can/goo、the Indigoのライブを新宿MARZで見てきました。私が入ったときは既に
太田美帆さんのステージは終わっていたようで、田中秀典さんの2曲目でした。
○田中秀典
1. 天使が僕に舞い降りる
2. Sweet Soul
3. BASEBALL
彼の曲では今のところこれがベストでしょう。
4. デイジー
5. Birthday waltz
アンケート用紙には"walts"となっていましたが、3拍子(むしろ6/8)の曲なので
"waltz"の間違いかと思います。
6. 落書きみたいな恋の歌
1月に発売されるシングル曲とのこと。
MCでは、他の出演者が皆バンドなのに自分だけ一人で、しかもマネージャーが薬局
好きで楽屋からいなくなってしまい、一人で淋しい思いをしていた、という話を
していました。まとまりのないMCと思ったようで、「MC反省します」とのこと。
以前はOL系年上の女性ファンが多かったと思いますが、今回は高校生くらいの
女の子が結構見に来ていました。テレビに出たりしてファン層が広がったの
でしょうか。
○can/goo
1. 迷宮
最初PAのトラブルでボーカルが出ていませんでした。ややスローな始まり方で、
いわばアコースティックバージョン、途中から普段のバンドサウンドになります。
2. 壊してあげる
TAPIKOさんはキーボードへ移動します。音のまとまりが悪いと“壊れている”
ようになりかねない曲ですが、今回は比較的バランスとれていたと思います。
MC 「むちゃくちゃ気合が入っています。イェイ!」…いつもより明るいTAPIKOさん。
3. Tappy
他の曲に比べておだやかなメロディーということもあり、一呼吸おけるような
位置付けになるかと思います。この曲があることによって、息が詰まりそうな
緊迫感が解消されるようです。
MC 「愛する人のぬくもり、やさしさを求めて探し続けている、そんな歌です。」
4. 何処(新曲)
低めでまったりとした曲調でした。さりげなく転調しますが、聴いている方は
ちょっとドキドキしていたりして(^_^;)。
5. 欠片
身体を削って会場に放たれた“欠片”としての音が、キラキラ、パラパラ降って
くるようでした。
6. パラレル
4人の息も合っていて、きれいにタメも決まっていました。
MC 「もう最後の曲です。いつも最後に「道しるべ」を唄っているのですが、私達の
支えになっている曲です。でも、本当の支えになっているのは、来てくれている
皆なのかもしれないと感じています。」
7. 道しるべ
この曲を最後に持ってくるのは構成として良いと思います。
can/gooの曲は、タイトルからもある程度想定できるように、葛藤とか不安、焦り
といった世界を唄っているところがあると思っていて、「道しるべ」では将来に
一筋の光明を見出した安心感があると思います。「いろいろあったけれど、自分で
出した結論だから」というストーリー性を基調にしていくと、前半の狂気と最後の
安堵が相乗的に効いてくるでしょうね。今回のライブでも比重の大きい狂気部分を
極端にすると、お客さんが退いてしまいそうですが…。
○the Indigo
Key,Drのサポート。
1. ココロニ
軽いサウンドになっていて、ちょっと物足りない感じ。
2. きれいな時間
MC 最近レコーディングをしている。年明けにはミニアルバムを発売する予定。
3. BEAUTY
“1年分の感謝を込めてバージョン”とのことでした。ギターのアップストロークや
ハモンドオルガンの音が気持ち良いです。
4. ラベンダーの傘
MC メンバー紹介。
5. MELODY
6. BLUE
最近のライブのパターンに従ったような、ライブ構成の流れがわかる内容でした。
ある意味インストアライブの延長といったところもあり、安定感はあるものの
変化の少ない、定常的な構成です。「MELODY」は初披露とのことでしたから、
新しいことも行っているのですが、それすら感じさせない安定感と言えるのかも
しれません。
○ALMA
Bs,Dr,GtVo,Keyのポップス系バンド。ア・カペラからスタートし、途中の曲でも
コーラスを多用していましたが、今一つ音が合っていなかったりします。
ボーカルのキーは高めで、声はやや弱い感じ。メジャー系のポップスといった
わかりやすい楽曲中心でした。
今回は入日茜さんを見つけました。多分(^_^;)。それからフジモトマミさんが
来ていましたが、the Indigoのスタッフのような動きをしていました(どうやら
高木さんとつながりがあるようで)。
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かみと,2001