Vikiさんのライブが四谷天窓で行われました。
○鈴木美海
1. 時間よとまれ
2. ガールフレンド
3. 生きるかたち
4. 君にアリガトウ
5. My Song
今回のライブで良かったと思うのは「ガールフレンド」でした。サビでの唄い方が
しっかりしていて、声がよく出ていました。ややキーが低めのボーカルなので、
ゆったりした曲の方が合う気がします。今月、Fm yokohama金曜日深夜26:00-27:00の
番組の中で、20分ほどのコーナーを持っているそうですが、話すのは得意でないので
なかなか大変だとか。
○ひめのり
1. 桜の季節
2. 恋の行方
3. I'm here
4. ハイエナ
5. 星を待つ
しっかり音をとれていないところが多かったです。故意に外すケースも考えられ
ますが、決め所を外されると…。マイナーでまったりとした曲ならば、少し外れて
いても、アンニュイな雰囲気を活かせると思います。楽曲は良いものが比較的
多かった気がします。酸素ガスを吸いながらのライブでした。
○Viki
1. プロローグ
2. 幻の糧
前半、少し慌てているような唄い方になっていました。
MC 天窓のライブは半年ぶり。いろいろなライブに行ったり友達のライブを手伝ったり
していた。
3. Motion
声の伸びは見事です。
4. 静寂の森
2コーラス目から声が安定していて、良くなりました。
MC 7/5にCDが発売された。四谷フォーバレーや四谷天窓のオムニバスに収録された
ときも嬉しかった。
5. ちがうよ
大サビでのピアノアレンジが華やかになっていて、曲の広がりがありました。
MC 「踊れる曲とかなくてすみません」リハーサルでは狭いと感じる会場も、本番が
始まると大きく感じる。オフィシャルサイトができたという話など。
6. 雨に泣いた夜
あまりライブでやっていない曲。Vikiさんらしいメロディーの曲です。
比較的無難にこなしたライブという気がしました。久しぶりのライブですが、
定番曲が中心だったからかもしれません。声もしっかり出ていて、安定感は
あります。ビブラートが少し細かすぎるかな?というところがあり、
ノンビブラートからビブラートをかけるところなど、もっとゆったりとして欲しい
気がしました。
http://www.anystyle.jp/musicdigging/
客席には大木智世さんが来ていました。
○成底ゆう子
1. na・tu・ha・da
2. 夏の終わり
CDのタイトル曲でもあり、安定感があります。
MC 今まで1年くらいライブをやっていて、カバーはしたくないと思っていた。けれど
既成曲を唄うことはこれほど難しいとは思わなかった。
3. 涙そうそう(BEGIN)
MC 自己紹介。夏になると出身地である石垣島に帰りたくなる。民謡・童謡・JAZZ
などを聴いてきたが、帰る場所というような歌を作っている。
4. 星が降る島
MC 石垣島のイベントに出たいという夢が明後日現実になる。ゆうせんで自分の曲を
リクエストしようとしたら、偶然流れてきて感激した。
5. さよなら
声の張りや伸びなど、見事なものでした。さすがに流れている血が騒ぐのか、
島唄系の楽曲はよく合っていますね。唄い方が実年齢よりもずっと高く感じる
ものの、逆にいえば長く唄いつづけられる人だと思います。同世代というより、
広い世代にウケるボーカリストですね。
○赤松志津子
1. アナタガナイテイル
2. 紫陽花
3. 電話
4. ドライフラワー
5. 恋の呪文
6. 赤い靴
7. Blue Letter
前半の曲はインパクトが弱く、飽きてしまいがち。唄い方が単調なのも、その原因
かと思います。後半の「ドライフラワー」「赤い靴」など聴き憶えがある曲が印象
に残りました。曲数を減らしてもっとコンパクトにまとめる方が良いように思い
ます。
客席にはザ・バッチリーズメンバーでもある、くにたけみゆきさん、大坪展子さん
(ミラコロ)が来ていました。
ライブ終了後にVikiさんのCDを買おうとしたら、既に販売終了していました。
売り切れたわけではなく、ライブ全体が終了する前に送り返してしまったらしいです。
売る気があるアーティストのスタッフなら、CDを持って帰ったスタッフを呼び戻したり
してくれることもあるのですが、こちらは通信販売扱いで対応とのことでした。
ライブ中に客層がほとんど変わったのなら納得もできますが、買いたかった人は他にも
いたようなので、かなりもったいないことをしていると思います。次回ライブは秋を
予定しているということで、それまでどうやって宣伝するつもりなんでしょうね。
#この日天窓で働いていたのってAinaさんですよね。
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かみと,2002