仕事を早めに終わらせて、"THE ROCK SHOW 529〜AUTHENTIC VOICE〜"という イベントを見に、仙台CLUB JUNK BOXへ行ってきました。私にとっては、かなり 豪華な組み合わせのライブです。
 会場に着いたのは18:10頃。既に開場していましたが、椅子が80席ほど用意されて いて、前の方の1/3くらいが埋まっている状態でした。開演時にはその椅子もほとんど 埋まり、立ち見が30人くらいになっていました。

○高岡奈央
  最近の構成であるGt,Bs,Percがサポート。01/02/05から数えて25回目(NAO含む)。
 1. ちょちょら
 MC 「今晩は、高岡奈央です。"THE ROCK SHOW"、面白いイベントにようこそ。
    ゆっくり聴いていってください。」
 2. 100円ショップ
    結構歌詞が多い曲だと思うのですが、よく憶えられるなぁと感心しつつ聴いて
    いました。
 MC 「仙台は初めてではないけれど、はじめましての人のためにも無料配布CDを
    持ってきました。」
 3. デメキンの唄
 4. 補助輪
 MC 「今日は緊張しちゃった。無料配布CD、仙台で初めて配布したのですが、
    たくさん余ると恥ずかしいので、ぜひもらって帰ってください。」
 5. らくちん
  今回の出演者の中では一番数多く仙台CLUB JUNK BOXに出ていると思われる
  高岡奈央さんですが、確かに前半は緊張が伝わってくるようでした。それでも
  中盤から、MCをはさむ毎に少しずつ安定感が増してきたように思います。後半に
  なるにつれて声も良く出ていました。最後の「らくちん」は声質や唄い方が
  渡辺美里さんっぽい感じがありました。全体を通して「補助輪」「らくちん」が
  一番力を出せていて良かったのではないかと思います。
  無料配布されたCDに収録されている曲は
   1. 補助輪
   2. 100円ショップ
   3. ちょちょら
   4. デメキンの唄
   5. 米の力
  の5曲。ステッカー付きです。物販コーナーでは高岡奈央さんのスペースと他3組を
  合わせたスペースが同じくらいで、かなり気合入っています。無料配布CDをもらおう
  としたときに、奈央さんに「ごめんなさい。最初に謝っておきます。」と、ライブの
  内容に不満があった様子。謝ってもらうほどではなかったのですが。

○柴田淳
  Key,Gtのサポート。97/12/26から数えて13回目(Viki&JUN、JUN、じゅん含む)。
 1. なんかいいことないかな
 MC 「仙台の皆さんはじめまして、柴田淳です。仙台で初めてのライブ、楽しんで
    行ってください。」
 2. それでも来た道
 MC 「仙台放送40周年のイメージアーティストに選ばれて、『仙台放送と一緒に成長
    しましょう』と言ってくれて、仙台は第2のふるさとくらい思い入れの有る場所
    です。牛タンを食べたのですが、東京の牛タンはゴムみたいで…みんないい
    ですね。」
 3. 変身
 4. 帰り道
 MC 最後の曲であることを言うと客席から「えーっ?」の声、「もうちょっと唄が
    上手になったら、1時間2時間とやりたいと思います。」自己紹介をするのですが、
    「2月に…2月?…たしか2月にシングルを出して…」と言っていたりして。
    仙台放送の深夜や早朝に柴田淳さんの曲が流れているそうです。発散しがちな
    MCについて「久しぶりのライブで頭が真っ白…」
 5. ぼくの味方
    一部、2番で1番の歌詞を唄っていたような…。
 MC サポートメンバー紹介。そのままサポートメンバーはステージを下ります。
    キーボードの位置へ移動して、最後に唄う「月光浴」について。「聴いたこと
    ある人いますか?」(数人が手を挙げる)「間違えたら一緒に唄ってください。」
 6. 月光浴
    少し引っ掛けるような癖のついた唄い方のところがありました。
  全体的に落ち着いた雰囲気がありました。仙台放送と思いますが、柴田淳さんの
  時だけ前の方にテレビカメラが入っていたり、仙台放送で知ってライブに来た人も
  多かったようで、柴田淳さんとしては大きな後押しをもらったような気分だったの
  ではないかと思います。

