"トーキョーミュージックサロンVol.9"の2日目を吉祥寺Star Pine's Cafeで
見てきました。リクオさんの企画ライブで、この企画が始まって2周年記念の
2daysの2日目になります。スタパの前売りに整理番号があるものを買ったのは
久しぶり。開場を待っていたのは30人弱でした。
○Bard Syrup
コンサルティナVo(女),Gtのユニット。コンサルティナを使っている人を
見るのはキキオンの十時由紀子さん以来です(^_^;)。
1. ソラケツペン
2. バラ色世界
3. 愛の疾走
4. くさはら
5. 藍の色
6. せつなせつな
最後の曲ではSaxのサポートが入っていました。このSaxも小さめのものでした。
声はやや太めで、けだるい感じのする唄い方でした。全体的に好みの曲は
ありませんでしたが、強いて言えば2,3,5の辺りが聴けるかな、といったところ。
○我那覇美奈
サポートはPfのMOZさん。ほとんどの曲で本人もGtを弾きます。
MC 「近いですね…我那覇美奈です。よろしくお願いします。」
1. 君に届くまで...
ちょっと唄い方に変な癖が付き過ぎている印象です。
2. Primrose-Yellow
MC 「初めてここでライブをやらせてもらうんですけれども、リクオさんに呼んで
いただいて嬉しく思っています。」MOZさんの紹介。
「夏も終わりと思いきや、まだ暑いと思います。涼しくなるような曲を。」
3. 泳ぐ雪
MC 「涼しくなりましたか?奄美大島から出てきて5年、奄美では誰がなんと言おうと
1/5が成人式なんですが、成人式に出て来たいと思います。いろいろ悩みも
あって感慨深い1年でした。…ってまだ終わりじゃないですが。お年頃なんです。」
4. L.N.O.
5. TEARS〜時間(とき)の中で...
この曲だけ立って唄います。Gtは無し。
MC 「今後の予定を話しておきましょうか。…無いですね。地方はあるんですけど、
近くて熊本ですね。」「ホームページができたんです。家にもコンピュータが
昨日入って、嫌な電波を感じています。」Macらしいです。
6. トラヴェリング・サンズ
スピード感があって、よくまとまっていました。
MC 「初めて我那覇美奈を見たという方もいらっしゃると思いますが、これを機に
憶えて帰って下さい。きっといいことがあります。」
7. ふたつのあした
不安材料であったギターがそれなりに形になってきているので、だんだん安心して
聴ける部分が多くなってきました。アコースティック編成というのも聴きやすさに
貢献していると思います。気になるのは唄い方(発音の仕方)とブレスのタイミング
ですね。デビュー当時は方向性がはっきりしていないのが課題だと思っていたので、
今のようなスタイルで唄っていってもらえると嬉しいですね。
○鈴木桃子
COSA NOSTRAの鈴木桃子さんのソロです。サポートはGtの窪田晴男さん。
1. Time after time
MC 「すごい久しぶり。私がステージに立つことが久しぶり。何でかと言うと、
今年の1月にママになりました。しかも双子の女の子。」
2. Sweet Child
5年くらい前にCOSA NOSTRAで作った曲なのだそうです。
MC 「ベビーちゃん2人いるとオーディエンスになるじゃない。ずっと唄いたかった
んですけど、ちゃんとした伴奏で唄えて嬉しい。」
「妊娠中から唄っていた曲で、この曲を唄うとそれまではしゃいでいても、
寝てくれる曲です。子守り歌にふさわしくない曲ですけれども、本邦初公開の
オリジナル曲です。」
3. 涙
本人もギターを弾きます。サポートのEGはノイズが乗っていて残念。曲は良い
感じでした。声に合っているかどうかは別ですが。
MC ここでリクオさんを呼び込みます。
4. Perfect
5. I like it(?)
6. I feel the Earth move
MC 「自分なりに神に対して唄っている歌です。」
7. In my own way
曲の後半でBs,Percが加わります。
前半はなんとなくイメージが違うなぁという印象でした。4曲目からのノリの良い
曲が続くところからの雰囲気がとても良かったですね。リクオさんの軽いPfが
綺麗に決まっていました。
このまま鈴木桃子さんがChoとして残り、リクオさんのステージになります。
○リクオ
PfVoです。鈴木桃子さんとは青山Ojasで一緒のステージに出たのだとか。
1.世界は終わらなくていい
MC 鈴木桃子さんはここでステージを下ります。
2. “喜びの歌唄おう…”
3. “〜忘れない”
4. ソウル
MC
5. ラムリア(?)
6. “せっかくだから”
7. ミラクルマン(?)
MC ここで我那覇美奈さん、鈴木桃子さんを呼び込みます。
8. パラダイス
かなりひどいハウリングで、かなりもったいない内容でした。
唄そのものというよりは、演奏技術の方が面白く感じました。典型的なパターンを
ちりばめている弾き方ではあるものの、ノリの良さで一気に盛り上げていく
ところがあります。
かなり遅い時間になっていましたが、アンコールの拍手が止みませんでした。
リクオさんのみ登場。
E1. ケサラ(?)
途中からマイク無しで唄っていました。
リクオさんの演奏(パフォーマンスと言うべきか)は見ていてすごかったですね。
フレーズの展開もわかりやすくて、華やかさがありました。
終わったのは22:55頃でした。音響的に問題はあったものの、雰囲気のよい
ライブだったと思います。
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かみと,2000