DRAMATIC BLUE BIRDのワンマンライブに行ってきました。Egg-manで予約を
していたので、開場までに着ければ前の方で見られるということもあり、
何とか時間までに到着。思ったよりも待っているお客さんは多くありません。
開場してからもそれほどお客さんは増えず、用意されていた椅子が埋まるか
埋まらないかという程度でした。大体60人くらいの客数で始まったと思います。
その後もそれほど増えませんでした。
ステージ後ろには白い幕が張られ、いつものようにステージ向かって左から
小花さん、文乃さん、天野さんの並びです。今回はステージの中央後ろにも
キーボードが用意されていました。開演までの時間に、レコーディング風景や
ラジオに出演しているときの様子を撮影したビデオが流されていました。
後ろの方のお客さんのためにステージが見えるように用意されている常設の
モニタしか無いため、前の方に座るとモニタが見にくい。このビデオが終わると、
ゴルフの映像に重ね録りしていたことがわかります。
ドリンクカウンターの近くで立ち話していたら、楽屋から小花さんが現れます。
誰かを探していたのかもしれませんが、たまたま私と目が合うと、微笑んで
お辞儀していました。私のことを憶えていたのか、反射的な行動だったのか
どうかはわかりません。
開演は19:15頃でした。小花さんは白のセーターに白のスカートでいつも通り
すぐにサンダルをぬいで裸足になります。文乃さんは紫色のブラウスと、
お揃いのカーディガン、下は薔薇の絵が書かれたスカートでした。天野さんは
白のシャツに黒のパンツ。
1. COZY HOME
思ったよりも小さめの音量でスタート。ひっそりした雰囲気でした。
2. Falling down
文乃さんは椅子に座って唄います。
MC 文「こんにちは。こんばんはでしたね。リハーサルからすんごい緊張してて、
MCも頭に入っていないんですけど。いつもと同じ?」
文「クリスマスライブ以来ですね。」
小「(評価が)2通りに分かれると思っていたら、その通りでした。」
文「1年に1回はあのようなライブをやると思います。今回は普通の
ライブです。」
「心臓が口から出そうなくらい緊張してます。」
天「古谷文乃の曲も中間部分でドドドンとあります。心臓は?」
文「(喉の辺りを示して)ここまで来てる。」
3. 一春(いっしゅん)
春の別れを思わせるスローバラード。この曲も座って唄う文乃さん。
MC ここで文乃さんが立ち上がります。
文「いいや、喋っちゃおう。何喋ろうかな。」
「年末にレコーディングがあって、“永愛”買った人?」パラパラと拍手。
天「4人くらい。」
文「何か今日、人が少ないですね(笑)。一人5人誘って来てくれた?」
天「宗教じゃないんだから
文「ずっとキャンペーンに行っていたんですけど、3月1日から九州で、
普通なら新幹線で行くと思うでしょ?スタッフ2人と20時間かけて
車で鹿児島に行ってきました。ワゴンみたいな車じゃなくて、オデッセイ。
3人で後ろの席だったのですが、誰が真ん中だったかはわかりますよね。」
「しげちゃんは鹿児島の女性記者に住所と電話番号を教えていて、
手紙が届いたんだよね。」
天「届いたけど読んでない。」
4. 同窓会
その女性記者の話を元に、文乃さんが作った曲とのこと。
MC 文「男の子からの葉書で、『半年好きだった女の子には、別に好きな人がいて
振られた』という話でした。人を好きになる理由があると思ったんです。」
5. 好きになる理由
小花さんは卵型のマラカスとコーラス。
MC 文「キャンペーンで静岡、浜松、金沢、鹿児島…と回ってきました。」
行った先の地名は途中から小花さんが助けます。
文「重大発表!」
天「妊娠?(笑)」
文「小松のチャートで、『永愛』が(キャンペーンで)行っていないのに、
チャートで勝手に1位になりました。ジャパニーズドリームは
『夏休みをふたりで』は10位で、『永愛』は5位でした。でもオリコンの
ジャパニーズドリームのところでは4位になっていたので、4位だった
ことにしましょう。次は1位を。」
天「なるべくリリースの無い時期に。」
文「3月は毎週1回コミュニティFMに出ていました。聴いていた人いる?」
反応無し。
天「だんだんブルーになってきた…。」
文「あと、『真夜中の王国』に出ました。4月末か5月頭に北海道、もう1回
名古屋。ラジオの公開で5月1日かな?」
文「あちこちで“曲を作る”と引き受けてしまって、すごいことになって
います。」
文「やだって言えないもんね。」
6. おかえりDJ
福岡でDJをしていた はぶさんという方をモデルにした曲だとか。
7. 無人島
MC 文「ワンマンライブには欠かせない、ソロコーナー。まずは小花から。」
ここで文乃さんはステージ中央後ろのキーボードの位置へ。
小「前はわけわからない『そらみみと亀とコーラ』という曲だったのですが、
“メッセージソングを唄ってくれ”とリクエストがあったので、そういう
曲を作ってみました。」
8. 純黒(じゅんこく)
「パッヘルベルのカノン」をモチーフに、森田童子さんの「僕たちの失敗」と
さだまさしさんの「不良少女白書」を加えたような歌でした。サビの最後を
