服部祐民子さんのインストアライブを見に行ってきました。新星堂上大岡店での イベントです。ついつい2階のスペースに行ってしまいましたが、山野楽器では なので当然やっていません(^_^;)。改めて京急百貨店の9階へと向かいました。
 ステージ前には若干の椅子がありましたが既にいっぱいの人でした。予定時刻の 15時を少し回ったところで服部さんが登場。サポートはGtの岩田さん。 Homeless Heartとして服部さんと何度か共演したこともあります。最近の イベントでは岩田さんがサポートされているようです。

 1. マリア
    やはりアルバム『自画像』の曲は素晴らしいものがあります。発売当時よりも
    格段にうまくなっている現在の服部さんの唄で、さらに磨きがかかっている
    感じです。
 MC 岩田さんの紹介。
 2. 山手線
 MC 「今日は土曜日ですが…」
 3. 日曜日
    2人でギターを弾きますが、音は比較的軽め。
 MC 「今日アルバムを買ってくれた人には、私が作ったポストカードを2枚
    プレゼントします。」
    「この曲を唄うと雨になるのですが、今日は元から雨なので…。」
 4. GRAY SKY
 MC 「(子どもの持っている)風船が行ったり来たりしていますね。」
    下の階にヨドバシカメラがオープンし、そこでもらった物のようです。
    「東京に来て8年…」秋葉原で働いていた話。高校卒業直前に就職を
    決めたそうで、横浜の店も就職試験を受けたそうですが、落ちたとか。
 5. アドバルーン
 MC 「外国人にアドバルーンについて聞いたら知らなかった。最近の子どもには
    知らない人もいるかもしれませんね。」
 6. 空白の日々
 MC 今後のイベント告知。
 7. RIVER

 今回のイベントは、アルバム4枚を通して唄っていた感じです。「マリア」 「空白の日々」「RIVER」は、それぞれアルバムのラストを飾る曲であり、 それぞれがアルバムの代表曲と言えるものばかり。そういう意味では 「アドバルーン」もアルバムタイトルなので、彼女の歴史を見ているかのような 内容でした。
 声も良く出ていて、ストレートに伸ばしておいてからフッと力を抜いて ビブラートをかけるところなど、芸術的と言えるほど。 岩田さんのギターも、かつてデビュー当時に中野さんがサポートされていた 頃を思わせる繊細さがありました。

 最近とても良いステージを見せてくれる服部さん、ある意味、開き直った 強さのようなものを感じることがあります。学生時代にいじめられ、不本意な 就職活動をして、人間関係もギクシャクした状態、そういった悩み抜いた時期を しっかり咀嚼できたからなのでしょうね。
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copyright かみと,1999