1999/09/14 【米倉千尋】熊谷駅コンコース

　新星堂熊谷駅ビル店の主催する、米倉千尋さんのインストアイベントが熊谷駅のコンコースで行われました。時間が16時からということで、仕事を休んで行って来ました。
　私が会場に着いたのは12:30頃でした。比較的広いコンコースの中央付近に新星堂の特設店舗があり、ZARDのCDなどを売っていました。13:30頃にレコード会社のスタッフが現れました。14時頃からステージが作られ始めます。特設店舗の奥に位置する場所で、駅の改札の反対側になります。
　イベントを待っていた２人の女の子が、会場に流れる「WILL」のカラオケに合わせて唄っていて、「浸透しているなぁ…」と妙に嬉しくなったりして。この日はずっと曇っていたのですが、屋根を激しく打つ雨音が聴こえてきて、やはり雨女だったかと思わずにはいられません。幸いにもイベント会場は駅舎の中になるので雨の影響はありませんが、とても蒸し暑く感じられます。しばらくして雨は上がりましたが。
　14:30頃にはマネージャーの中村さんもいらっしゃっていますが、千尋さんは既に来ているのかどうかもわからない状況。15時ちょっと前から中村さんが駅の方を見て待っていたので、千尋さんが一人で電車に乗って来るのだろうと思っていました。15:05にごめんと謝る仕草をしながら千尋さんがやってきました。 5分遅刻です(笑)。
　千尋さんはオレンジ色のスリップ、ベージュのロングスカートでした。一度控え室に入り、15:25頃からリハーサルが始まりました。表情はいつものように明るいのですが、どうも目が眠そうです。いかにも起きたばかりという印象。


R1. 10 YEARS AFTER
    イントロが聴こえにくかったようで、唄い出しの部分のチェックを念入りに
    やっていました。
R2. WILL
    「10 YEARS AFTER」と続けて聴くと、イントロが似ているように感じられます。
R3. FRIENDS
R4. FEEL ME

　千尋さん自身がイベントの告知をして、リハーサルは10分ほどで終了。カラオケに加えてサポートとして福田真一郎さんがギターを弾いています。
　次第にお客さんも集まってきますが、女の子のお客さんが多いのが特徴的でした。 16時からという時間帯もあるのかもしれません。前の方は女の子ばかりだったので、少し後ろからでも良く見渡せる感じです。
　若干押してイベントがスタート。千尋さんは白のパンツに黒と白のチェックの服に着替えていました。


 MC 「皆さんこんにちは。米倉千尋です。今日はありがとう。」
    「さっき雨が降ったみたいですね。私、雨女みたいで、イベントとかやると
    いつも雨が降るから嫌だなぁと思っていたら、私が来る前に降っていた
    みたいで、今は良い天気ですね。青空な気分でいきましょう。」
 1. 10 YEARS AFTER
    声はいつもながらに良く出ています。音が取りにくいのか、少し音を外し気味の
    ところがありましたが、それほど気になりません。
 MC 「暑いですよね。暑さの中、毎日レコーディングしていまして、昨日もかなり
    遅くまでやっていまして、その前の日も遅くって、ここ２ヶ月くらい朝夜
    ひっくり返っていて、今が私にとって夜みたいなんですが。体に良くない
    ですよね。普通に生活しているのが一番良いですからね。」

    「この曲で私の名前を知った方も多いんじゃないかと思うんですが、現在
    オリコンチャートで28位になっている曲です。ありがとう、かなり嬉しい
    ですね。デビュー曲が38位だったんで、今回プラス20位で、かなり嬉しい。
    スタッフも気合いを入れて作った曲だったんで…。」ここで封神演義の話題。
    「私のファンは男性のファンが多かったんですけど、封神演義のテーマを
    唄うようになってから、ファンレターの99％が女性なんです。こんなに
    女の子が見ているアニメだったんだなぁって。たまに男の子から手紙が
    届くとときめいてしまったりして。」
 2. WILL
    サバサバとした唄い方で、爽快ささえ感じさせます。唄はとてもしっかり
    していました。

 MC ここで司会の男性が登場し、いくつか質問をします。内容は9/16発売の
    シングル「FEEL ME」、11/3発売のアルバム『COLOURS』について。
    アルバムは千尋さんの作詞作曲が５曲で、10曲プラスボーナストラック２曲の
    12曲入りだそうです。
    一人暮らしについても質問されていました。時間など「めいいっぱい一人で
    使い放題」とのこと。困るのは野菜などがあまってしまうことだとか。

 3. FRIENDS
    封神演義を読んで感じたことを書いたとのこと。ゆったりとしたバラードも
    しっかりと唄ってくれます。歌唱力を見せつけられた気分です。もう少し
    丸みのある声で唄ってくれると、さらに良いと思います。
 MC 「「WILL」「FELL ME」『COLOURS』をひっさげて、10月から全国のキャンペーンに
    出かけますので、いろんなところでお会いできるかもしれません。」
 4. FEEL ME
    やや喉を詰めたような唄い方をしています。声の太めの部分を強めに出している
    ようで、それが大人っぽさを感じさせるものだと思います。

　イベントは30分ほどで終了。この後はCD即売会でした。購入者にはサイン入りポスターを千尋さんから受け取り握手するというもの。30〜40人くらいは買っていたと思います。２日後発売の「FEEL ME」も売っていたので、私は「FEEL ME」と現在大ヒット中(^_^;)の「WILL」を買ってきました。握手をしてもらったとき千尋さんは「18位になりました」と言っていたようだったのですが、私は「18になりました」と言ったように聞こえて、歳のわけはないし…と勘違いしていました(^_^;)。
　やはりもう少し「WILL」で引っ張りたいところですね。もちろんスタッフもわかっていると思うので、10月からのキャンペーンの構成には「WILL」も入れてくるはず。２曲チャートインになりそうで楽しみですね。
　一通り購入者が無くなった後も千尋さんの厚意で、CDジャケットにサインを入れてもらう人の列が続きました。千尋さんは帰りも電車かもしれないと、しばらく待ってみようかと思いましたが、あまり長居できなかったので帰ってきました。

SAIL Music Laboratoryへ戻る

かみと,1999