ファルセット唄っていたのですが、地声で唄えるならその方が良かったと
思います。
MC 小「お色直ししてきます。」ここで小花さんと文乃さんが退場。
天「衣装替えの時間と、雰囲気を変えることが目的で…。」
「昨年10月くらいから、ホームビデオでメンバーの撮影を始めました。
昔のビデオカメラなので、バッテリーで15分くらいしか撮影できなくて、
それでもテープ1本半くらいあって、それを編集してみました。ライブが
始まる前に流したんですが、見てもらえましたか。」
「自分で見ていて、すごく面白いグループだと思いました。見せられない
シーンもあったんですけど。スタッフの表情が良くて、良い環境だと
思いました。横須賀のイベントでお客さんも録ったんですけど、そのときの
お客さんも良い表情していて。」
「3人だけのグループではく、スタッフや、聴いて共感してくれる人が
いるから意味のあるグループだと思っています。ここがみんなの人生の
特別な場所であってほしい。」
「キャンペーンがヘビーで、二人を扱うコツみたいなものがわかって
きました。それは受け入れること。」
9. 笹舟
天野さんの弾き語りです。今回もリハーサルでは最後まで唄いきったことが
なかったとのこと。前半は良かったのですが、後半でちょこちょこと間違えて
いました。
MC 天「失敗しちゃったよ。おいで、ジョン!、ペス!」
着替えを終えた二人が登場。小花さんは白のブラウスにジーンズ。
文乃さんは黒のシャツの上に白のシャツ、ライトグレーのパンツでした。
10. Goodbye My Brother
MC
11. ずっと遠く
12. 観覧車(?)
MC 文「昨年、福岡のベストホールに行ったときに見に来てくれた女の子で、
今回ベストホールに行ったときも来てくれてたんですが、その子が
彼の住む街まで電車を乗り継いで行く歌です。」
13. 西鉄ラプソディ
さだまさしさんの「0-15」のように、インターリュードというか、中間部分に
まったく曲調の違う曲が挟み込まれている曲。中間部分ではサンバホイッスル、
おもちゃの笛、カウベルなどを使う文乃さん。
14. 真知子のリボン
いわゆる“運命の赤い糸”に相当する手首のリボンの歌。
MC メンバー紹介。小花さんの話題は「インターネットに繋げるようになりました。
DRAMATIC BLUE BIRDで検索したら、いくつかページがあって、ありがとう
ございます。」というもの。天野さんは喋りすぎたのか「僕はいいです。」
文乃さんは自分の紹介を忘れそうになっていました。
文「“永愛”って造語なんですけど、ラジオとかでも“えいえん”とか
“きゅうあい”とか間違われます。」
15. 永愛
MC 今後の予定について。
文「今年中にアルバムが…。」
小「出るといいかな、くらいにしておきな。」
文「D.B.B.新聞作れなかったので、次回頑張ります。」
「よくプレゼントでビールをもらいます。昨年のクリスマス、仕事の後に
サンタクロースが現れたんですけど、ドラマの『眠れる森』に出てきた
サンタクロースのイメージで“殺される”と思ったんですが、持っていた
袋にあったプレゼントを全部くれました。プレゼントが10個くらい入って
いたんですけど、『重いんですが』というときは大抵ビールです。その中
にもビールが入っていました。」
「ビールの歌を作ろうと思って作っちゃいました。」
(お客さんから「花見に行った?」という質問を受けて)「行ってません。
近いうちに行きましょうか?」と小花さんの方を見ますが、見ていなかった
小花さん。
16. グレイスハウンドの丘
ここで本編終了。既に21:10になっていました。
MC 文「もう9時すぎちゃいました。チャッチャッとやって。」
E1. LEAVE HOME
MC 文「久しぶりにデビュー曲なんかをしちゃおうかなと思います。」
E2. 夏休みをふたりで
MC 文「取材でどういう時に詞を書くのか聞かれるのですが、次の曲は
『書け』と言われてビールを飲みながら書いた曲です。」
E3. ともだち
MC 文「最後の曲になりました。次の曲、めっちゃ短いから大丈夫だよね。
鹿児島のラジオで放送された曲です。」
E4. 六月燈
終了は21:30でした。3人は花を受け取ってステージを下ります。
この後も客電が付かなかったのですが、「永愛」のプロモーションビデオが
まるまる流されていました。で最終的な終了は21:35頃でした。
このライブの印象は、こじんまりとまとめすぎた感じというものでした。
演奏のかみ合っていないところが少し気になるところです。結構ドキドキ
します。しかし、全体的にはD.B.B.らしさが出た内容だったと思います。
それにしても長いライブでした。シングル2枚しか出していないのに
2時間以上やっているし、しかもほとんどが新曲。ストーリー性を表現する
ために、説明中心の歌詞になっていたりすることが多いので、文乃さんが歌詞を
憶えられないのは仕方がないのでしょうか。このペースで曲を作っていることを
考えると、もしかすると“春の歌”は“1999年の春の歌”というように、年で
限定されてくるかもしれません。
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かみと,1999