トゥルーデマーマレードのライブが渋谷Egg-manで行われました。今回の対バンは
KOKIAさんと青柳美奈子さん、とても興味深い組み合わせです。
○KOKIA
前回見たときと同様にサポートはなく、本人のキーボードを中心とした演奏でした。
1. 私は歌う小鳥です(?)
後半に口笛を吹きます。
MC 自己紹介。
2. ダイアリー
MC 「静かですね。(親衛隊風の)「KOKIA〜」とか期待してたのに(笑)。」
3. 忘れもの
海に行ったときに書いた曲とのこと。
4. I catch a cold
コミカルな曲。「セサミストリート」とか「みんなのうた」を思わせます。
途中でくしゃみが入ります。
5. 白い雪
MC 「みんな静かなんだから…。」
6. 愛しているから
この曲だけ立ち上がって、カラオケで唄います。
MC お客さんの表情がかたいため「笑って下さい。」一部の人が笑うと「勝った!」
7. エリカ
この曲の主人公であり親友のえりかさんが来ていたようです。
8. ありがとう…
声に伸びがあり、じっくり聴かせてくれる感じです。MCではかなりおしゃべりな
印象でした。顎のラインや口の開き方が服部祐民子さんに似ているためか、
話している声が似ている気がしました。キーはずっと高いのですが。
終了後に花を渡そうとステージに上がる人がいました。平然とステージに上がる
客を見るのはこれで通算3人目です(^_^;)。そんなに目立ちたいのだろうか…。
あのような人の存在が、スタッフによるアーティストの警戒を厳しくしていると
いう現実をわかっていないんでしょうね。平然とステージに上がるような
無神経な客は、以後出入り禁止になっても文句は言えません。
○トゥルーデマーマレード
客席を見回したら、予想通り保科奈穂子さんが来ていました。
1. プルシアンブルー
重厚な感じを受ける曲。
2. ポラロイド
MC
3. かたつむり
新曲。イントロで「マイマイマイ…」と唄っていますが、かたつむりの意味での
“まいまい”なのかもしれません。
4. ミルク
最近この曲のような気だるい雰囲気も良く感じられます。
MC 「今日は深海をイメージしています。ここまではそんなイメージの曲を
集めてみました。後半は元気でいこうと思います。」
ここで後藤さんのMC。共演の二組について「このプロさ加減…」と言って
いました。先日の保科奈穂子さんのライブのときにはトゥルーデマーマレード
が紹介されていましたが、後藤さんが保科さんのバンドのランデヴーを紹介。
8/1にまた共演するので、それぞれのライブでお互いに宣伝し合うという形が完成。
5. 百万光年Flash
以前は高音部分が不安材料としてあったのですが、しっかり唄いきっていました。
6. サイダー
7. メリーメーカー
MC 「7曲の予定でしたが、もう1曲唄わせて下さい。」
8. 涙のしずく
今回は打ち込みのリズムを入れたパターンで、最近のアコースティック系を
中心としたスタイルではありませんでした。前半は静かな曲中心、後半は
明るめの楽しい曲中心で、バンドとしての多面性が出ていたと思います。
個人的には後半の明るい曲の方が好きなのですが、前半もバンドの一つの
カラーとして形になっていると思います。
○青柳美奈子
Egg-manのWeb Pageからリンクされていた青柳さんのページを見ていて、
結構期待していました。元々作詞家として活動していたようです。
見た感じは川島なお美さんを子供っぽくしたような印象。サポートは
大堀薫さん(Bs)、鈴木高雄さん(Perc)、イケダトモノリさん(Gt)、
大島清美さん(Cho)。このバンドはWillyaという名前だとか。
1. Whooow
2. っていうか
3. たとえばもしもいま世界が終わっても
4. だめって
7/9に発売されるマキシシングルのタイトル曲。
5. 冷たい月
6. 雑草ノウタ
7. 風の中で…
E1. だめって
少し高めの中音域の声が良かったと思います。アイドル路線ということでは
ないと思いますが、アイドル系なら十分合格の歌唱力。本格的な歌手としては
もう少し声が前に出てくると良いかもしれません。素直な唄い方という気が
します。楽曲的には「たとえば…」「雑草ノウタ」が良かったと思います。
全体的に悪い印象ではありませんでした。
7/9発売のマキシシングルを買ってみたのですが、アリノスレコードの
Q-Tipレーベルとのことでした。長尾すみれさんもQ-Tipですね。この辺は
音楽学校のESP絡み、トライスクル絡みですね。系列のCsoonにはLagunaが
所属。そういうつながりがあるからかわかりませんが、Cool As Iceで
メインボーカルをとることが多い堀江紀子さんに似ている気がします。
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かみと,1999