拝郷メイコさんが名古屋松坂屋から放送されているCBC「カトレヤミュージック」に 出演されました。10:30頃会場に着くと、ステージ前には椅子が並べられていて、 既に席取りが行われた後でした。というのも、生放送後13:00から宝塚のイベントが 予定されているためで、年配の女性を中心に多くの人が集まっていました。 ちなみに宝塚のイベントの方は立樹遥さんと白羽ゆりさん(雪組)で、サイン&撮影会 だそうです。客席にはビデオカメラを持ってきている人もいました。 ステージも宝塚のイベントの看板が出ていて、ここからCBCの公開生放送が行われる のか不安になってきます。スタッフがステージにギタースタンドを用意しているのを みて、やっと安心しました。
 メイコさんが到着したのは11:08頃でした。私を見つけると笑顔で手を振りながら 近づいてきて、「何やってんの?びっくりした」と笑っていました。宝塚の看板を 見て「ここ?」と不安になっているメイコさん。いつもだとステージ裏手が控え室に なっていますが、今回は別の場所になっていたようです。
 リハーサルは12:15頃から。以前、池袋のイベントのときは入念過ぎるくらい 時間をかけていましたが、比較的状態が良かったようで5分ほどで終了。

R1. トマトスープ
R2. ゆうぐれ

 番組の司会は中西直輝さんと渡辺美香さん。

 MC ギターを2本用意していることについて、「キーが違う歌を唄うので」と答えて
    いました。まぁ、そういうことにしておきましょう。11月にデビューして変わった
    ことを尋ねられると、「朝がつらくなった」とのこと。
 1. トマトスープ
    サビでコードが違っていたりと、ギターの演奏に不安はありましたが、伸びやかな
    声で唄っていました。ボーカルは安定しています。
 MC 熱唱振りを見て中西さんは「水を飲む理由がわかった」と話しています。
    曲作りについて尋ねられると、「身の回りで感じた何でもない普段のことを
    書いている」とのこと。「やさしいちから」の唄い出しの歌詞も実体験か
    訊かれて、「そんな幸せな時期もあったなぁ…」とのことでした。
    曲作りでは普段からノートやテープレコーダーを持ち歩いていて、風呂の中でも
    油断できないと笑っていました。
(2. やさしいちから)
    カラオケかと思ったら、CDをそのまま流していました。「恋の歌だけど、
    恋人に限らず、大事な人を考えながら聴いて欲しい」とのことでした。
ここでCMをはさみます。
 MC アルバムについては順調にできたとのこと。タイトルの『ミチカケ』は、
    メイコさんがつけている「ミチカケ日記」という名前から取ったのだとか。
    いろいろ日記に名前をつけているようです。「聴いてもらって、聴いた人の
    中で成長していく曲」がアルバムに入っているとのことです。歌詞に実体験が
    多いことについては「恥ずかしいことはしていないので、恥ずかしくない」と
    キッパリ。ジャケットは絵本式になっているということも話題になっていました。
 3. ゆうぐれ
    アルペジオがやや崩れ気味になったり、だんだんテンポが落ちていったりして
    ちょっと不安ではあるものの、こちらもボーカルは鮮やかな内容でした。

 演奏が終わるとすぐに番組終了。後ろを振り返ると宝塚のイベントを待っている 人がたくさん集まっていました。普段のカトレヤだと、年齢層の高い男性中心の 客席になりますが、ちょっと変わった雰囲気だったのは逆にメイコさんにとって 良かったのかもしれません。「かっこいい女性」と紹介された言葉に反応する 宝塚ファンがいたかどうかは定かではありませんが。
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copyright かみと,2002