前日の天気とはうって変わって、青空が広がる帯広。日高連峰まで
くっきり見えるほどでした。朝一番の便は既に満席でしたが、帯広空港で
キャンセル待ち。乗れなければ次の便まで4時間待つことになります。
仕事先には前日のうちに休むことをメールしておいたので、無理に午後から
出勤することもなくなったのですが、ライブのこともあるので少しでも早く
帰りたいところでした。なんとか朝の便に乗ることが出来て、昼に東京へと
戻ってきました。
渋谷La.mamaで行われる三角堂のCD発売記念ワンマンライブ、要注目の
ユニットだけに見逃す訳にはいきません。せっかく仕事を休みにしたのに
開場時間に間に合わず、10分ほど遅れてしまいました。既に20人くらいの
お客さんがいましたが、前の方の席はまだ空いていました。開場時間が
近付くにつれて続々とお客さんが入ってきて、開演10分前には満席状態。
開演時には立ち見も多数となっていました。
ステージにはいつもの二人のセットの他に、ベースとパーカッションが
用意されていました。三角堂にサポートが入る形式は初めて見ることに
なります。
開演は予定より遅れて19:17頃でした。
MC 「一昨日CDが発売されて、芸能生活3日目です。」
1. そら
MC 「19日から4日間、北海道に行ってきました。」
21日は帯広でライブで、2、3年ぶりに帰ったら熱烈歓迎を受けた
という内容。地元の新聞(十勝毎日新聞)にも三角堂のことが掲載され
たけれど、春さんが写っていなくて、流さんのお姉さんの方が目立って
いたというもの。帰りの日の北海道は雪で、飛行機が飛ぶか心配だった。
明後日からは大阪へ行く予定。
2. ハレルヤ
少し抑えて唄っている感じでした。
3. 会いにいくよ
優しさあふれる唄い方です。
MC 三角堂としてライブをやってきて嬉しかったことは、“ぴあ”に名前が
載っていること。CD屋さんにも並んでいるけれど、帯広ではなぜか隣に
「だんご3兄弟」が並べられていて、誰か間違えて買わないかな?
春さんは「(ジャケットに描かれた)三角のふくろうに棒を書こうか。」
4. たいせつなもの
多くの人たちに支えられている三角堂の状況を思うと、この曲は心に
染みるものがあります。
5. Party Time
ガラッと変わって軽快な曲。
MC 「次は田舎を思って作った曲。帯広でも唄ったけれど、涙がちょちょ切れ
そうになりました。」
6. あの街のどこかで
ここでサポートの二人を呼び込みます。三角堂と愉快な仲間たち、春さんが
むつごろうさんの役ならば流さんは犬ということでした。おおみやまことさん
(Perc)、てつおさん(Bs)とのことです。
7. そとに飛びだせば
間奏で流さんはいつものようにカズーを吹きます。笛のように指を動かし
ていますが、音には関係ないんですよね。
MC 「カズー素敵だったでしょ。またアイテム増やしちゃったの。」
8. それぞれの歴史
MC 「これが世間さまに出たんですよ。」
CD発売記念ライブのおみやげについて。また、会場でCD購入した人には
ポスターが付くという告知。
9. 丘に咲く花
MC 「“1、2、三角堂”っていうツアー名、知っていましたか?」
次のライブの予定について。東京近郊では4/4の大宮JACK BOXの野外ステージ。
FM世田谷のラジオについても告知がありました。
10. レモンティー
今回初めて聴く曲。これまでの爽やかなフォーク路線とは異なっていて、
アダルトなポップスと言う雰囲気でした。三角堂の幅の広さを感じさせます。
MC ここで春さんのギターの弦が切れたので、場をつなぐ流さん。
北海道の家は暖かいけれど、東京の自分の部屋はとても寒かったという話。
春さんのピックはブースカのイラスト入りだそうで、それを客席に投げ込み
ます。調子にのってもう1枚投げていましたが、ピックが無くなるのでは
ないかと心配している流さん。
路上唄もなるべく続けたいということも話していました。
11. ROUTE
最後はこの曲でした。まだなじみが薄いので、最後にふさわしいかちょっと
疑問なところもあります。唄にメリハリのある内容でした。
ここで20:25でした。楽屋は客席の後ろになるので、お客さんの間を通って
戻ります。途中で花束を受け取っていました。その間ずっとアンコールの拍手が
鳴っています。一度楽屋へ戻ったものの、すぐに二人が出てきました。
MC 「三角堂はお待たせしません!(笑)」
流「三角堂が全国的に広まっていくと思うとうれしい。遠くの親戚にも教えて
あげてね。」
春「遠くの親戚より近くの他人だろう。俺は遠くの親戚か?」
流「近くの他人だよ(笑)。」
E1. 願い
MC 「本当にどうもありがとう。」
E2. それぞれの歴史
最後は二人だけの「それぞれの歴史」でした。二人だけなのに奥行きの
感じられる内容になっていて、沸き上がるパワーを感じます。
間奏では「みんなありがとう。頑張るよこれから」と宣言する流さん。
終了は20:40でした。後ろを振り返るとお客さんがさらに増えていて、
200人動員というのも嘘ではないことがわかります。どういった形で三角堂の
二人を知ったのかわかりませんが、デビュー間も無いのに、これだけの数の
お客さんを呼べるというのはすごいことです。見間違いかもしれませんが、
流さんのお母さんも来ていたようです。
今回はサポートが入っていたということで、「そとに飛びだせば」など
軽快さが増していました。流さんの唄はいつもながらに力強く、春さんの
軽めでハスキーな声も良く調和していました。大阪のライブも行きたい
くらいですが、さすがに平日では無理です。
CDは既に2枚買っているので、今回は買いませんでしたが、4/25に行われる
渋谷TAKE OFF 7の招待制ライブの券をもらってきました。
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かみと,1999