伊藤サチコさん、ソラリズムが赤坂グラフィティに出演しました。
○いちかわののこ(?)
アーティスト名はよくわかりません。Gtのサポートが入っていました。ハイトーン
まできれいに声は出ていましたが、楽曲は私の趣味ではありませんでした。淡々と
4曲唄い、ほとんどそのまま終了してしまいました。
○VELVET PAW
HIROKOさん(Top)、YOKOさん(2nd)、GENさん(3rd)、ISSEYさん(4th, Voice Percussion)
MAKOTOさん(Bass)の女性2人、男性3人によるア・カペラボーカルグループ。岡山から
来たのだそうです。クラシック的なソプラノだったり、ハスキーなロック調だったり、
いろいろと引き出しは多い感じのする5人です。最近流行りのポップスから派生した
ア・カペラというより、クラシック系からポップス・ロック系に入ってきたタイプ。
ハーモニーとしてはまだ少し雑なところがあり、ちょっと無理やりなところがあり
ました。
http://velvet.vis.ne.jp
○伊藤サチコ
今回はサポート無し。
1. 宿題
MC 「はじめまして、伊藤サチコです。シンガーソングライターの伊藤サチコです。
素敵なライブハウスで、落ちついた雰囲気ですが、元気ですか?久しぶりの
ライブ、久しぶりといってもちょっとぶりですが。」
「ラジオ番組に、(将来)何をやったらよいかわからないという手紙をもらいます
が、毎日ご飯を食べることは、明日何をするかを探すため。そういう気持ちで
夏をエンジョイしてもらいたいです。」
2. 心の扉
MC 「スタッフの前でもほとんど唄ったことがない、幻の新曲をやりたいと思います。」
3. コップが割れた日
3連の曲。なんとなく一人の淋しさを感じさせる歌詞でした。
MC 「思い出はきれいなものだけじゃない。」「空を見るのが好きで、空を見ながら、
広島の原爆資料館で書いた曲。」
4. 僕の場所
MC 告知。8/11のイベントは「自分たちのやってきたことを誇りに思えるようなライブ
にしたい」とのこと。セッションやプレゼントもある(?)のだとか。
5. カレンダー
今回の伊藤サチコさんの声は安定していて、きめが細かく、密度の濃い声で唄って
いました。演奏は少し危ないところもありましたが、それにも勝る声の良さでした。
それはまるで絹の手触りのようななめらかさ。落ち着いた内容で、彼女の良さが
うまく出ていたライブだったと思います。
○ソラリズム
WBsのサポート。
1. ザ・ビューティフル・ワンズ
大抵ライブの後半で唄うこの曲からスタート。
2. 手をつなごう
3. 満月が嘘を照らす
4. パッヘルベルのカノン(Instrumental)
5. 微笑みを咲かせて
6. PRAY
7. カンヴァセーション・ピース
前半はやや息のあっていないところが感じられました。音数が少ないだけに、個々の
微妙なずれが気になってしまいます。珍しく歌詞落ちもあったりして、どことなく
不完全燃焼で経過しますが、後半になってだんだん安定してきました。
アンコールとなり、「時間がうごくように」を唄うかと思ったら、VELVET PAWと
伊藤サチコさんを呼び込んで、セッションとなりました。今回のイベントを企画した
イベンターの意向らしいです。
E1. あの素晴らしい愛をもう一度
伊藤サチコさんがセンターにいるのですが、ほとんどサビの部分くらいしか唄って
いなくて、あとはおどけたような表情で立っていました。
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かみと,2002