五味美保さんのBirthday Partyが今年も表参道LAPIN ET HALOTで行われました。
ここのところ表立った活動をしていない五味Chanだけに、メインとなるのは
久しぶり(1年ぶり?)。今年も花束を持っていこうと思っていたのですが、
時間がぎりぎりになってしまったので、諦めてしまいました。入場すると
お客さんは約20人ほど。五味Chanのファンだけでなく、今回のゲスト(?)の
GAANEさんやAkiさんのファンもいたようです。まずはスタッフの倉田さんが
司会として登場します。BGMは「太陽の中の恋」「思い出のテレフォン・ナンバー」
といった3rdアルバム『One Day in My Love』からの曲。懐かしいけれど、
今聴いてもみずみずしい声です。予定よりも20分ほど遅れてスタート。
1. ONNA
杉村さんのGtで唄います。アコースティックバージョンで、やや短め。
直前まで流れていた9年前の声と比べてしまいますね。歳相応に落ち着いた
感じの声です。
MC 「お久しぶりです。外雨降ってました?誰ですか?雨男は。私は風女なんで。」
2. 夏の終わり…—〜Dear-心に吹く微風〜—Remember
メドレーでデビュー曲「夏の終わり…」、2ndアルバム『Miss Honey』から
「Dear〜心に吹く微風〜」、4枚目のシングル「Remember」へと、懐かしい曲が
続きます。
ここで一度ステージを下りて再び倉田さんが登場します。場をつないだ後、
五味Chanが登場。9月と書かれた紙を用意したところへGAANEさん、Akiさんが
やってきます。設定は五味美保さんの家に二人が遊びにきたということのようです。
まぁ、その設定は最初だけでしたが。
3. 僕のわすれもの
ボーカルはAkiさん。カラオケに合わせて唄います。発音がちょっとはっきり
しないところがありますが、五味Chanよりも柔らかい唄い方です。五味Chanの
ボーカルに慣れ親しんでいるだけに、やはり違和感がありますね。
皆で乾杯をすることになりました。入場時に配られたケーキを食べながら、という
パーティーになりました。この1年間どういうことがあったかを話していきます。
昨年9月は皆で沖縄に行った、という話。完全に遊びだったとか。夏が苦手なAki
さんが一番張り切っていたとか。五味ChanとAkiさんはヤドカリを取っていた
そうですが、GAANEさんは去年初めてヤドカリを触れるようになったとのこと。
10月は近所のお祭りに3人で行った、という話。11月はGAANEさんがデビュー。
Water Moon第1弾アーティストです。ここでGAANEさんのデビュー曲。
4. 罪を認める恋ならば(GAANE)
GAANEさんが唄います。こちらもカラオケです。やや音程がふらついている
ところがありました。
再びトークへ。12月は東京タワーライブ。中でライブをすると思ったら外だった
らしく、とても寒かったのだとか。大晦日の年越しの瞬間、Akiさんは家で入浴中、
GAANEさんは沖縄でカウントダウンコンサートに参加していた、五味Chanは
地元で騒いでいたそうです。今年は3人で何かやりたいとのことです。
1月にAkiさんデビューということで、続いてAkiさんが唄います。
5. NUDE BLUE(Aki)
Akiさんが唄います。杉村さんのGtで、五味ChanとGAANEさんがコーラスで
加わります。しっとりとした曲を静かに唄っていました。
2月は風風結成。3人で温泉に行ったのが結成式になっていたのだとか。
3月はGAANEさんのアルバム発売。
6. ゆらり(GAANE)
杉村さんが太鼓でサポートし、GAANEさんがア・カペラっぽく唄います。
五味ChanとAkiさんがコーラス。ちょっとキーが低めで唄いにくそう。
GAANEさんのジャケット撮影は、いつも寒い思いをしているそうで。
マキシシングル「楽園」(?)が9/27に発売されるそうです。
4月、風風の初ライブ。ほとんどリハーサルをできなかったのだそうで、
ライブの当日も直前まで練習していたらしいです。GAANEさんが段取りを
