高田馬場CLUB PHASEで"chocolate mix"を見てきました。小雨の中、会場前には
たくさんの人が集まっていました。全て女性ボーカルのこのイベント、やはり男性客が
多いです。
○iyiyim
サポートはPerc。
1. Strawberry Tears
後半になってviviさんが間違えてしまい、打ち込みのリズムが入っていたことも
あって復旧できなくなり、最初からやり直します。お客さんが多くてビックリ
したとのこと。滑らかなメロディーの曲。
2. ねぇ…
MC 京都、福岡、七夕祭りなどイベントに出てきたけれど、京都と福岡は雨になり、
雨女と言われつつあるとのこと。
「こんなに多くの男の視線を集めるのは初めて。」かなり緊張した様子。
3月にアルバムを出してから、東京でのライブをしていなくて、久しぶりの東京での
ライブとのこと。楽しいこともたくさんあったけれど、悲しいこともあって、
アルバムのジャケットに写っている文鳥が死んでしまった話など。
3. あと5分で
MC ライブ告知など。
4. Angel〜あなたに会えたから〜
唄いだしの高音域の声の伸びが綺麗でした。
MC 手作りのiyiyimTシャツについて。
5. It's Pride
以前は鋭い印象の強かった(私の思い込みかもしれません)iyiyimですが、今回聴いて
かなりイメージが変わりました。どことなくraccoonの系統と似ているところが
あったり、Jungle Smileの後期(と言ってしまって良いのか?)を思わせる楽曲が
あったりして、全体的な雰囲気は好みの範疇に入るかな、といったところ。
ユニットとしてはもっと良くなるだろうと思わせてくれます。
http://www.iyiyim.com
○京田未歩
Key,Bs,Dr,Gtのサポート。
1. ゆううつな熱帯魚
2. UFOマニア
3. Like a lost
サビが印象的な曲です。
MC 3日後に半年振りのシングルを発売。
4. Dear Mr. 毎日
前半は低音中心のメロディーで、言葉ははっきりしないところがあります。
MC ライブ前に食事をしていたときの話。トイレに行ったら、出てきた女性に(男性と
間違われて?)悲鳴をあげられた。その女性の足にトイレットペーパーが付いて
いた。…よくわからない(^_^;)。
5. Stand by me
高校生の頃に作った曲らしいです。後半のサビなど、かっこよい雰囲気。
MC
6. 夏の終りの夢
ややふらついたような唄い方をしていました。狙いなのかもしれません。
全体的にハラダモトコさんの楽曲のようなものが多かった気がします。必ずしも
聴きやすいということはないかと思いますが、好きな人はかなりはまるタイプ
でしょう。MCでの話し声は伊藤サチコさんみたい。
○mamy drop
Key,Gt,Vo(女),Vo(女),Dr,Bs,Gtのポップス。
1. “私の中に棲む悪魔…”
MC 2回目のライブとのこと。この日の1日についていろいろ話していましたが、
散文的で取り留めのない内容でした。
2. ひぐらし
3. “私として私らしく生きてゆくこと…”
MC この日はマキシシングル予約開始日だそうです。そういう話をした後に、
マキシシングル発売決定!と言っていました。タイトルは「ブランシェ」で、
過去を全て真っ白にして…という意味が込められているとか。
4. 春風の息吹
MC 「今度(のライブ)はいいところでゆっくりできるように。」“いいところ”が
誤解を招かないように慌てて「PHASEさんで」と訂正したりして。
5. Do not cry
ボーカルの一人はFavorite Blueの松崎麻矢さん。もう一人はamy(えいみー)さん。
二人の声がぶつかるような印象で、必ずしも合っているようには感じませんでした。
もう少しメインとサブの時のバランス感覚が必要かもしれません。それぞれの声
では、まぁ許容範囲の音程なのですが、二人の声で聴くと音程のズレが気になります。
ポップな雰囲気は良かったですね。「春の息吹」という曲での声の質感が良かったと
思います。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~mamydrop/am/
○我那覇美奈
Keyのサポート。
1. 君に届くまで...
2. ふたつのあした
MC キーボードのモツさんと将来の夢の話題で盛り上がっている。地元奄美大島に
スタジオを作り、都会に疲れたミュージシャンたちと音楽をやって暮らして
いけたら…という夢があるそうで、モツさんは沖縄でそういう計画を考えて
いるのだとか。
3. 泳ぐ雪
4. ひとつだけ
MC 「(今年は)これで最後ですから…」と高校野球の話。
5. 終わらない夏
この夏のイベントなどでもずっと思っていたのですが、かなり喉に負担がかかって
いるような気がします。デビュー当時に比べると、かなり声が枯れてきているのでは
ないかと思います。高音域も出ていなくてファルセットになっていました。歳と
ともに音域が下がってくるのはよくあることなので、古い曲を当時のキーで唄うのが
難しくなってきているのかもしれません。この日のライブでは最新シングルである
「終わらない夏」が一番しっくりきていました。
○いしのだなつよ
Key,Dr,Bs,Gtのサポート。バンドバージョンでのいしのださんのライブを見るのは
初めてだと思います。DrはGOMES THE HITMANの高橋結子さん(高田志麻さんのサポート
もされていたかと思います)。
1. “私を突き放さないで…”
MC
2. “ハレー彗星…”
3. “いろんな人と出会い…”
MC
4. スキップ
5. “夜の街を行こうよ…”
6. “いつの日か会える…”
MC チューニングに時間がかかるためか「次回のライブ(9/20)までに絶対音感を身に
つけておきます」とのこと。京田未歩さんの最後の曲で半ベソかいた。
7. 夢の話
アンコールになります。
MC 「会社の同僚が自殺した」という内容がファンレターに書いてあった。疲れた
ときは甘いものが必要。仕事は手を抜くくらいが良い。「なつは抜いてないけど。」
E1. クッキー
本人のみの弾き語り。
バンドとしてのまとまりがあり、声も自然でありながら安定した力があり、良い
内容でした。私の中でのいしのださんの株は結構上がったかも。弾き語りだと
多少くどくなってしまうところがあるのかもしれませんが、バンドだとすっきりと
していて、音の変化をつけられる分だけ飽きにくいように思います。次回のライブも
バンドでのライブらしいですが、それ以降バンドバージョンはしばらくなさそう。
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かみと,2002