吉川ゆう子with Besidesからetreと名前を変えてのライブを見てきました。 会場は原宿ルイードです。

○Jermyn's
  森村よしこさん(SynVo)、山中ゆきこさん(KeyCho)、小岩井りかさん(DrCho)
  の女性3人のポップスバンド。楽曲的にはかつてのEPOさんとかのような
  歌謡曲系ポップスといったところでしょうか。打ち込みに合わせたポコポコした
  音作りで、かなりスカスカな感じはあるものの、なかなか面白い印象を受けました。
  声質は全然違いますが、esrevnocをさらにポップにした感じの音楽です。
  本人達は「爽やか系で味のあるサウンドを狙う」とのことです。
  今回で3回目のライブだったとか。機会があったらまた見たいところ。

○Slipp&Stinky
  ギターケースを抱えた男性が登場し、シールドを繋がずに演奏。客席から
  ボーカルの女性が登場し、カラオケに合わせて唄うというスタイルでした。
  ひたすら見た目を意識し、形から入っていることから、どうしても
  いちゃいちゃしているだけにしか見えず、音楽的にも面白みがないので、
  不快さが残ります。

○etre
  上田起士さん(Gt),吉川裕子さん(KeyVo),原田勝通さん(Perc)の3人。
  etreとなってからは初ライブですが、この3人での吉川裕子さんのステージ
  を見るのは2回目。
 1. 真夏の雨
 2. 悩みの種
 3. ツワブキの花
 4. 私は生きてく
 5. Destiny?
 6. バンドエイド
  数年前は加藤いづみさんの声に似ているという印象でしたが、今は唄に力強さが
  あり、我那覇美奈さんっぽさも感じさせます。1、2曲目は新曲だったそうです。
  そのせいかわかりませんが、3曲目からの方が安定していた気がします。
  5曲目ではキーボードを離れ、マイクを持って前に出てきますが、途中で
  水の入ったペットボトルを倒してしまいます。お客さんにマイクを向けようと
  しても長さが足りなかったりと、なにやらバタバタした曲になってしまいました。

○SUS4
  Key,GtにVo(女)が二人という構成。賛美歌や聖歌といった楽曲を中心にしっとりと
  唄っていました。テレビ東京の番組のテーマソングとか、映画「躍る大捜査線」で
  小泉今日子さんのテーマなどを担当したとか。ゴスペル風になってしまわず、
  ドイツ系のクラシック的な聖歌を唄ったりしているのは最近珍しい気がします。
  他にも「TIME GOES BY」(Every Little Thing)なども唄っていました。
  ボーカルの二人の声が少しかすれている感じだったことは残念。表情が固まった
  ままで、少し恐い印象も受けました。


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copyright かみと,1999