○高岡奈央
  前の週に行なわれた長野でのライブはNAOでしたが、今回はチラシも高岡奈央に
  なっていました。多分長野の後の新潟でのライブから変わったのだと思います。
 1. 青空
    少しかたくなっている感じがしました。座った場所が前過ぎたため、ボーカルが
    抜け気味に聴こえます。
 MC 「今日一個目の高岡奈央です。アンケートを配ったと思いますが、チケットは
    NAOになっています。」
 2. だいきらい
    唄はだいぶ落ち着いてきました。2本のギターの絡み方が面白い。
 MC 「新潟からやってきました。早く着いてリハも気持ちよくやらせてもらって、
    ありがとうございます。今日は奈央の唄をいっぱい聴いていってください。」
 3. ぬくもり
    声のビブラートのかけ方と、フワッと抜いていく唄い方、張り気味の唄い方が
    うまく表現できていました。奈央さんのボーカル力が良く出ていたと思います。
 4. 補助輪
    バックの音も含め、うまくまとまっていたと思います。この曲には柔らかさを
    感じます。
 MC 「ちょちょら」の意味について。さらに、CD発売の告知とライブ告知。
 5. ちょちょら
    この曲から女性のコーラスが入っていました。コーラスはあまり聴こえませんが、
    奈央さんのハーモニカはもっと聴こえない…。やはりこの曲はアレンジが鍵だと
    思います。同じフレーズが続くので、考えられるアレンジのパターンをいろいろ
    織り交ぜてもらいたいのですが、メロディーが単調なだけに、今回のように
    コーラスを入れるのはうまいアイディアですね。
 6. ハチ
    イントロのハーモニカはかすかに聴こえますが、結構危なっかしい。サビの
    唄い方が他の曲とは違うので、奈央さんの別の面を見せてくれる曲です。
  全体的にまとまりのあるステージでした。逆に言えば枠に囲まれたような印象で、
  合格ラインの80点のライブという感じ。もうワンステップ飛び抜けるところが
  あれば、満点を越える内容にできると思います。
  http://www.pzero.com/nao/

○Arearea
  ストリートでは見かけたことがありますが、まともに聴くのは今回が初めて。
  Key,Voの女性二人です。雰囲気的には悪くありませんが、もう少しインパクトが
  ほしいところ。雰囲気は花花路線といわれてしまいそうなところがありますが、
  もう少し特徴が出てくれば、momochampくらいのインパクトが出てくると思います。
  サビが良かったと思う曲は「駅からの道」という曲でした。
  http://www.arearea.net/

○チコチェアー
 1. 遠くへ…
 2. タンジェリン
 3. フレンチクルーラー
 4. サボテン
 5. 消えてゆく、空が痛い秋
 6. トリコロール
 7. ムービースター
  客席が椅子だったこともあり、何となくやりにくそう。見ている方も盛り上がり
  にくいものでした。全体的に勢いで押しまくるところがあり、唄い方など雑に
  なってしまいがちですが、いつもながらに音楽の楽しさをわかっている人たちと
  いう感じで、見ているこちらも楽しくなります。楽曲がわかりやすいこともあり、
  すぐに入り込めるところが強みだと思います。
  http://chicochair.power.ne.jp

○J.e.t
  Key,Bs,Vo(女),Dr,Cho(女),Vn,Gtという構成。Key,Voが本来のメンバーなのかも
  しれません。ボーカルの唄い方はあまり加工していない、話し声のような声での
  唄でした。子供っぽい感じもあります。ハスキーなところなど、話し方は大槻真希
  さんのような感じ。全体的にフラット気味に外れ気味の唄でした。どういう系統の
  人たちかわかりませんが、ホームビデオやカメラ合わせて十台以上が稼動して
  いました。その人たちの様子を見ると、ファインダーから目を外さない人など、
  演奏を撮影のBGMとして使っている人たち(^_^;)がお客さんのようです。でも、
  一体誰を撮っているんでしょう…。彼らを見に来たのだと思いますが、客席に
  Our Love to Stayのメンバーがいました。
  http://jet3.co.uk/

かみと,2001