかりと唄い上げる感じで、見事に歌の世界を表現しています。
    弾力のある声が魅力的です。
 MC 3rdシングルの制作に入っている。春頃には出したい。
 5. 花
    サビで両腕を大きく広げていて、歌詞のスケールの大きさを表現するかの
    ようです。
 6. Always
    最後のロングトーンなど圧巻です。
 MC アンケートについて。
    うるさい客が「質問！」とか言い出したのですが、「トークショーじゃ
    ないんだから」と一喝。
 7. BABY、きれいになろ
    曲中の「Hey!」のかけ声が客席から聴こえるようになったら、盛り上がり
    そうです。

　会場が(少なくともステージ上は)揺れるような大きなうねりを感じる内容でした。バックの演奏が激しいながらもバランスが良く、奈良井さんのボーカルが演奏に負けていないので、密度が濃い印象を受けます。
　完全なロックにならず、ボーカルをちゃんと前面に出した歌謡曲的な要素が残っているので、とても聴きやすく感じます。
　いつもメンバー紹介をしないのでわかりませんが、コーラスの女性がずっと気になっています。YUKARI with B.O.Aのコーラスをしていた人(榊原ゆかりさんの妹さん)ではないかと思っているのですが…。

　次のTiptoryは以前一度見ていて、ソウル系で面白みを感じなかったので、後ろの方に下がることにしました。ステージ正面の柱の陰に移動したら、話しかけてくる女の人が…。誰かと思ったらDr.Washingtonのイマリンでした。 Tiptoryのボーカルの女性と友達なのだとか。


○Tiptory
  ボーカルの女性の声質は嫌いではないのですが、曲調に合っていないという
  気がしてなりません。キーボードの男性と二人でTiptoryにも関わらず、
  キーボードの男性そのものが曲調に合っていないようにも見えてきます。

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かみと,1999