間違えて次に進もうとしたところを戻して、「初めてのチュウ」を再び
ちらっと振り付きで唄いますが、「一人だけ振りを間違えているとマヌケ
なんだよね」と言っていた五味Chanが一人で間違えていました。
7. Listen to my song(風風)
風風として唄ったこの曲を、ここでも3人で唄います。それぞれの個性が
出ている唄でした。
5月はGAANEさんがテレビに初出演。生放送で、リハーサルの時間がトラブルの
ためにほとんど無くなったにも関わらず、「足を広げないように」と注意された
そうです。「お人好しにしなさい…(お客さんから指摘を受けて)…おしとやかに
しなさいって注意されました。」とのこと。言ってはいけないこともたくさん
注意されたらしいですが、本番はバッチリだったそうです。ここで初仕事について。
Akiさんの初仕事(ライブ)は東京タワーのライブだったとか。五味Chanは
デビューのちょっと前に福岡の大学に出演したのが最初で、FM長崎の新人の
アナウンサーとがんばろうと誓い合ったことを憶えているそうです。
6月はAkiさんのファーストアルバム発売。ジャケットが綺麗で、五味Chanと
GAANEさんは羨ましがっていたとか。このアルバムは五味Chanの初プロデュース
だったということで、苦労したのは唄のディレクション。Akiさんの気分を乗せ、
五味Chan自身の緊張が伝わらないようにするのが大変だったのだとか。
8. あなたを愛しすぎて(Aki)
Akiさんが唄います。声質に合っているスローバラードです。
7月は下北沢のライブ、GAANEさんは名古屋でもライブがありました。下北沢は
売り子もせずにステージを見ていた五味Chan、名古屋ではマッサージとお風呂と
サウナをやっている店に行って、マッサージのときから裸になっていた五味Chanと
Akiさんの話。8月は五味Chanのレコーディングスタート。いつもGAANEさんと
Akiさんが見に来ているそうです。発売は今年中に出せたら、という予定とのこと。
あたたかいアルバムにしたいのだとか。「とにかく音楽が好きなんです!」と
いうことで、Water Moon Recordsのワールドミュージックとしての具体的な
方向性は決まっていないようです。
ここでGAANEさんとAkiさんからプレゼントが五味Chanに渡されます。GAANEさんは
ニットの帽子と靴下。Akiさんからはお茶の詰め合わせ。
9. クローバー
GAANEさんがメインで唄います。ほとんどア・カペラでした。
ここで3人がステージを下り、倉田さんが間をつなぎます。そして五味Chanが登場。
10. 病み上がりのラブソング
カラオケで唄います。いい感じだったのに一部歌詞を忘れてしまいます。
声はこの日の中で一番良く出ていたんじゃないかと思います。
MC 「今日、朝起きたときからずっとドキドキしてて、まだドキドキしていて、
これは厄年のせいにします。これからも一緒にかっこよく大人になっていきたい
と思っています。今日はありがとうございました。」
アルバムは1/3くらい終わっているそうで、「今年は真剣なんです。」と
アルバムについて、ある目標を掲げていましたが、かなり大胆な目標でした。
あえてここには書かないことにします。
11. Rose in the wind
杉村さんのGt、GAANEさん、Akiさんがコーラスでサポート。新曲です。
どことなく牧歌的な雰囲気があります。
終了は18:40頃でした。この後は客席で歓談となりました。
今回は、この1年間を振り返るという企画でしたが、いかに五味Chanが表に出てきて
いないかが明らかになったように思います。ただ、アルバム制作中であることが
はっきりとしたので、やっと表に戻ってきてくれそうです。現在は事務所が
マネージメントと原盤制作だけでなく、レコード会社も兼ねるようになったこと
からも、大きな問題が起こらない限り、久々に五味Chanの新しいCDが出ることに
なるはずです。よかったよかった。
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かみと,2000