こながやひろみさんのデビュー記念ワンマンライブが南青山マンダラで
行われました。今回のライブには“うたに咲く花”というタイトルが付けられて
いました。
関係者や友人などが多かったのかもしれませんが、客席はほぼ満席。
ステージ中央にはキーボード、下手にグランドピアノが用意されていました。
19:40頃スタート。今回のサポートは楠均さん(Per)、松浦善博さん(Gt)、
大和田治臣さん(Bs)の3人。こながやさんは紫色のスリップドレスで登場。
1. 旅
まずは正面のキーボードに座ります。
2. 年齢
MC 「初ワンマンライブへようこそ。今日はこながやひろみの全てを見せちゃおうと
思いますので、覚悟していて下さいね。」
3. 日曜日
4. クルクル
5. the mobile
さすがに今回はメトロノームは出てきませんでした。
MC ここでピアノに移動。「最近気に入っている曲を唄います。」
6. アイアイ
7. 恋をしてるだけ。
MC 「ワンマンと聞いて、できるのか不安だったけれど、こんなにたくさんの人が
見に来て下さって嬉しく思います。」「このライブに“うたに咲く花”という
タイトルを付けています。これからもずっと唄っていきたいと、ますます強く
思っているんです。」「皆の心を温かくできるんだろうかと考えているんですが、
意外と単純で、自分の思っていることを伝えていけばよいと気付きました。
それを花にたとえて、人の心に想いの花があるとすれば、私の唄によって
つぼみが開いてくれたら良いと思って、このタイトルを付けました。」
8. 詩の花
ピアノのみで唄います。
9. かなしいことり(カバー)
しっとりとした雰囲気が良いです。
MC メンバー紹介。
10. 屋上の夕陽
再びサポートメンバー全員で演奏します。こながやさんは唄のみで演奏しません。
MC 「楠さんと松浦さんはこれまでのライブでも手伝ってもらっていて、大和田さん
はニューフェース。楠さんと松浦さんを無くてはならない存在ということを
水戸黄門で言えば助さん格さん。…シーンとしてますね。前はウケたんだけど。
大和田さんは、うっかりでない八兵衛といったところでしょうか。大和田さん
には今日の髪もセットしてもらいました。」
11. 雨のタクシー
この曲もこながやさんは唄に専念します。
MC 「それでは後半戦。」
12. ただ泣きたかった
サビの声に張りがあり、強さを感じます。
13. トモダチ
MC 「10月21日にデビューマキシシングルを出しました。」「去年の秋から
ずっとライブをしてきて、唄い続けていたので感慨もひとしおです。」
14. だれかに温めてもらおう
デビュー曲。やはりこの曲がこながやさんの代表曲と言えるでしょう。
肌寒い夜に良く似合う曲です。パーカッションよりストリングス系を
入れて欲しいところですが、ライブではちょっと難しいかもしれません。
15. たとえばのはなしだけど
MC 「キャンペーンでいろいろなところを回っています。ずっと外に出ないし、
旅慣れていません。生きた化石と言われていて、新しいことを知らないのですが、
最近i-modeの携帯を手に入れて、旅先でメールを送ったりすることにはまって
います。」メンバーのそれぞれはまっていることについて。「ゆくゆくは
iMacを買っちゃおうかと思っています。ホームページもあるのですが…ここで
業務連絡。今日も友達がたくさん来てくれていると思いますが、ホームページ
のメッセージはスタッフも読むので、あまり内輪な話を書かれるとスタッフに
笑われてしまいますので、そういうことは電話で一報下さい。」「こう見えても
車を運転するのですが、先月25歳になって大人の暮らしぶり内容の曲を書こうと
したら、車のことしかありませんでした。」
16. 湾岸B
運転している雰囲気がわかるような、スピード感のある曲でした。
17. もっともっとずっと
18. ウマレテキタショウコ
MC 「楽しんでいただけたでしょうか。」「さよなら1999年、ようこそ2000年という
気持ちを込めて…。」
19. ゆくとしくるとし
ここで本編終了。21:05頃でした。アンコールになります。
MC 「デビューしたという実感が無かったのですが、CDショップで私のCDがあると、
私も世の中に出たんだと感じ、心を引き締めています。CDを聴いてきた人は
驚かれたのではないかと思います。」「ワンマンは初めてで、アンコールで
呼ばれるのは感動します。」
E1. 生きる(カバー)
ピアノのみでの弾き語り。マイナー調の堅い歌詞の曲でした。
MC ここで再びサポートメンバーを呼び込みます。「この3人とライブをできるのは
幸せです。」
E2. ゆるいペースで
キーボードに移動し、サポートメンバーとともに。
終了は21:20頃でした。
いつもながらに安定した唄を聴かせてくれます。曲数が多いこともあり、
最初に話していた「全てを見せる」という言葉通りに、様々な面を見せてくれた
気がします。初めて聴く曲も多く、こながやさんの世界の奥行きを感じました。
もっと違ったタイプの曲なども加えて、広さが感じられるようになるとさらに
良いと思います。
曲によって楠さんや松浦さんがコーラスを入れますが、大抵がユニゾンなのは
もう一工夫欲しいところ。男声ということもあり、少し攻撃的な感じがします。
女声があると良いのではないかと思います。
こながやさんはいつもきっちりとしたMCをするのですが、今回は時間が長いためか、
落ち着いてはいるものの、ハラハラさせられるところがありました。
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かみと,1999