上弦の月@渋谷nestから三軒茶屋グレープフルーツムーンへ(“月”つながり?)。
拝郷メイコさんのデビュー後初となるワンマンライブ“お月見会〜三日月夜〜”が
行われました。中へ入ったところ、通路のところに拝郷さんがいて、私を見てなにやら
ニヤッとしていました。すぐに拝郷さんは楽屋へ入ってしまいましたが。
開場後しばらく経っていたこともあり、席はほとんど埋まっていました。わずかに
空いていた席に座り、開演を待ちます。
アンケートとは別に、拝郷さんへの質問を記入する紙と“お月見会”のスタンプ
カードが入っていました。
20:10頃開演。ウサギのかぶりもののスタッフ(?)がレコードをかける演出により
拝郷さん登場のBGMが流れます。初めは中に入っているのが拝郷さんかと思ってしまい
ましたが、そうではありませんでした。ウサギのかぶりものといえば伊藤サチコさん
ですが、もし中身が伊藤サチコさんだったら相当笑えたかと思います。
サポートはPerc,Gt,Bs,Keyです。メンバーに続いて、拝郷さんがお客さんの間を
ぬうようにして現れ、通路の側にいた私に一言声をかけ、途中でウサギと抱き合って
ステージへ向かいます。
1. 月夜
2. 木綿
ファルセットはやや弱めでした。
MC 「ありがとうございます。今日はようこそお月見会へ。拝郷メイコです。いっぱい
唄いとめどなく喋りますので、途中で抜けるのもありかな、と思いますが、
最後まで楽しんでいってください。」ここで拝郷さんを初めて見る人がいるか
お客さんに尋ねます。一人いたこともあり、その人のために(?)自己紹介。
3. 桜の頃に
4. 虫歯
5. よるのなか
MC 「まずは唄を聴いて欲しい。」「パンフレット見ました?レイアウトから
がんばって作ったので、出たところにポイとかは勘弁して下さい。」
ここでお客さんにリクエストを募ります。「サーカス」が挙がりますが、
似ている曲を唄うことになりました。弾き語りなので、サポートのメンバーは
「黙っていて」とばかり、×印のついたマスクをしています。
6. ホーム
MC 「2ndシングルのカップリング曲でした。知らない方は買っていってください。」
7. ななしのおさる
サポートはPf,Bsとなります。拝郷さんの中では大ブレイク中だそうです。
MC 告知。指で3を示そうとしますが、ちょっとぎこちなく「3ができない」と
言っていました。MXTV「Beat Box」はこの日が最終回、7月からは別番組が
スタートするそうです。
メンバー紹介。中村順一さん(Perc)、山田裕之さん(Perc)、あっきんさん(Gt)、
藤井理央さん(Key)。「ひとつだけやりたいことがあって、カバーをすること」
8. Grapefruit Moon(トム・ウェイツ)
拝郷さんがカバー曲を唄うのは珍しい。少しぎこちなさがありました。
MC 「オリジナルも聴いてみてください」「曲の話をしようかな…やっぱりやめた」
9. やさしいちから
MC 「(お客さんからの質問に答えるコーナーが)まだかまだかと思っている人が
いるでしょうが。」
10. あめふり
MC 「拝郷メイコと聖奈さんのふれあいのコーナーやりたかったんですよ。」質問は
・“Beat Box”に登場したたまちゃん(犬のぬいぐるみ)はどうしたの?
出演は2回のみで、今は家にいる。
・サッカーワールドカップ、ドイツと韓国どちらが勝つと思う?
・自分の好きなところ、嫌いなところは?
好きなところは首、嫌いなところはだらしないところ。
・Gtはまだお母さんのもの?Yes
・自分の曲で好きな曲は?「トマトスープ」「メロディー」
11. ゆうぐれ
12. チャイム
足踏みのオルガンのようなイントロで、迫力のある唄でした。
13. メロディー
MC 「今日は本当にありがとうございました。うれしいデビュー後初ワンマン、どんな
ことになるか心配していましたが、こんなに来てくれて嬉しいです。
14. トマトスープ
本編はここまで。アンコールになります。
MC 「今日、この日のためにもう1曲練習してきました。長い間ありがとうござい
ました。次回もお会いできることを楽しみにしています。これを聴いて口ずさんで
安全に帰ってください。」
E1. 家路
「震えていたんだ」の歌詞が出てこなくて中断。改めてやり直します。
約2時間のライブでした。当然ながら今までのライブの中でも長く、たくさんの曲を
唄っていました。カバー後の「やさしいちから」あたりから調子がのってきて、
聴いていて圧巻でした。「あめふり」など、この日の天気が雨模様だったこともあり、
帰り道でずっと頭の中で鳴っていました。「ゆうぐれ」も情景が浮かぶ唄で、
なめらかなクレッシェンドは、何度聴いても見事です。「メロディー」は
「トマトスープ」を通じて知り合った人達への思いがこもっているだけあって、
かなり力がこもっています。この曲で終わっても良かったのではないかと思うくらい。
拝郷メイコさんをたっぷり堪能できるライブでした。十分過ぎるくらいの内容で、
次回はどうするのだろうと心配してしまうくらい、充実していました。
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かみと,2002