翌日、渋谷nestでライブがあるとわかっていながら、NAOさんのワンマンライブを
見に新潟CLUB JUNK BOXへ行ってきました。かつて行ったJUNK BOXから何度か移転を
しているので、今回の場所は初めて。予め場所は調べてあったので、迷うことなく
たどり着きます。会場はファッションビルの5階になっていました。地元ということで、
友達や関係者が多かったようですが、客数としては100弱といったところでしょうか。
会場にはカバー曲を集めたNAOさんのアルバム『Walkin' in the rain』が流れ、
アルバムには入っていない、「Over the Rainbow」が流れたところでスタート。
バックはGt,Bs,Dr,Gtの構成です。スタートは19:10頃だったと思います。
MC 「今日はワンマンライブへようこそ。ごゆっくりしていってください。」
1. 青空
高音域までしっかりと伸びのある唄でした。最初から見事な唄を聴かせて
くれます。この曲はアルバム『NAO I(ファースト)』の中でも好きな曲なので
気分良く聴かせてもらいました。
MC 「改めましてこんばんは。NAOです。ワンマンライブへ来てくれてありがとう
ございます。よろしくお願いします。」
2. だいきらい
中盤でやや音程がふらつきますが、気にならない程度。この曲もアルバムに
収録されています。
3. 遠恋
ロングトーンとなる「Ah...」という部分はもう少しオフマイクにしても良いかも。
でもこの曲、かなり音域が広いものです。地声でほぼ2オクターブ。ファルセット
をいれると3オクターブ。しっかり唄えないと、他の人には唄えない曲ですね。
それをきっちり唄いきっていました。
4. モノクロ
リズムの刻み方(動き方)は倍にした方が曲の雰囲気に合うように思います。
MC 「リピーターで来てくれている人は気付いてくれたかと思いますが、チケットが
かっこよくなりました(FOB扱いになった)。」
ホームページについて。
5. 白い街並
なじみやすいメロディーの曲。これも好きなタイプです。
6. Everyday Everynight
柔らかさの感じられる唄い方で、丁寧に唄っていることが伝わってきます。
7. ぬくもり(仮)
曲のタイトルはまだはっきりとは決まっていないそうです。
MC 「「Everyday Everynight」はプラチーヌ化粧品のCMで使われている曲でもあり、
鶴久さんの曲でもあり。今日は村松桜祭りで唄ってきました。花見に来ている
のに、聴いてくれて嬉しかったです。地元なので親戚一同が集まって、いい思い
をしてきました。渋滞に巻き込まれて、開場が遅れてすみませんでした。」
「テンポ上げていきます。」
8. そして僕は途方に暮れる(大沢誉志幸)
若干オリジナルを感じさせるアレンジが残っていますが、若々しい唄い方で
明るめに仕上がっています。
MC 自己紹介。「「白い街並」はCDに入っていなくて、CDにならないのかと言われて
いたのですが、「Everyday Everynight」と一緒に「Q-Type」というオムニバスに
入っています。マニアックな方は調べてみてください。」
9. 約束
これもアルバムに入っている曲。曲に合わせた照明が雰囲気を盛り上げます。
MC 「STAR TO FACTORY(スタート・ファクトリー)」というFM新潟の、NAOさんと
連帯する番組について。日曜日の18:00から18:30に放送しているので、開場の
ときに流したかったそうですが、接続の都合でできなかったらしいです。
10. 月のひかり
アルバムでも最後に入っているスローな曲。ここでの唄は見事としか言えません。
やや軽めに唄い始め、曲の展開に合わせて徐々に盛り上がってくるところなど
圧巻です。
ここで本編終了。20:05頃でした。アンコールになります。
MC メンバー紹介。Gtの竜一さんは、この日でバンドを抜けるそうで(翌日の
東京のライブには参加するそうですが)、NAOさんから花束をもらっていました。
Bsの寺尾さん、Drのはかせさん、サポートで参加しているGtの高橋さんは
JUNK BOXの代表取締役らしいです。
E1. “誰かのランチを運んで運んで…”
NAOさんのアルバイトの経験を元にしている歌のようです。ウェイトレス、
パックのおでんの箱詰め、化粧品販売、カラオケのフロントが出てきました。
3つ下の妹という歌詞もありました。メロディーは単調な感じで、同じ音の
繰り返しとなっていました。
(追記:曲のタイトルは「ちょちょら」)
MC 「正直な気持ちを唄った歌でした。」
E2. スローバラード(RCサクセション)
NAOさんらしく唄い上げます。
MC 「ありがとうございました。これからもがんばります。応援してください。」
終了は20:25頃。無事、日帰りできました(笑)。
全編通じて安定した唄でした。太めの声質ですが、高音もしっかりしていて、
どの音域も遜色なく張りがあります。良かったと思うのは「青空」「白い街並」
「Everyday Everynight」「月のひかり」など。宇多田ヒカルさんを太めにしたような
ハスキーな声は、佐藤ひろこさんなどの声のタイプが好きな人にお薦め。さらに、
May(拝郷芽衣子)さんよりまろやかな唄い方という印象でした。
あと、化粧や髪型のためか広末涼子さんっぽい雰囲気のあるルックス
(単に丸顔というだけ?)、今後の活動が楽しみです。
ライブ後、物販のところでCDにサインを入れてくれるようだったので、新たに
CDを購入し(以前買ったものを持っていっていたので、買う必要は無かったのかも
しれませんが)、ちゃっかりサインしてもらってきました。
「次のライブは5月6日です」と言われたので、翌日の東京でのライブに行くつもりだと
告げると、「明日東京で!」と笑っていました。
#アンコールの1曲目のタイトルを聞き忘れた…。
##普段の私のレポートを読んでいる人には、やけに絶賛モードのレポートだ!と思われるかもしれませんねぇ。でも、ライブ良かったんです。交通費の元はとりました。
どうでもよい話ですが、このビルのエレベータには長椅子があってビックリです。
SAIL Music Laboratoryへ戻る
かみと,2001