can/gooのライブが渋谷TAKE OFF 7で行われました。“パッと花を咲かせましょう”
のシリーズのライブでした。今回もまた電話予約していなかったのですが、来ると
思われていただけでなく、スタッフの女性まで私の顔と名前が一致していたのには
ビックリ。
○新政史
GtVo。あたらしまさしさん。名前に記憶があるので、以前も見たことがあると
思います。京都出身だそうで、MCはちょっとした漫談のようでした。笑いが
ありつつもきちんと曲に繋がるという楽しいステージでした。風貌よりもずっと
ソフトな声質で、聴きやすい唄だったと思います。
○白井雅美
サポートはDr,Gtでした。こちらも久しぶりに見させてもらいました。
1. 願うアイ
2. 甘い手
この曲は聴き憶えがあります。
3. HOME
4. 10月、君へ。
MC 自分の癖を考え直したけれど、自分ではよくわからない。他の人の癖は見つけ
やすい。ここで癖と共にメンバー紹介。
5. てるてるぼうず
6. さんかくじょうぎ
スリートゥリー所属ということで、アイドル路線っぽいノリがあり、素直で
ストレートな唄い方は純粋な雰囲気を出していました。もっとアーティスト寄りに
なりたいのであれば、さらに唄い込んで、子供っぽさを無くする方向に進むので
しょうね。
http://www.kt.rim.or.jp/~three-t/
○サクラシンマチ
名前は以前から知っていましたが見るのは初めて。Bs,Gt,Vo,Gtのフォーク系。
最近の長渕剛さんから毒を抜いたような唄い方で、こちらも楽しいステージ。
1曲目でギターの弦が切れてしまい、ギターを交換してしまいましたが、最初の
ギターが豊かでまるみのある深い音だったので、このギターで弾き続けて欲し
かったところ。
http://www.music.ne.jp/~sakushin/
○can/goo
今回から評価基準を厳しくしましょう(笑)。今後忘れなければ…。
ステージ横の照明を暗くするようにスタッフに合図を送るTAPIKOさんでしたが、
その仕草でお客さんから笑いが…。
1. 無限大
TAPIKOさんは比較的無理なく唄っていて、声がうまく繋がっている感じでした。
2. 迷宮
3. パラレル
ボーカルが少し乗り遅れているように思いました。バックの演奏だけでなく、
オケが入っているので、全体をゆっくりにするのもその場では難しいですが、
もう少しゆっくり聴きたかったところ。
4. Tappy
なんだか初めて聴いたかのようなアレンジの印象でした。コーラスは最近の
ライブの中では、やや合っていない感じ。それほど気になるわけではありま
せんが、コーラスに意識を移すと少し気になります。ペダルを踏み損ねたのか、
いきなりサスティーンが切れるところは、全体の内容を考えると少しもったい
なかったかも。
MC 初めてのTAKE OFF 7、気持ち良い。Fm yokohamaのMusic Awardで、ファン投票の
結果、現在第1位だそうです。
5. 欠片
MCの後半に絡めてKeyをポロポロと弾いてから演奏に入るタイミングが良かった
と思います。
6. ???
今回初めて聴いた曲。重みのある曲でした。
MC 自分捜しについて考えている。自分のやりたいことが後回しになっている気が
する。自分の気持ちを信じてまっすぐに進んでいけたらと思っている。
7. 道しるべ
どうもファルセットが弱くなりがち。そのちょっとしたの音は鋭すぎる感じが
ありました。
バックのサウンドに厚みがあり、圧倒的なパワーで包み込むような充実感がある
ためか、ボーカルが負けているところがありました。同じ曲の中で、最初は声が
出ていた音が、後半になるとファルセットになっていたりして、歌詞に寄るとは
思うものの、音域としてはギリギリのところを唄っているようです。それだけに、
安定した発声がしにくくてムラができてしまいます。ポルタメントを効果的に
使っているとは思うものの、微妙なタイミングの調整が必要かと思います。
基本的に声が細いので、それを特徴としていくか、もっと強くしていくかは
方向としての分かれ道になるのだろうと思います。
○a-Qui?
サポートはBs(女),Dr,Gt。
1. 大人な日々
2. 遠い南の土に触れ…
3. 小さな願いを
4. おひさまれもん
5. いつか還る場所へ
6. MamaGAIA
以前見たときはもっとジャンベを強調した選曲になっていたと思いますが、
最近はポップな楽曲中心になっているのでしょうか。全体的にわかりやすい
気がしました。唄はそれほど特徴的でないので、やはりジャンベを使うところを
売りにしていくべきでしょうか。
http://welcome.to/mamagaia
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かみと,2001