米倉千尋さんの今年の唄い納めは日本武道館です。ニッポン放送開局45周年記念
“20世紀アニメ紅白歌合戦”を見てきました。武道館など私にはほとんど無縁の
場所で、行ったのは5年ぶり2度目です。企画そのものも私の分野ではないので、
行くことすら非常にためらわれるのですが、米倉千尋さんの晴れ舞台、見に
行かないといけません。
武道館入り口のところで、いろいろな人たちがチラシを配っていたのですが、
千尋さんのマネージャーさんの近くに、少し見覚えのあるスタッフがいたので、
そのチラシだけもらったところ、見事に米倉千尋さんのものでした。入り口付近
まで行くと、いろいろな物販が行われていましたが、千尋さん関連はなさそう
でした。たくさんの人が入場しているところだったので、しばらく待って人が
少なくなったところで入場。2階席なのでステージは小さくしか見えませんが、
ステージの両側に大きなスクリーンがあったので、それなりに見えるだろうと
いうことがわかります。
米倉千尋さんが載っていたので、パンフレットを購入。16:03頃開演。スクリーンに
この日の出演者の写真が映し出されます。そして司会のニッポン放送荘口彰久さん、
麻績村まゆ子さん、山本麻里安さんが登場。続いて出演者が順に呼び込まれます。
飯塚雅弓さん、岩男潤子さん、KAORIさん、大森玲子さん、金月真美さん、
緒方恵美さん、サクラ大戦帝国歌劇団(横山智佐さん、高乃麗さん、西原久美子さん、
折笠愛さん、岡本麻弥さん、陶山章央さん)、松本梨香さん、野田順子さん、
三重野瞳さん、米倉千尋さん、堀江美都子さん、水木一郎さん。千尋さんは
青いチャイニーズドレスで、水色の襟巻き(?)をしていました。この日も結構
高いブーツ(?)を履いています。
出演者が揃ったところで、紅白それぞれのキャプテンの堀江美都子さんと
水木一郎さんによる選手宣誓。続いて審査員が紹介されます。たなかこうへいさん
(作曲家)、おおつきとしみちさん(KING RECORDS)、いのうえしんいちろうさん
(角川書店)、あさのけいじさん(ニッポン放送)の4人。集まったお客さんが
8000人であるという話も出ていました。審査員は審査員席へ、出演者は
ステージ両側に紅白別れて座ります。このあとはすぐに対戦となりました。
以下、白組から交互に唄っていきます。
1. ポケモンメドレー(松本梨香)
パンチのある声で唄っていました。
2. ときめきメモリアルテーマメドレーもっと!モット!ときめき〜勇気の神様〜
(金月真美・野田順子)
3. 魔神英雄伝ワタルOPメドレー〜だって、やっぱり好きなんだもん〜(三重野瞳)
4. love letter(飯塚雅弓)
出演する予定だったらしい宮村優子さんからのビデオメッセージが紹介されます。
それ以外にもシャムシェイドやあかほりさとるさんからの応援電報が読み
上げられていました。あかほりさんは「モンコレナイト」関連で、米倉千尋
さんへのメッセージになっていました。また、客席で楽しんでいるオタッキー
ささきさん(?)がステージから紹介されていました。
5. いつかどこかで(大森玲子)
6. ドリルでルンルンクルルンルン(麻績村まゆ子、KAORI)
ここで、会場で売られているグッズについてのお知らせ。
7. バビルII世(水木一郎)
8. キャンディキャンディ(堀江美都子)
この辺から米倉さんは大はしゃぎでした。遠くからでもよくわかるくらい
ノリノリ状態。
対戦を一時中断して、次の2曲。
9. アニソンメドレー(水木一郎、堀江美都子)
8曲だったと思いますが、私にはほとんどわかりません。わかったのは
「ひみつのあっこちゃん」「花の子ルンルン」「グレートマジンガー」
でしたが、自信はありません(^_^;)。
10. マジンガーZ(水木一郎)
出演者がステージを下り、“ニッポンアニデミー賞表彰式”となりました。
ここでは、30代、20代、10代が選んだベストアニメを表彰するというもの。
30代は「宇宙戦艦ヤマト」で、受賞に現れたのがささきいさおさん。1曲
唄っていきます。
11. 宇宙戦艦ヤマト(ささきいさお)
20代が選んだのは「機動戦士ガンダム」、受賞の代表は古谷徹さん。アムロの
声をその場で披露していました。
10代が選んだのは「新世紀エヴァンゲリオン」、受賞の代表は高橋洋子さん。
こちらも唄っていきます。
12. 残酷な天使のテーゼ(高橋洋子)
再びお知らせ。「ストリートゴルファー」というゲームの宣伝をしていました。
その後対戦に戻りますが、最初のように全員がステージにいるのではなく、
唄う人だけがステージに登場します。
13. song for you(緒方恵美)
来年から音楽活動は別名義で行うらしいです。
14. WILL(米倉千尋)
やっと米倉さんの唄う番になりました。18:40頃でした。衣装は最初に現れた
時と同じ青いチャイナドレスです。かなり音が回っていて、テンポが早いことも
あり、お客さんの手拍子がずっと鳴っているように聴こえます。千尋さんは
とにかく楽しそうに唄っていました。間奏ではお客さんや審査員に向けての
メッセージまでありました。
唄い終わった後のトークでは、ドレスのスリットが色っぽいという話から始まり、
武道館を楽しみにしていて、ステージのそでで泣きそうだったけれどこらえて
唄ったということでした。「WILL」で顔と名前を知ってもらえたという話で
締めくくります。終了は18:46頃。やはり予想通り5分程度でした。
このあとすぐに会場を抜ける予定でしたが、対戦はあと1組ということだった
ので、見ていくことにしました。
15. Fly over to you…夜空をかけて(岩男潤子)
唄い終わったところで、ボロボロ泣いていました。かなり嬉しかったようです。
16. 檄!帝国華撃団(改)(サクラ対戦帝国歌劇団)
ここで客席に紅白のどちらが優勢か判断してもらう、ということになりました。
客席の椅子に置いてあったチラシ関係の中に、何も書いていない赤い紙は
このためだったようです。会場がざわついたところで、抜け出すチャンスとばかり
帰ってきました。千尋さんも再びステージに出てきたと思うのですが、あとは
大したことは無いだろうとの判断です。なので、勝敗はもちろん、この後
どうなったかはわかりません。
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かみと,1999