○伊藤サチコ
  今回のサポートはGt,Gt。01/08/11から数えて11回目。
 1. 宿題
    なんとなく声の出が悪いような印象でした。
 MC 「どうも皆さんこんいちは、こんばんは伊藤サチコです。イェイ!今日は
    アコースティックライブ、今までにやったことの無い編成で。新しい曲も
    いっぱいやりたいと思っていますので。」
 2. うさぎ
    失恋した友達に作った曲だそうです。泣きはらした目がうさぎなんですね。
 MC 「仙台は久しぶり」Date fmで番組を持っていた話など。「仙台のライブハウスでの
    ライブは初めてで、成人のお祝いに親からもらった電子辞書で調べてみたら、
    "AUTHENTIC VOICE"は“本物の”とか“真実の”という意味で、本物の声は何かを
    考えてきました。おなかの中、心の中の声が真実の声だと思うので、自分の気持ち
    に偽りのない声が伝わればと思います。」
    "AUTHENTIC"をオースティンパワーズの"オースティン"と間違えたりしていました。
    ライブ前には太助(?)で牛タンを食べてきたとか。
 3. 心の扉
    本人のキーボード無し。演奏していないため、かなり手持ち無沙汰のようでした。
    前半では高音が出ていなくて、ファルセットで唄っていました。
 4. 後戻り
 MC 「おなかで牛タンが踊っています。」
 5. 隙間を埋めるもの
    軽快な感じの曲。唄い終わると「やったぁ」と両腕を上げていました。
 MC 「おなかで牛タンが踊り出してきた」お客さんの反応がなく「あらら?」
 6. さようなら、木
    シタールのような音にした12弦ギターが使われていました。
 MC 最後の曲と告げると「えーっ」の声。「私ももっとやりたいから、次仙台に
    来たときはまた見に来てください。」
 7. カレンダー
    この曲もキーボード無し。
  喉の調子が若干悪そうな印象で、本来の声の伸びが弱かったように感じます。
  声の伸びがない分だけ、音程がふらつき気味になってしまっていました。
  いろいろと新しい試みの感じられる内容でしたね。ギター2本のサポート、初めて
  聴く曲も多かったですし、本人が演奏しないことも珍しい。ただ、演奏しないときは
  立って唄うとか、もう一工夫必要に思います。マイクスタンドのマイクを握って、
  マイクを叩くようにリズムを取ってはダメです。

○岡北有由
  サポートはなし。かなり久しぶりに彼女のステージを見ました。髪が伸びていて
  ちょっとビックリ。00/06/09から数えて12回目(ZZ AIR WORLD含む)。
 1. “夜が輝く飛べそうな…”
    最初にギターの音がスピーカーから出ていなくて、かつてのように生音だけで
    やるのかと思ったら、単に途中の線の接続の問題だったようです。
 MC 「どうもありがとう、岡北有由です。」
 2. Nothing(?)
 MC 「空を見ているとトリップします。昔の人がつけた星座の名前とか考えて、
    作った曲。」
 3. 降るよ
    初披露とのこと。前奏など混沌としたイメージがある曲でした。
 MC 「改めまして、岡北有由です。仙台は何度か来たことがあって、学祭とか、
    “ロックロックこんにちは”(イベント名)とか」「牛タンが食べられなくて」
    とも話していました。11月にシングルを出してから、ずっとレコーディングばかり
    やっていて、今回はアルバムにも入っていない曲を唄っているとのこと。
    「新しいのができると、すぐにやりたくなるので。」ギターのチューニングが
    なかなか気に入らず、「久しぶりにステージでチューニングすると、なんか嫌な
    感じ…」
 4. わたし
 5. “泳いで息がきれても…”
 6. “色をつけてゆけ…”
     ザクザクとした演奏の仕方をする曲。
 MC 「11月のシングル曲を。」レコーディングは終わりかけているそうです。8月に
    シングルが発売されるとか。
 7. 空が泣いてる
  久しぶりの岡北節とでも言いましょうか、好き嫌いは別にしても、またしても今回も
  メロディーへの声の当て方がうまいと思いながら聴いていました。唄に迫力もあり、
  ふてぶてしさと取れそうなほどのある種の貫禄が感じられるステージでした。



 あまりにも皆が牛タンの話ばかりするので、牛タンを食べてきました(^_^;)。
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copyright かみと,2002