我那覇美奈さんの2回目のツアーが始まりました。初日は渋谷クラブクアトロです。
開場時刻を15分過ぎた頃に到着、開場していたので当然かもしれませんが、お客さんが
並んでいる様子はありませんでした。受付を過ぎて会場に入ると、80人くらいの
お客さんが集まっていました。正直なところ「こんなもんかな」と思いつつ開演を
待ちます。時間が経つにつれてお客さんが集まり始め、開演時には結構な数になって
いました。お客さんは予想していたよりも多かった気がします。5分ほど遅れた
19:05開演。サポートはGt,Dr,Key,Bs,Gtでした。
1. 羽があるから
EGを弾きながら唄います。やや高音が危ない感じ。
2. 「さよなら」の日
我那覇さんは唄のみ。サビのメロディーは憶えやすい気がします。
3. スタイル2
AGを弾きながら唄います。イントロが爽やかです。
MC ツアーの初日、クアトロでは1年前にライブをして「その時よりお客さん
熱いっすね。アルバムの中からたくさんズバズバズバっとやっていきたいと
思いますので楽しんでいってください」
4. All I wish
5. 逃げ水
この曲もEGを使います。前半少しフラット気味でした。
MC 19歳になって初めてギター(フェンダー)を買った。ギターケースが開かなくて、
鍵がかかっていると思い、ヘアピンで何時間も格闘してやっと開けたけれど、
同じケースを持っている人の様子を見て、スライド式だったことに気付いた。
そう言いながらも、EGを置いてAGを持ちます。
6. L.N.O.
AGを使って全体的にアコースティックな音作りになっていました。
7. さよならのあとに咲く花
MC 楽曲が女性の作品であることから、「女のアーティストと組むのは久しぶり」
「アルバム持ってきましたか?」別に何かするわけではありません。
「どうですか?今回のは。あれがいいとか無いの?」今回のアルバムは1年
くらいかけて作ったアルバム、昨年のファーストツアーで書きたいと思った
そんな思いが詰まっているアルバムとのこと。タイトルが波紋を呼んでいる
らしく、初めは「TRAVELING BAND」だった。「トラヴェリング・サンズ」という
曲ができたときに、アルバム全体が見えてきた。旅するのが好きで、
音楽を通していろんな人に出会うのは素晴らしいこと。ツアーを嬉しく
思っている。
8. トラヴェリング・サンズ
MC いろんな人のライブに行ったりしていて、いつもの曲を同じようにアレンジ
するのも面白いけれど、違う感じてやってみたら、ということで、いつもと
違うアレンジで。
9. TEARS〜時間の中で...
Pf,Bsのみの伴奏。
10. Primrose-Yellow
AGを抱えて大きくカウントしてから曲が始まります。しっかり唄えていました。
MC 「ライブはいいよね、いろんな風にできて。」大阪のラジオの話のあと、
「Primrose-Yellowって何?」と聞かれることがあるという話。曲自体は
数年前に出来ていて、当時は難しかった。今回のレコーディングで、この曲が
頭の中を巡っていた。Primroseはさくら草(白い花)で、Primrose-Yellowの
意味は、少ない黄色のさくら草のように強く生きたいというもの。
11. ノスタルジア
サポートのメンバーが下がり、AG弾き語り。
12. バランス
オルガンの音が気持ち良いですね。我那覇さんはEGを弾きます。
13. 地球の砂場
一番バンドらしさが出ている曲だったと思います。
14. 隣人
我那覇さんは間奏でボンゴを叩いていました。曲の途中でメンバー紹介。
この曲は全体的に良い雰囲気だった印象です。
MC 「盛り上がっていますか?楽しいですか?私も楽しいです。」
「残り少なくなってきましたが、気持ちは届いているかと思います。」
15. 太陽
AGを使います。この曲は力を感じさせる内容でした。
MC 「春休みでしょ?」会場の反応が薄いことから「学生さんはいないのかな?」
卒業した人など、新たに環境が変わった人に対して、「ぜひ頑張ってもらいたい
と思うし、そんな人に唄いたいと思う。自分にも唄いつつ、皆さんにも
唄いたい曲。」
16. あたらしいくつ
この曲もAGを使っていました。
ここで本編終了。20:46頃でした。アンコールになります。
MC 「アンコールきちゃったよ。またすぐにでもツアーに出たい。」
E1. 君に届くまで...
会場の雰囲気も含め、この日のステージで一番良い内容だったと思います。
音程が不安定だったり、ファルセットが弱かったりして、全体的にあまり声が
出ている印象がありませんでしたが、後半になるにつれて多少しっかりしてきた
ように思います。当然ながらセカンドアルバムの曲を多数披露していましたが、
今回聴いた感じでは、強く印象に残る楽曲は少なかった気がします。ミディアム
テンポの曲の方が、声質を活かしやすいのではないかと思っていました。
終了時に会場を出ようとしたら、出口の所に同じ事務所のSprayのSAWAさんが
立っていました。後ろからどんどん人が出ようとしていたので、軽く会釈をした
程度でしたが、彼女もこちらに気付いていました。
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かみと,2000