五味美保さんとGAANEさんのジョイントライブが名古屋の間ノアホールで行われ ました。開場は16:30でしたが15分ほど遅れます。しかしお客さんはそれほど 集まっていなくて、55席用意された椅子の半分程度でした。開演も若干遅れて スタートとなります。ステージの後ろにスクリーンがあり、カオスの不可思議な 映像が流れていました。ジョイントライブということで、五味ChanとGAANEさんの 二人が一緒に登場します。サポートはBs,PercGt(杉村さん)。五味ChanとGAANEさんも それぞれPercを担当していました。

 1. 罪を認める恋ならば(GAANE)
    まずはGAANEさんの唄から。唄い出しの部分がア・カペラで二人のハモりに
    なるのですが、結構音程が怪しい。
 2. ミルクティー(GAANE)
    部分的にオクターブ違いのユニゾンになります。下のパートが五味Chan。
 MC 二人の挨拶。「すごい待たせちゃってごめんなさい。」
    二人で太鼓の練習をしていた。五味Chanのマンションで練習しようとGAANEさんが
    訪れたとき入口に張り紙があって「最近騒音が…」という内容だったとか。
    五味Chanのところの一室は楽器がたくさん置いてあり、管理人さんも五味Chanの
    仕業だと思っていたらしいのですが、本人曰く違うとのこと。管理人さんから
    騒音の件で電話があったとき、五味Chanは家賃滞納の件の電話だと思ったとか。
    騒音はアルペンホルンのような音らしく、疑いをかけられた五味Chanは否定した
    そうです。
 3. あなたが降らせる雨(五味美保)
    しっとりとした唄い方をしていました。
 MC 五味Chan「名古屋はしょっちゅう来ていた時期がありますが、生で唄うのは
    久しぶり。」先月唄っているでしょう?というのは知っている人たちの疑問です。
 4. 夕顔の道(五味美保)
 MC GAANEさん「がんばりました。これがネックでした。」
    「夕顔の道」は五味Chanが山形の遊佐の海岸をイメージして作った曲。山形出身
    (寒河江ですが)のGAANEさんは、遊佐に行ったことがないそうです。庄内と
    それ以外の最上、村山、置賜って歴史的にも別の地域という感じなので、
    仕方が無いのかもしれません。
 5. rakuen(GAANE)
    映画「ビーチ」を見て、この曲と同じことを言っていると感じたとか。
    この曲の途中でバックの映像が途切れます。しばらくビデオのシグナルが出た
    ままになっているというお粗末さ。
 6. 山百合(五味美保)
    穏やかな曲です。
 7. 言えない願い(GAANE)
    五味Chanのオフマイク気味のコーラスが効いています。
 MC GAANEさん「(「言えない願い」は)初めてレコーディングした曲。次は新曲で
    一番最後にレコーディングした曲です。」すかさず五味Chan「そりゃそうだ」
 8. 花の香りに包まれて(GAANE)
    GAANEさん曰く「究極の愛の歌。時には本心を厳しい言葉で表現して、それが
    最高の愛だったりします。」
 MC 五味Chan「一番緊張しました。」GAANEさんが緊張する曲が前半で五味Chanの
    緊張する曲が後半だったことについて、「先輩だから大丈夫。」「こんなとき
    だけ先輩にしないで欲しいな。」
    「楽しいですか?ゆっくり聴いてもらえれば嬉しいです。寝てもらっても
    いいですが、全部寝ないでください。」
 9. ROSE IN THE WIND(五味美保)
 MC 「ハウっちゃってごめんなさい。」
    GAANEさん「こうやって全曲楽器を演奏するのは初めて。」
    「ライブ始まる前に『お客さん来るのかな?ステージの4人より多かったら
    いいよね』って話していたんですが、こんなにたくさん来てくれて嬉しいです。」
10. 夕陽の咲く樹(五味美保)

 終了後はCD購入者に対してサイン会。五味Chanには毎回アルバムにサインして もらっていることもあり、今回も買ったばかりのアルバム『LA-GOON』にサインを 入れてもらいました。GAANEさんの4/25発売となるマキシシングルも買って、 サインをもらいました。
 今回のステージは全体的に落ち着いた雰囲気でした。会場の作りの関係で、 音響的にはデッドな音質ということもあり、近く感じられる音となっていました。 全体的にハウっていたのは幻滅ですね。どうしても曲の世界に入りきれない 感じになってしまい、かなりもったいない状態でした。

 余談ですが、この日の名古屋松坂屋オルガン広場では、カントリー娘。に石川梨華 (モーニング娘。)のイベントが行われていたようで、そちらはすごい人だった ようです。
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copyright かみと,2001