赤坂loveで行われた“ラヴコレ"P"スペシャル2000”というイベントを見てきました。 見たことのある人たちがたくさん出ることもあり、私の場合は誰からチケットを 買うべきか、なかなか悩ませてくれる組み合わせです。
 このイベントの司会は牛谷友香さん。前々から何かやらかすという話でしたが、 はっぴに近眼の丸眼鏡の赤坂うしおとして登場。今後何かあったのために(^_^;) 写真を撮っておきました。Usshyのお客さんが減ると怒られるので、とりあえず 公開は控えておきましょう。ふっふっふ。

○トゥルーデマーマレード
  1996/06/04に初めて見て、途中何度か編成が変わりましたが、今回で26回目。
 1. サイクロン
 2. タイムマシーン
 3. Shooting Star☆
 4. ベランダ
 5. flower
 6. インディゴ
  前半の曲は“おしゃれ系”を意識したような曲作りをしている、という印象でした。
  上品な感じを狙っているとは思いますが、どうも印象に残りにくい気がします。
  私としては「インディゴ」のような楽曲を増やしていってもらいたいところです。
  全体的なクオリティは上がっているので、どういう路線を狙うべきかが重要な
  ところかもしれません。MCでは、FM相模に出演した話、つい最近AXIAのオーディ
  ションの一次審査を通過した話などをしていました。次のライブは1/5なのですが、
  すごい先のようにみえて、実は1週間後なんですよね。

○東京さんぽ会
  渡邊大輔さん(GtVo)、ミツさん(GtVo)、youkoさん(PfVo)の3人。ミツさんはALASKA.
  ということで、1998/11/13に見ているようです。youkoさんは2000/08/28に見て
  います。ウエハースは2000/11/16に見ています。渡邊さんはNATURAL CUREですか。
  だとすれば1997/03/25に一度見ていることになります。客席から演奏しながら登場。
  オープニングの曲はよくわかりません。
 1. ビー玉工場
 2. チョコレート
 3. ガリレオ
 4. コインランドリー
 5. 羽田
 6. 恋のまぼろし
  2曲目はコーラスのバランスが良かったと思います。一方5曲目はなんだかひどい。
  楽曲的には「ガリレオ」が良くできたメロディーで、ミツさんのボーカルに
  インパクトがあって良かったと思います。

○Usshy
  牛谷さんを初めて見たのは7 Appleでの1999/07/10で、ステージを見るのは
  USSHY's motionも含め16回目となるようです。
 1. 未定
 2. 苦い実
 3. Party X'mas
 4. 去りゆくもの
 5. Change
 6. Dear
    この曲では柴草玲さんがピアノを弾きます。
  「苦い実」は発音(発声ではない)の仕方がなんとなく変。「Change」は今回も
  お客さんに唄わせていましたが、演奏のリズムが崩れがち。でも、「Dear」で
  柴草さんがサポートに入ると、牛谷さんはボーカルに専念できることもあって
  力を発揮できている感じがしました。改めて牛谷さんはボーカリストだと
  思わされます。逆に、柴草さんがボーカリストという気はしません。

○とちもとくみこ
  初めて見たのは1997/12/26で、今回で4回目となります。サポートはいつもの
  円山さん(Gt)、葛岡みちさん(Pf)、田ノ岡三郎さん(Key)。何気にしっかりした
  メンバーで固めてきています。ちなみに、葛岡みちさんのステージはこれまでに
  2回ほど見ています。田ノ岡三郎さんを見たのは、仙台でのかぼちゃ商会の
  イベント以来かもしれません。
 1. コンデンスミルク
 2. ぼくの美しすぎる人だから
 3. 愛。
 4. ブルーグレイ
 5. はね
  高音域に張りを持たせた唄い方をするところが良いです。もう少し丁寧さが伝わる
  ように唄って欲しいところですが、ビブラートをかけるのは彼女の持ち味を損なう
  気がします。あくまでもなめらかな唄い方を心がけてもらいたいものです。あとは
  ファルセットの声量が弱くなり過ぎるので、なるべく違和感のないように鍛えて
  もらいたいですね。もちろんファルセットで力を抜くという技もあるのですが、
  その必要の無いところで弱くなるのはもったいない。曲としては「ブルーグレイ」
  のサビが印象的でした。また、「はね」は声と曲が一番合っていたと思います。

○SESAME
  初めて見たのは1997/07/19で、18回目になります(小駒さんのソロ除く)。
  今回はBs無しの3人編成。
 1. 童話
 2. 薄曇り花曇り
 3. The Fool on the Hill(The Beatles)
 4. スノーフレーク
 5. 境界線
 6. 花の人
  SESAMEの世界観がよく表現されたライブだったと思います。カバーをやるとは
  思いませんでしたが、ものすごいアレンジになっていました。リズムがコロコロ
  変わるのですが、きっちり息の合った演奏を聴かせてくれます。「境界線」も
  シャープな感じがして良かったです。そして「花の人」。このメロディーは
  何度聴いても絶品です。

○筆おろし
  柴草玲さん(PfVo)、長見順さん(GtVo)、GRACEさん(Dr)の編成。曲調はジャジーな
  ものとそれ以外の2種類に大別されるようです。ジャジーな楽曲の方が長見さんで
  それ以外は柴草さんの楽曲なのかもしれません。あまりにも差があるので、なんと
  なく、まとまりが無く感じられます。ジャジーな楽曲の方は、いわゆる典型的
  フレーズをたくさん盛り込んでいて、聴いていてニヤニヤできる内容でした。

 このイベントライブは、それぞれが良い内容だったと思いますが、全体を通すと ノリが変です。原因は「司会のキャラクターが合わない」「出演者のブッキングミス」 「出演者の選曲ミス」のいずれかが挙げられます。お祭り騒ぎだったのは司会の キャラクターで、ある意味、各アーティストの作った音楽的な世界を無視して、 場をぶち壊していました。主催者がお祭り的な雰囲気のイベントにしたかったので あればブッキングミス、主催者の意図が出演者に伝えられていたのであれば、 出演者の選曲ミスということになります。
#こういうことを書くと関係者は腹立つんでしょうね。まぁ、わざわざ怒りたくて
#読みに来ているようですけど。
#バカ騒ぎ(ライブの内容とリンクして盛り上がることとは異なる)したいなら、
#内輪の打ち上げで好きにやってください。
##こんなことでいいんだろうか?お客さん減っても知らんぞ!>Usshy。
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