JUNさんのライブを吉祥寺Star Pine's Cafeで見てきました。表記が“じゅん”に 変わったようです。入口でじゅんさんのCDを売っていたので、即購入。

○長谷川都
 1. ことばなんてなければいいのに
 2. 忘れないよ?
    前半で良かったと思う1曲。
 MC 「見られるのは苦手なので見ないでください。でもヘアメイクしたので、少しは
    見られたい。」
 3. 大人の子供
 4. 月が消える丘
 MC 「上がり症でみんなに迷惑かけているけど、なんとかやってます。」
 5. ミルク
 6. まあるいおさかな空へゆく
    いいところで若干ミスタッチはあったものの、うまくごまかします。とはいえ、
    内容は良かったです。
  随分しっかりしゃべれるようになったなぁ、というのが第一印象でした。
  唄は比較的安定していました。絞るように唄うのですが、高音が苦しそう。

○宮田まゆみ
  PfVo。Gtのサポートが入っていました。
 1. サウンドチャンネル
    鯨の会話する言葉が、地球を半周するほど伝わるという話を聞いて作った曲
    だそうです。
 2. バルカローレ
 3. 流星の丘
    長野のいなかに行ったとき、音がするくらい星が輝いていて、そのときの記憶で
    作った曲なのだそうです。
 4. 夜汽車に飛び乗ろう
 MC 井ノ頭線沿いの紫陽花に感動した。
 5. 雨のゆりかご
 6. ついた嘘
  明るい声でストレートな唄い方。癖がないので、どちらかといえば聴き流して
  しまいがちなところがあります。テレビ番組の主題歌とか、CMソングといったものの
  BGM的な使われ方をする歌を聴いているような声でした。

○じゅん
 1. 心の声
    かなり緊張していることがわかる声の震え方でした。
 2. 月光浴
 MC レコーディングをしていた。誰かに自分の曲を演奏してもらうのは感動する。
 3. ピンクの雲
 4. パズル
 5. ぼくの味方
    サビの最後の方で上に音程を外して少し動揺していました。
 MC 「(音程を外したことについて)飛んで行っちゃった…」次の曲の直前まで
    溜息をついては「飛んで行っちゃった…」とつぶやいていました。
    「ステージに立っていると夜の海に立っているのに似ています。拍手が波音で、
    ライトが月明かりで…。私はステージという夜の海に立って、何を考えているか
    唄った曲です」
 6. 夜の海に立ち…
    前の曲の動揺が抜けなかったのか、最後の方では自分で笑ってしまうほど
    ピアノをミスっていました。
  緊張感の漂うライブでした。結果的に中盤の曲が良く、低音域もファルセットも
  怪しげではあったものの、それらの曲での中音域の声は絶品でした。それにしても
  「心の声」は名曲です。

○溝口こうじとゆかり
  ゆかりさん(Vo)と溝口こうじさん(GtVo)。朴とつとした歌で、とぼけた雰囲気の
  ある二人でした。ギターの音はウクレレみたいな軽い音。全体的な感じはたまなど
  の世界に近いかも。

○humbert humbert
  佐藤良成さん(GtVo)、佐野遊穂さん(Vo)の二人で、サポートはKey,FlSax,Bs,Dr。
 1. 夜明け
 2. gone
 3. ひなぎく
 4. しろつめくさ
 5. 足跡のつづき
 6. Waiting for the Band
 7. 海辺の街まで
 8. Can You Hear?
 9. テーブルマナー
10. メッセージ
11. おやすみ
  前の出演者のステージ中にhumbert humbertのお客さんが増えてきて、しかも
  MC中に最前列のお客さんに遠くから話しかける人までいて、お客さんの質に
  問題があります。他の興味ないのはわかるけど…。MIDI CreativeからCDを出して
  いるようです。音楽的には言わば武蔵野系、ノスタルジックなところがあり
  ました。もう少し“あく”の強さみたいな、特徴的なところがあると良いの
  ですが。


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copyright かみと,2001