渋谷ON AIR EASTで行われた"BREAK JAM Vol.8"を見てきました。招待制のライブ です。会場には300席ほどの椅子が用意されていて、私が着いた時はそのほとんどが 埋まっていました。関係者席も用意されていた上、後ろの方で立って見ている人たち の中にも関係者が多くいたようです。

○長谷川都
  Tシャツにジーンズ姿、髪を短くしていたこともあり、ボーイッシュな雰囲気
  でした。
 1. ミルク
 2. 空の見える公園
 3. はなうた
 4. 忘れないよ?
 5. まあるいおさかな空へゆく
  今回の出演の中で一番期待していた人。Perc,Keyのサポートでした。低音はやや
  苦しそうでしたが、高音はしっかりと唄えていました。生で唄っているのを聴くのは
  初めてでしたが、予想していたよりも安定していたので安心(?)しました。話し方は
  Vikiさんみたい。最後の「まあるい…」では本人のKey弾き語りでした。演奏は
  可も無く不可も無くといったところ。

○Lita
  Vo(女),Gtの二人。サポートでBs,Dr,Keyでした。鼻にかかった声で、声量は安定して
  いました。重めの楽曲が中心で、メロディーそのものは比較的わかりやすい感じ。
  攻撃的なところの薄いミハラカオリ+さん、という印象でした。それだけインパクト
  が弱くなってしまいますけど。幸克哉さん、積紫乃さん。

○岡北有由
  Gt,Dr,Bsのサポート。東京では久しぶりのバンドライブとのことでした。
  いきなり座っていたお客さんを立たせたのに、3,4曲目では静かめの曲で本人が
  椅子に座って唄っているという、なんとなく変な感じがしました。立っている
  ことイコール盛り上がっていることではないんですけどね。耳に馴染みのある
  楽曲が多かったので、個人的には楽しめました。知らずに見た人は面食らったかも。

○山本美絵
  サポートはBs,Key,Dr,Gt。唄い出しのアタックをあえて弱めているような、はっきり
  しない唄い方で、声が鼻にかかっていることもあって、見た目の迫力の割には
  伝わってくるものが少ない印象。アングラ歌謡路線といった楽曲も今一つ面白みに
  欠ける気がしました。なんだかすごく損しているような唄い方という気がします。

 なんだか出演者の傾向が全体的にマイナートーンなイベントでした。
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copyright かみと,2001