"No More April Fiil Night"というイベントが吉祥寺Star Pine's Cafeで
行われました。
○入日茜
KeyVoの女性。柔らかい声でキーは高めでした。はっきりしない唄い方では
あったものの、後半は力のある唄い方でした。「遠い夏の日の私へ」など、
広がりがあって良かったと思います。後半ではPerc,Gtのサポートが入って
いました。
○Can-Good
カングーと読むようです。TAPIKOさん(Vo)、POMさん(Gt)、KIYOさん(Bs)、
HIDEKIさん(Dr)のポップス系バンド。
1. 昨日≦今日≦
2. 迷宮
3. Tappy
4. 道しるべ
5. パラレル
6. タイムリミット
7. High! High! High!
元気のある声質と唄い方はコンテストにでも出ていそうな雰囲気でした。勢い
ありすぎる感じもしますが、印象は良かったです。。ボーカルの女の子は
松本伊代さんに元DRAMATIC BLUE BIRDの小花さんを足したような雰囲気のルックス。
3,4曲目ではバンド始まって以来の試みだそうで、TAPIKOさんがKeyを弾いて
いました。
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/cangood/
http://www.interq.or.jp/green/hiddy/can-good/
○0930
MC 「今日はこの厳しい雰囲気の中で。」客席は音楽を聴こうという人たちばかり
なので、お祭り騒ぎ的な彼女たちにはおとなしすぎるお客さんだったのでしょう。
1. オクサマのテーマ
MC 次の曲でお客さんに手拍子を要求します。結構ギュウギュウに詰まっている客席
を見て「隣の人に当たるんですかね?」
2. 七色の夢
MC 「いいじゃないですか、手前のお父さん。」お客さんをいじり始めます。
「(キャラクター濃いお客さんがいるかもしれない、ということで)魅惑の客席
かもしれませんね。」「ライブハウス向きではないのではないか?」
「一度は表舞台で花を咲かせたい。」
本人たちも言っていましたが、どうもライブハウスには恐いイメージを持って
いるらしく、場違いだと予想して来たようです。かなりやりにくそう。
3. 春ごこち
MC 水を飲んでいた児玉さんがむせて、「入るべきところじゃないところに…」。
これが一番ウケていたかも。妙に受けたため、「医学に興味があるんですかね。」
梅原さんはStar Pine's Cafeをもじってか「バイーン」を連発。
ここでフジテレビ系「笑っていいとも」の火曜日の準レギュラーになったことを
告知。「ライブハウスに来る人たちは『昼間起きてねーよ』って言うかも。」
「微妙なテンションですね。これが東京のライブハウスなんですね。この仕事
していなければ、足を踏み入れることの無かった場所でしょう。」
4. 10年後
MC 「(汗をかいて)湿気を帯びてきた…」「前のバンドのボーカルの人(TAPIKOさん)が
ステージを終わって楽屋に戻ってきたとき、脇を拭っていて、あぁ、この人と友達
になりたいな、って思いました。あんなにきれいな人なのに。」ここからにおいの
話へ。吉祥寺に来るまでの電車の中が妙に沢庵臭かったとか話していました。
一応、音楽活動の話も。6月にシングル、年内にアルバム発売予定だそうです。
5. 山田君
本人たちもライブ&トークショーと言っていたように、トークの時間が妙に長く、
それでもちゃんと笑いをとっていたのはすごいかもしれません。考えたMCではなく、
高校生の休み時間の会話みたいで、話が飛びまくりますが、楽しいトークでした。
唄は以前見たときよりも随分うまくなっていてビックリ。唄を自信持って聴かせ
られるようになれば、ステージ全体としても楽しめるものになる気がします。
いいとものレギュラーなど、今はキャラクターで売る傾向が強いようなので、
今後聴かせられる楽曲を作れるかが課題かもしれません。
http://0930.yamadakun.net
○Aiwei
Key(女),Bs,Dr,Vo(女),Gtのロックバンド。英語詞の曲もありましたが、最初の
MCでは簡単な英語でのトークもありました。いかにも女性ロックボーカリストという
雰囲気で唄っていて、キーはやや低め、特徴をつかみにくい感じでした。どことなく
LUKAさんを思い出してしまいます。ちなみに、VoがAiweiという名前で紹介されて
いました。
http://www.ulf.co.jp/aiwei
○WLAM
今回はKey,Sax,Bs,Dr,Gt,Keyのサポート。
1. 空へ-over the horizon-
2. 小説
3. みんな待ってる
MC
4. ???
新曲。ポップな曲でした。次に唄った「pure-ness」に雰囲気が似ています。
5. pure-ness
MC 階段から落ち、体中あざだらけになったKyokoさん、車の免許を取ったけれど、
注意力が散漫になるので1時間しか運転できないAkiさん、エープリルフールで
だまされたたけひさん。
6. ひまわり
MC
7. 君と僕の約束
E1. 冬のエピソード
2コーラス目があって、そちらは「夏のエピソード」になっていました。
曲のタイトルも変わっているかもしれません。
今回のステージはバンドの音の密度が濃く、充実した音になっていました。
ボーカルのソロパートではバックに負け気味のところもありましたが。
3人の声のバランスはいつもながらに良く、ロングトーンもしっかりとした音程で
唄いきっています。見事なライブでした。
WLAMのこれまでを見てきているだけに、初めてWLAMを見たお客さんがどう思うか?
良さがうまく伝わっているか?などと考えながらライブを見てしまいがちですが、
バンドサウンドとア・カペラのギャップがあるので、途中で帰らずに、最後まで
見て欲しいという思いで見ていました。課題として残るのは、ダラダラしがちな
MCをどうにかしたい、といったところでしょうか。
SAIL Music Laboratoryへ戻る
かみと,2001